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よくペアで言われることが多いDHAとEPA。

どちらもオメガ3系脂肪酸になります。
ここでは簡単にそれぞれの概要と違いを説明したいと思います。

 

DHAとは

 

DHAの正式名称は「ドコサヘキサエン酸」。

学生時代、EPAとともに授業で習った際、なんて覚えずらい妙な名前なんだろうと思った記憶があります。

 

1980年代にイギリスで「日本人の頭が良いのはDHAが豊富な魚をたくさんとっているから」という理論と研究がすすみ、それからDHAが注目されるようになりました。

 

DHAは主に、脳細胞の健康維持や視力維持に有効とされています。

 

EPAとは

 

EPAの正式名称は「エイコサペンタエン酸」。

日本食品標準成分表では「IPA(イコサペンタエン酸)」となっており、国際的にはこちらの方が多く使われいるかもしれません。

 

EPAも魚に多く含まれる成分で、主に血液や血管の健康を維持するのに有効とされています。

 

DHAとEPAの違いは

 

ひとくくりにされてしまいがちなDHAとEPAですが、実際に体内で働く場合にはその作用やルートに違いがあります。

 

どちらも血行に影響しますが、よりサラサラ対策をしたいのならEPAの方がいいと言われています。

 

DHAは脳や網膜への関門を突破できる貴重な成分であるため(EPAは突破できない)、このため脳や目の大切な栄養源となります。

 

どちらも摂取する方がいっそう望ましいですが、あえて言えばEPAは体内に入るとDHAにも変換されます。

 

このためDHAが足りなくなることはあまりなく、どちらかといえば体内で不足しがちなのはEPAの方です。

 

ただしこれからどんどん脳細胞も成長していくお子さんや、赤ちゃんに栄養を与える妊婦さんはEPAとともにDHAも積極的に摂った方がいいとされています。

 

大人はEPAをより意識して摂っておけば、DHAが足りなくなることも防ぐというわけです。

 

どちらも魚に多く含まれる成分ですが酸化に弱く、火を通して調理加工すると成分が流出してしまうため、できるだけ生の状態で食べるのが望ましいと言われています。

 

複数の魚の切り身

 

多くの魚にEPAが含まれていますが、特に多いのは、あゆ・あんこうきも・いわし・きちじ・鮭・さば・さんま・にしん・ほっけ・からすみ・まぐろ・うなぎです。

(参考:日本食品標準成分表)

 

DHAとEPAは体内でダイレクトに働く

 

同じオメガ3系脂肪酸として、植物に多く含まれている「α-リノレン酸」がありますが、こちらは体内でDHAやEPAに変換されてから作用します。

 

ただ摂取したα-リノレン酸が100%変換されるわけではないため、DHA・EPAをそのままダイレクトに摂取した方が効率が良いともいえます。

 

ですが毎日魚を食べるのが難しい人は、α-リノレン酸を多く含むえごま油や亜麻仁油を上手に活用するのも賢い方法です。

 

またさらに効率よく摂取できる方法として、サプリメントで摂取する人も多くなっています。

 

ただしサプリメントで摂取する際には量を守って取り過ぎないようにしましょう。

過剰に取り過ぎると出血が止まりにくくなるなどの副作用が出る可能性もあります。