油とボトル

先日のニップンさんのアマニ油が実は精製していたという事実を知って感じたのは、やっぱり油を選ぶことって難しいなあということです。

 

ニップンさんの件についてはこちらを参照

 

ニップンさんのホームページには書いてあるんです。

「精製しています」って。

質問コーナーに。

 

でも私が購入したニップンのアマニ油のボトルには「低温圧搾(コールドプレス)」ってわざわざ表記があるんですね。

 

コールドプレスの表記

 

これって間違っているわけではなくて実際にコールドプレスなんです。

亜麻仁の栽培地であるカナダでコールドプレスで搾油しているんです。

 

でもその後、日本に持ってきてから精製しているんですね。

色素や臭いなんかを除去するために色々な精製工程を経て商品となるそうなのです。

 

でもボトルを見た限りではそこまで分からないと思います。

 

亜麻仁油ソムリエ(そんなのいるのか??)だったら味や色や沈殿物で分かるのかもしれませんが、詳しくない人には分からないと思うのです。

 

私のようにあまり慣れていない一般人が「あ、コールドプレス!」ということで嬉々として買うと思うのです。

 

そのくらい「コールドプレス」って言葉の響きには何か特別なものがあるように思います。

 

油を搾る方法と精製とは、冷静に考えれば全くの別物ですが、うっかりさせるほどの魔力を持った言葉だと思うのです。

 

今回のコールドプレスが意味することは「ヘキサンによる搾油はしていない」という表記です。

ええ、ウソは全く言っていません。

 

しかし精製しているということですから結局熱が加えられているということです。

熱が発生していますからトランス脂肪酸も出てくるでしょう。

 

これについてホームページでいくら明記していても、全ての買った人がそこまで調べるとは思えません。

 

正直なところ、今回の商品に関して、私は精製しているとは思っていませんでした。

そのクセのない味に「食べやすいなあ」とのんきに喜んだ人間です。

 

で、何が言いたいかというと、別にニップンさんを非難しているわけではなく、やっぱり油を厳選して買うためには、消費者側がしっかりした勉強をして知識を蓄えないといけないのだなあ・・・と実感したということです。

 

私が購入したニップンさんの亜麻仁油はボトルにも工夫がなされており、酸化しにくい二重構造となっています。

 

二重構造の説明

 

また、化粧箱がついていないものを購入したので、消費者を考えて低価格を実現しているのだと思います。

 

こういう企業努力のようなものを垣間見れていたので、なんだかちょっとアレな気持ちが噴出してしまったというだけです。

 

とても食べやすくお気に入りだった商品なだけにちょっとがっかりしたのが正直なところです。

 

油に関してはどんな栄養が含まれているか、ちゃんと成分が残っているかもさることながら、トランス脂肪酸やヘキサンなど多方面で考えないといけないことがあるため、なかなかどうして難しいです。

 

別にね、そこまでキッチリした生活を送っているわけではないのですよ。

このブログを少しでも読んでいただければわかる通り、加工食品も買っているし、リノール酸もやめれていないし、何もそこまで細かいこと言わなくてもって思う時もあるのです。

 

でも、自分が「こうだ!」と思ってこだわっていたことが違っていたので、少し感情的になっているということですね。

 

ただそれだけだと思います。

つまり一人で勘違いして一人で動揺しているという・・・。

これを八つ当たりというのでしょう。

 

そしてもう一つは価格のこと。

例外もありますが、やっぱり本当に良いものは低価格で購入するのは難しいですね。

 

裕福なご家庭ならば、高くてもしっかりした品質のものを(油だけではなく)継続して購入することができるでしょう。

 

でもごく一般的な家庭では、単発で高いものを購入できても継続するとなると難しくなってしまうものです。

 

ただし本当に良いもので本当に必要ならば案外経費を捻出できたりするものです。

 

でも今ある何かを削らないといけない。

人間って今まで得ていたものをなくすのって結構勇気が要ります。

 

だったらしっかり知識を得て、確実なものを買わないとものすごく損をしてしまうことになると思うのです。

 

ということで気を取り直してこれからも油について勉強していこう!

・・・と気持ちを引き締めるのでした。