加熱できるオメガ3系オイルとして一番有名なのが「カメリナオイル」です。

 

現在私は加熱料理にグレープシードオイルを葛藤しながらも使っているのですが、カメリナオイルも非常に気になる存在です。

 

今後グレープシードオイルを使い続けていくのか、それともカメリナオイルをはじめとする他のオイルに換えていくのかをこの機会にもう一回考えてみたいと思います。

 

そこで今回は、カメリナオイルとグレープシードオイルを比較してみることにしました。

 

カメリナオイルとグレープシードオイルを比較しよう

 

カメリナオイルとグレープシードオイルを色々な角度から比較してみたいと思います。

 

なお私はこの記事を書いている今現在(2017年2月)、カメリナオイルを使用したことがないので、基礎知識や味覚に関してアマゾンさんの商品説明やレビューを参照させていただいています。

 

原材料について

 

グレープシードオイルは「ぶどう油」とも言われる通り、ぶどうの種子から搾った油になります。

 

一方カメリナオイルというのはアブラナ科の「カメリナサティバ」という植物の種子から搾った油です。

和名では「アマナズナ種子油」と言います。

 

加熱について

 

ここでは発煙点(煙が出てくる温度)を比較してみることにします。

 

・カメリナオイル・・・240度

・グレープシードオイル・・・216度(Wikipediaより)

 

これを見るとカメリナオイルの方が発煙点が高いという点ではより加熱に向いているとも言えます。

 

しかしグレープシードオイルも216度と高いですから、通常の加熱料理には十分な気がします。

 

成分・栄養について

 

グレープシードオイルの成分・栄養についてはこちらを参照してください。

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用品になれるか?

 

カメリナオイルに関しては、α-リノレン酸が約38%、オレイン酸とイコセン酸(オメガ9)で約30~35%、リノール酸が17%程度となっております。

(文献により多少の違いがあります)

 

その他の成分としてビタミンEやβカロテンが豊富です。

 

リノール酸の削減を第一の目的に考えるとするなら、カメリナオイルの方が圧倒的にリノール酸が少ないということになります。

(グレープシードオイルのリノール酸含有率は約63%)

 

また比較的珍しい脂肪酸として、カメリナオイルには「イコセン酸」というオメガ9系脂肪酸が豊富です。

 

イコセン酸に関しては「内臓脂肪の減少、コレステロールの低下が期待されている脂肪酸」という説明がついているとおり、まだまだ研究段階のために「期待されている」という表現になっているのではと思っています。

 

味について

 

まずグレープシードオイルに関しては、ほぼ無味無臭です。

数種類のグレープシードオイルを使ったことがありますが、どれも同じ感想でした。

 

この点が私がグレープシードオイルを加熱料理に使っている第一の理由です。

 

一方カメリナオイルですが、説明に「風味豊かなナッツの香り」と表現されています。

 

実際に使っていらっしゃるユーザーさん達のレヴューをざっと拝見してみても、あまり否定的な意見はなさそうです。

 

ただし無味無臭ではなさそう。

(レヴューでもナッツやブロッコリーのようだという意見あり。そういえばブロッコリーもアブラナ科ですね。)

 

こればかりは実際に試してみないと分かりませんね。

 

私の場合、ポイントとなるのは「料理用の油として使った場合、他の素材や味付けに妙な違和感が出ないか」ということです。

 

価格について

 

どんな油もピンキリなのですが、ここでは一応エキストラバージン(オリーブオイルじゃないけどね)、コールドプレス、オーガニックという条件をそろえたもので比較してみたいと思います。

 

まず現在私が使っているチリのグレープシードオイルに関して、

 

チリ・アンデス産 グレープシードオイル 460g

↑価格は1045円

 

 

一方のカメリナオイルは、

 

カメリナオイル(コールドプレス) 270g

↑価格は1976円

 

 

これを100gで計算すると、

 

・グレープシードオイル・・・227円

・カメリナオイル・・・732円

(小数点以下四捨五入)

 

およそ3倍以上・・・。

カメリナオイルはなかなかの高級オイルですね。

 

まとめ

 

カメリナオイルを実際に使っていない段階で結論は出せないのですが、まず味を省いた要素を考えてみたいと思います。

 

まず栄養成分。

カメリナオイルの方がリノール酸が少ないという点では、カメリナオイルに軍配が上がります。

 

うちでもリノール酸はできるだけ減らしたいと思っていますから。

 

しかしカメリナオイルに多く入っている「イコセン酸」って期待されているメリットがあるものの、まだ未知の脂肪酸とも言われているようです。

 

つまりデメリットはないのか?ってこと。

思わぬ落とし穴が・・・って言ってしまえば、結局はどれも同じなんですけどね。

 

できればもう少し研究が進んでくれた方が安心できるというのが正直な気持ちです。

 

そして価格。

これはもうグレープシードオイルが圧勝です。

 

ただし我が家では毎日それほど多くの油を使って料理をしているわけではないし、常温保存でも品質が変わらないというカメリナオイルには非常に魅力を感じずにはいられません。

 

後はやっぱり味ですよね。

上記にも書きましたが、料理に使っても素材の風味を変えないかどうかがカギになるかもしれません。

 

今使っているグレープシードオイルが切れる段階で、一度カメリナオイルを買ってみて実際に使い記事にしていけたらと思います。

 

なお、今回はカメリナオイルとグレープシードオイルの、主に加熱調理用オイルとしてどちらが良いか(しかも我が家にとって)といった主旨で書いています。

 

「オメガ3系脂肪酸をとる」という目的でカメリナオイルを一番おすすめしているわけではありません。

 

参考記事

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用品になれるか?

加熱できるオメガ3オイルはあるの?