えごま

えごま油とは、シソ科の一種のえごまという植物の種子から取ったオメガ3系のオイルです。
「しそ油」となっているものもありますが同じものになります。

 

日本でも縄文時代から栽培されていた痕跡があり、非常に古くからえごまを食用としていました。

 

黄色っぽい色をしていてα-リノレン酸を多く含んでいるのが特徴です。
なお「えごま」と「ごま」は全く違うのでご注意ください。

 

えごま油の成分

 

日本食品標準成分表でえごま油の成分を見てみると、α-リノレン酸の含有量は次のようになっています。

 

α-リノレン酸・・・58000mg(58g)

(可食部100g当たり)

 

この通りオメガ3であるα-リノレン酸をたくさん含んでいることが分かります。
亜麻仁油のα-リノレン酸が57gですから、ほとんど一緒ですね。

 

その他、リノール酸が12000mg(12g)、オレイン酸が16000mg(16g)となっています。

 

脂肪酸以外の成分でいえば、ビタミンEが約60~70mg、そしてロズマリン酸ルテオリンというファイトケミカルも含まれています。

 

ロズマリン酸はシソ科の植物に多く含まれる成分で、アレルギー対策に有効ではないかと言われています。

 

またルテオリンもアレルギーの緩和、そして脳の炎症対策になると言われています。

 

※ファイトケミカル(ポリフェノール)は搾油法や精製によって含まれないか量がかなり少なくなっている可能性があります。

もしファイトケミカル(ポリフェノール)を目的にオイルを購入したい場合はよく調べた方が良さそうです。

 

えごま油のおススメポイントと亜麻仁油との違い

 

えごま油のおススメポイントとしては、もちろんα-リノレン酸を多く含んでいるということが挙げられます。
亜麻仁油とほとんど同じですが、少しだけえごま油の方が含有量が多いです。

 

血液がサラサラになりたい

脳細胞の健康を維持したい

アレルギーやガンといった病気の対策したい

そんな人におすすめなのがオメガ3系脂肪酸、その一つがα-リノレン酸です。

えごま油

 

オメガ3系オイルを摂取したい人には、効率よく摂れるオイルとしておススメです。

 

加熱には向かないので、ドレッシングなどそのまま生の状態でいただきます。
私はヨーグルトやグラノーラにかけて食べるのがお気に入りです。

 

α-リノレン酸をとるということで言えば、亜麻仁油でもえごま油でもあまり変わりがありません。

 

しいて言えば、アレルギーの方にはえごま油はよりおすすめできると思います。

 

もともとα-リノレン酸自体がアレルギーの人にとって良いオイルであるのですが、えごま油に含まれるロズマリン酸やルテオリンというファイトケミカル(ポリフェノール)もアレルギー対策に有効とされているからです。

 

また、ルテオリンという成分は抗炎症作用があるのですが、脳の炎症を防ぎ認知症対策になるのではと言われています。

 

どちらを選ぶかは、味の好み、もしくはファイトケミカルなどその他の要素も参考にするといいかもしれません。

 

ただしどちらのオイルもメインはα-リノレン酸。

そういう意味では似たようなメリットを持っていますから、絶対どちらかじゃなくてはならないといったものではないと思います。

 

参考文献:読むオイル辞典 YUKIE

 

参考記事
亜麻仁油(フラックスシードオイル)について