ニップンのアマニ油の二重構造ボトル

亜麻仁油といえばオメガ3系のα-リノレン酸をとれる油として人気がありますが、その他にも有効な成分を期待してとっている人もいると思います。

 

しかしちょっと気になる情報を目にしたので記事にしたいと思います。

 

リグナンという成分について

 

リグナンとはファイトケミカル(ポリフェノール)の一種ですが、植物性エストロゲンとして体内で女性ホルモンと同じような働きをします。

 

このため更年期障害や骨粗しょう症など、女性ホルモンが関係するトラブル対策に有効ではないかと言われているのです。

 

リグナンが多く含む食品はいくつかありますが、この中の一つに亜麻の種子(亜麻仁)があります。

 

亜麻仁油にはリグナンは入っていない???

 

このリグナン、当然亜麻の種子(仁)を搾ってとった亜麻仁油にも入っていると思っていましたが、先日ニップンさんのホームページを閲覧していて驚愕しました。

 

注意のための小さな文字で「なおアマニ油に食物せんい、リグナンは含まれておりません。」と書いてありました。

ニップンのアマニ(アマニについて)

 

これを見ると、亜麻の種子(亜麻仁)自体には間違いなくリグナンが含まれています。

しかも食用植物の中では亜麻仁はリグナン含有量がトップクラスであるとのこと。

 

しかしその実を搾った亜麻仁油にはリグナン(ついでに食物繊維も)は含まれていないというのです。

 

これはニップンさんのものだからなのか、はたまた搾油法が関係しているのか、そもそも搾った油(アマニ油)にはリグナンは含まれないのかはっきりしません。

 

実はニップンさんの場合、現地カナダでコールドプレスしたものを日本に持ってきて精製しているのです。

「よくあるご質問」に書いてありました。

 

つまり精製過程でリグナンも除去されてしまうということなのかもしれません。

(クセがなくて食べやすかったのですが・・・)

 

ボトルに「低温圧搾(コールドプレス)」となっていたのですが精製の事実はホームページを見ないと分からないかもしれません。

 

ちなみに私はニップンのアマニがお気に入りで好んで購入していました。

理由としては、味にクセがないので非常に食べやすいということ、価格がお手頃で初心者には購入しやすかったということがあります。

 

ですが亜麻仁油とえごま油を比較した場合、亜麻仁油に含まれていると思っていたリグナンを考慮したのは間違いありません。

 

特に女性ではそういう方が多いのではないかと思われます。

 

他の製品はどうか

 

そこでとりあえず他のメーカーさんについても調べてみることにしました。

 

まずは日清オイリオさんに関してはリグナンについて説明は見つけられませんでした。

 

そして紅花さんを調べたところ「有機亜麻仁一番搾りリグナンリッチタイプ」という商品を発見。

 

紅花 有機亜麻仁一番搾りリグナンリッチタイプ 170g

 

こちらの商品は100g中に300mgの亜麻仁リグナン(SDG)が入っているとなっています。

 

リグナンリッチタイプなので少し苦いですよ、というコメントも付いています。

 

紅花さんではこの他にもいくつか亜麻仁油を販売していますが、リグナンに関して記載があるのは上記の商品のみです。(2016年現在)

 

ただ「リッチタイプなので」という表現を使っているので、他の商品はリッチではないというだけなのか(つまり少しは入っているのか)は分かりませんでした。

 

まとめ

 

上記のことから市販されている亜麻仁油には「必ず」リグナンが含まれているわけではないということが分かりました。

 

少なくてもニップンさんのものには入っていないようです。

 

私はてっきり亜麻仁油にはリグナンが入っていると思っていたので、同じように勘違いをしている方がいると思い今回記事にしてみました。

 

オリーブオイルもそうですが、精製してしまうとポリフェノールは一緒に除去されてしまうことがあります。

 

亜麻仁のリグナンに関しては精製が全ての原因なのかは分かりませんが、精製自体あまりしてほしくはないなあと思ってしまいます。

 

亜麻仁油をとる目的が「α-リノレン酸をとりたいから」というだけの方はあまり気にする必要はありません。

 

でももしリグナンを期待して亜麻仁油を購入している方がいましたら、やみくもに購入するのではなく事前にリグナンが入っているのかどうかを確認してから購入した方がいいと思います。

 

リグナンなら亜麻の実を食べた方がいいのかな・・・

北海道産焙煎亜麻の実 50g