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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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亜麻仁は消化が悪い!一番良い食べ方を考える

亜麻仁の種子を初めて購入してみて、その意外な美味しさにビックリするとともに、外の殻の硬さが気になりました。

 

亜麻仁の殻(外皮)は非常に硬くて、かみ砕こうとしても歯の隙間から逃げていくものも多いと思ったからです。

 

亜麻の種子を丸ごと食べると、食物繊維やリグナンもまとめて摂取できることからもしかして亜麻仁油として食べるよりもいいのではないかと思ったのですが、肝心の消化吸収が悪いとなれば話は別です。

 

はたして亜麻仁の消化状況はいったいどの程度なのでしょうか。

 

日本アマニ協会に質問してみた

 

亜麻仁の消化吸収率がどのくらいなのかよく分からなかったので、日本アマニ協会さんに質問してみました。

日本アマニ協会

 

日本アマニ協会さんは、一般の消費者に向けてアマニの普及と正しい知識の提供を目的として設立されているそうです。

 

それでは遠慮なく・・・ということでさっそく「お問い合わせ」からメールを送ってみました。

(ご返答いただきありがとうございました。)

 

質問はもちろん「アマニの消化吸収率はどのくらい?」ってこと。

 

すると以下の内容の答えをいただきました。

 

アマニの外の皮はやはり硬いため、そのままの状態で食べるならできるだけしっかり咀嚼しないとそのまま体内を通過してしまうそうです。

 

胃袋

 

ですから、消化吸収を第一に考えるならやっぱり「粉末(パウダー)」の方が良いということでした。

 

ああ、やっぱりそうですよね・・・。

なんとなく予想はしていましたがやはりあの殻はなかなか手ごわいようです。

 

できれば消化吸収率をパーセンテージにてご回答いただきたかったですが、残念ならがそこまではお答えいただくことができませんでした。

 

一見硬いような殻でも案外消化されるタイプの食材もあるかもしれませんが、アマニに関してはそうではないってこと。

これだけはハッキリしました。

 

また、私が購入した粒タイプも粉末タイプも亜麻仁油同様やはり酸化は早いようです。

 

開封後の保管は冷蔵庫か冷凍庫がおすすめとのこと。

 

もちろんできるだけ早めに食べ切ってしまうのが良いということでした。

この辺の目安は亜麻仁油と同じでいいのではないでしょうか。

 

粒や粉末も長期保存しておくと酸化して魚臭がしてくるのかもしれません。

(ちょっとやってみようかな・・・)

 

酸化と手ごろさの葛藤・・・

 

ここからは私の主観が入ります。

 

例えばゴマの吸収率が悪いのは有名で、そのまま食べるとやはり消化されずに排出されてしまうといいます。

 

そこでスリゴマの登場となるわけですが、スリゴマはイリゴマ(粒のまま)と比べると酸化しやすいため、一番良いのはイリゴマで買ってきて家でするのがベストだと聞いたことがあります。

 

実際私も家でゴマダレやゴマドレを作る時はイリゴマを買ってきてすり鉢ですっていました。

 

つまりこれってアマニも同じことなのでは?

 

アマニは本来は酸化しやすい食物。

でも皮が硬いということは、ある意味内部の栄養素がある程度空気に触れずに守られている状態ではないかと思うのです。

 

ですから粉と粒を比較すれば、粒の方が酸化から守られているのでは・・・。

この辺はあくまでも私の推測ですが。

 

もしそうだとすると、一番良いのはアマニの粒を買ってきて食べる度によくすり潰すってことなのでは・・・。

 

すり鉢

 

私が嫌いで苦手な作業ですね・・・。

 

まとめ

 

亜麻仁の摂り方で一番効率の良い方法を考えてみましたが、結局「絶対コレ!」っていう結論は出せませんでした。

 

ただオイルとして食べるなら「一番搾り、コールドプレス、未精製のもの」を選ばないと栄養が減ってかつ余計な副産物が含まれる可能性があります。

 

また亜麻仁の粒を食べるなら、食べる分だけよくすり潰すか、粒が口内で逃げ回るのをひたすら追いかけてよく噛み砕くということが大事になってきます。

 

そして粉末(パウダー)を食べるなら、より保存方法に気を使い早目に食べ切るというのが良いと思いました。

 

どのタイプの亜麻仁を食べるかは、それぞれお好みや調理法、何を優先させるかによって選ぶということになるでしょうか。

 

ちなみに私はこれから色々なタイプのものを試そうと思っています。

(まだ粉末食べていないし)

どれが一番自分に合っているのか、探っていきたいと思います。

 

アマニ油についてニップンさんに質問してみました

ニップンのアマニ油の二重構造ボトル

先日、ニップンの亜麻仁油のホームページを閲覧していて「アマニ油にはリグナンが含まれていません」の文言を発見しました。

 

含まれていないというのだからその通り含まれていないのでしょうけれど、その他にも精製についてもう少し知りたいと思いました。

 

そこでニップンさんにメールで問い合わせをしてみたところ、回答をいただきましたのでシェアしたいと思います。

(※いただきました回答を参考に文章を作成しております。)

 

リグナンについて

 

ニップンのアマニ油はいくつかのタイプの商品が販売されていますが、どのアマニ油にもリグナンは含まれていないそうです。

 

しかし搾りカスからリグナンを抽出し、別途、業務用として販売しているのだとか。

 

ニップンさんのサイトを見てみると、次のような商品を見つけました。

ニップンのアマニ商品紹介

 

まずサプリメントとして「アマニ油&アマニリグナン」というものがあります。

 

アマニ油&アマニリグナン 90粒

 

こちらは30日分(90粒)で一日3粒が目安のようです。

3粒の中にアマニリグナンが100mg入っています。

 

またローストアマニの粉末や粒も販売されています。

これらにはアマニリグナンが含まれています。

 

 

↑この他スティックタイプもあり

 

そして業務用商品として「ニップンアマニリグナン」の掲載がありました。

 

精製とトランス脂肪酸について

 

そしてもう一つ、精製についても質問してみました。

すると次のようなことが分かりました。

 

まず、ニップンさんのアマニ油は全て精製されています。(2016年現在)

 

このことからボトルにある「低温圧搾(コールドプレス)」の意味することは、ヘキサンを使用して搾油していないということです。

 

亜麻仁の原産地であるカナダにおいてコールドプレスした油を日本に持ってきて、精製加工するそうです。

アマニシリーズについてのご質問

 

つまり圧搾と精製は別ということ。

まあ、当たり前といえば当たり前ですが、つい「コールドプレス」となっていると、低温で搾ったため一番搾りの未精製(成分がそのままの状態で残っている)のでは・・・と勘違いしてしまいます。

 

そして当然精製している段階で熱が発生しているとのこと。

 

熱が発生すれば気になるのはトランス脂肪酸ですよね。

当然ニップンさんのアマニ油にも精製過程で発生した熱によりトランス脂肪酸が含まれている可能性があるそうです。

 

どのくらい含まれているのかといった具体的な数値はありませんでしたが、低減についての対策は検討しているというお言葉をいただきました。

 

まとめ

 

今回のニップンさんへの問い合わせで、自分の勉強不足を痛感させられたものの、逆に言えば非常に有意義なものになりました。

 

単に「低温圧搾(コールドプレス)」となっているだけではまだまだ足りないのだと。

もしもっと質を追求するならば「未精製」であることを確かめなくてはいけないのだと理解しました。

 

この辺はエキストラバージンオリーブオイルで理解していたはずなのですが、まだまだ認識が定着していなかったようです。

 

率直な感想として、せっかくコールドプレスしているのに精製で熱を加えるのはもったいないなあと思ってしまいました。

 

しかしニップンさんのアマニ油は精製しているからこそ、クセがなく食べやすい味に仕上がっているそうです。

そしてそれを良しとしていたのは、何を隠そう私自身です。

 

そもそも知識と経験の豊富な方ならニップンのアマニ油を食べた段階で「これは精製商品だな」と分かるのでしょうが、きっと分からないで食べている人も多いのではと思います。

 

丁寧に誠実にお答えいただきましたニップンさん、ありがとうございました。

 

参考記事

ショック!亜麻仁油にリグナンは含まれていない!?

 

ショック!亜麻仁油にリグナンは含まれていない!?

ニップンのアマニ油の二重構造ボトル

亜麻仁油といえばオメガ3系のα-リノレン酸をとれる油として人気がありますが、その他にも有効な成分を期待してとっている人もいると思います。

 

しかしちょっと気になる情報を目にしたので記事にしたいと思います。

 

リグナンという成分について

 

リグナンとはファイトケミカル(ポリフェノール)の一種ですが、植物性エストロゲンとして体内で女性ホルモンと同じような働きをします。

 

このため更年期障害や骨粗しょう症など、女性ホルモンが関係するトラブル対策に有効ではないかと言われているのです。

 

リグナンが多く含む食品はいくつかありますが、この中の一つに亜麻の種子(亜麻仁)があります。

 

亜麻仁油にはリグナンは入っていない???

 

このリグナン、当然亜麻の種子(仁)を搾ってとった亜麻仁油にも入っていると思っていましたが、先日ニップンさんのホームページを閲覧していて驚愕しました。

 

注意のための小さな文字で「なおアマニ油に食物せんい、リグナンは含まれておりません。」と書いてありました。

ニップンのアマニ(アマニについて)

 

これを見ると、亜麻の種子(亜麻仁)自体には間違いなくリグナンが含まれています。

しかも食用植物の中では亜麻仁はリグナン含有量がトップクラスであるとのこと。

 

しかしその実を搾った亜麻仁油にはリグナン(ついでに食物繊維も)は含まれていないというのです。

 

これはニップンさんのものだからなのか、はたまた搾油法が関係しているのか、そもそも搾った油(アマニ油)にはリグナンは含まれないのかはっきりしません。

 

実はニップンさんの場合、現地カナダでコールドプレスしたものを日本に持ってきて精製しているのです。

「よくあるご質問」に書いてありました。

 

つまり精製過程でリグナンも除去されてしまうということなのかもしれません。

(クセがなくて食べやすかったのですが・・・)

 

ボトルに「低温圧搾(コールドプレス)」となっていたのですが精製の事実はホームページを見ないと分からないかもしれません。

 

ちなみに私はニップンのアマニがお気に入りで好んで購入していました。

理由としては、味にクセがないので非常に食べやすいということ、価格がお手頃で初心者には購入しやすかったということがあります。

 

ですが亜麻仁油とえごま油を比較した場合、亜麻仁油に含まれていると思っていたリグナンを考慮したのは間違いありません。

 

特に女性ではそういう方が多いのではないかと思われます。

 

他の製品はどうか

 

そこでとりあえず他のメーカーさんについても調べてみることにしました。

 

まずは日清オイリオさんに関してはリグナンについて説明は見つけられませんでした。

 

そして紅花さんを調べたところ「有機亜麻仁一番搾りリグナンリッチタイプ」という商品を発見。

 

紅花 有機亜麻仁一番搾りリグナンリッチタイプ 170g

 

こちらの商品は100g中に300mgの亜麻仁リグナン(SDG)が入っているとなっています。

 

リグナンリッチタイプなので少し苦いですよ、というコメントも付いています。

 

紅花さんではこの他にもいくつか亜麻仁油を販売していますが、リグナンに関して記載があるのは上記の商品のみです。(2016年現在)

 

ただ「リッチタイプなので」という表現を使っているので、他の商品はリッチではないというだけなのか(つまり少しは入っているのか)は分かりませんでした。

 

まとめ

 

上記のことから市販されている亜麻仁油には「必ず」リグナンが含まれているわけではないということが分かりました。

 

少なくてもニップンさんのものには入っていないようです。

 

私はてっきり亜麻仁油にはリグナンが入っていると思っていたので、同じように勘違いをしている方がいると思い今回記事にしてみました。

 

オリーブオイルもそうですが、精製してしまうとポリフェノールは一緒に除去されてしまうことがあります。

 

亜麻仁のリグナンに関しては精製が全ての原因なのかは分かりませんが、精製自体あまりしてほしくはないなあと思ってしまいます。

 

亜麻仁油をとる目的が「α-リノレン酸をとりたいから」というだけの方はあまり気にする必要はありません。

 

でももしリグナンを期待して亜麻仁油を購入している方がいましたら、やみくもに購入するのではなく事前にリグナンが入っているのかどうかを確認してから購入した方がいいと思います。

 

リグナンなら亜麻の実を食べた方がいいのかな・・・

北海道産焙煎亜麻の実 50g

 

亜麻仁油(フラックスシードオイル)について

亜麻の種子

亜麻仁油とは、亜麻の種子から取ったオメガ3系のオイルです。

黄色っぽい色をしていてα-リノレン酸を多く含んでいます。

 

亜麻仁油の成分

 

日本食品標準成分表で亜麻仁油の成分を見てみると、α-リノレン酸の含有量は次のようになっています。

 

α-リノレン酸・・・57000mg(57g)

(可食部100g当たり)

 

この通りオメガ3であるα-リノレン酸をたくさん含んでいることが分かります。

ちなみにえごま油は58000mg(58g)ですから、ほぼ同じ含有量と言えるでしょう。

 

その他、リノール酸が14000mg(14g)、オレイン酸が15000mg(15g)となっています。

 

脂肪酸以外の成分でいえば、ビタミンEが約40mg、そして女性ホルモンに似た働きをするという「リグナン」というファイトケミカルも含まれています。

 

亜麻仁油のおススメポイントとえごま油との違い

 

亜麻仁油のおススメポイントとしては、もちろんα-リノレン酸を多く含んでいるということが第一に挙げられます。

 

血液がサラサラになりたい

脳細胞の健康を維持したい

アレルギーやガンといった病気の対策したい

 

そんな人におすすめなのがオメガ3系脂肪酸、その一つがα-リノレン酸です。

 

亜麻の種と亜麻仁油

 

その含有量はえごま油と並んでトップレベル。
オメガ3系オイルを摂取したい人には、効率よく摂れるオイルとしておススメです。

 

加熱には向かないので、ドレッシングなどそのまま生の状態でいただきます。
私はヨーグルトにかけて食べるのがお気に入りです。
亜麻仁油とヨーグルト~かけただけで味検証

 

そしてもう一つ、上記に挙げました「リグナン」というファイトケミカル。

 

植物エストロゲンであるリグナンは、体内で女性ホルモンに似た働きをするため、女性ホルモンが減少することで発症するさまざまなトラブル対策に有効と言われています。

 

特に欧米では、更年期障害やPMS(月経前症候群)、骨粗しょう症などの方には人気のようで、オイルが苦手でもサプリメントで摂取する人も多いのだとか。

 

どちらかというと女性特有の疾患に向いていますが、女性ホルモンを調整した方がいいとされている男性のトラブルというものもあります。

 

こんなケースにもリグナンを含む亜麻仁油はおすすめできるでしょう。

 

※リグナンを含まない亜麻仁油もあります。購入する際にはリグナンが入っている商品かどうか確認した方がいいと思います。

ショック!亜麻仁油にリグナンは含まれていない!?

 

α-リノレン酸を摂取するという意味では、えごま油とほぼ同じ含有量ですからどちらを選んでも構わないと思います。

 

後は味の好みやそれ以外の成分をチェックして決めるというのも一つの方法です。

 

上記のような悩みを抱える人は亜麻仁油を、アレルギー疾患を持っている人はロズマリン酸やルテオリンというアレルギーの緩和が期待できるえごま油を、といった選択肢もあります。

 

それぞれに特徴やメリットが多少違いますから自分の体調に合った、そして目的により近いオイルを選んでみてください。

 

とりあえず亜麻仁油は多くの人の健康維持におすすめできるオイルだと思います。

 

参考文献:読むオイル辞典 YUKIE

 

参考記事
えごま(荏胡麻)油について