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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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ピーナッツ油ってどんなもの?アレルギーには注意して

リスとピーナッツ

ピーナッツ油(落花生油)とうものをご存知でしょうか。

 

その名の通り、ピーナッツから抽出した油のことです。

 

スーパーなどでは見かけませんし、あまり一般的なものではないですよね。

 

今回はそんな珍しいピーナッツ油、いったいどういった油なのかをチェックしてみたいと思います。

 

ピーナッツはナッツではなく豆(マメ)

 

「ナッツ(nuts)」とはいわゆる木の実のこと。

 

くるみ、アーモンド、ピスタチオ、栗などでしょうか。

 

名前の中に「ナッツ」という言葉が入っているのだからピーナッツももちろんナッツ(木の実)でしょうと思われるかもしれません。

 

でもピーナッツは正確に言うとナッツではなくマメ科に属する植物になります。

 

「落花生」という名前の通り、受粉後に花が落ち子房という部分が土の中に潜り込んで膨らみ実がなるのだそう。

 

土から掘った落花生

 

厳密にはナッツではありませんが、栄養的にも味的にも、そしてアレルギーのタイプなどもナッツに似ているところがあります。

 

ピー(豆)よりナッツ(木の実)のイメージの方が一般的ですし、ナッツ類として扱われていることが多いようです。

 

 

ピーナッツ油とはどんな油?

 

ピーナッツ油とはいったいどんな油なのでしょうか。

 

日本食品標準成分表で100g中の脂肪酸の内訳をおおまかに確認してみると、以下のようになっています。

 

・飽和脂肪酸・・・20g

・オメガ3・・・0.2g

・オメガ6・・・29g

・オメガ9・・・43g

 

意外とオレイン酸が多いですね。

 

α-リノレン酸はほとんど入っておらず、リノール酸が約3割となっています。

 

その他の成分ですと、ピーナッツ油はビタミンEの含有量が高くなっています。

 

酸化に強く220度くらいの高温まで耐えられるということから、揚げ物などに向いていると言えます。

 

オーフスカールスハムン ピュア ピーナッツオイル 230g

 

 

ピーナッツ油は食用の他にも、マッサージ用オイルとしても使われています。

 

ピーナッツオイル 1000ml(業務用):マッサージオイル

 

 

 

ピーナッツバターとは何が違うの?

 

さて、ピーナッツといえばピーナッツバターというものがありますよね。

 

こちらの方がスーパーなどでもよく見かけますしピーナッツ油よりも知られていると思います。

 

ピーナッツバターとは、炒ったピーナッツをすってよく練ったもの。

 

オイルだけを抽出したのがピーナッツ油であるのに対して、ピーナッツバターはピーナッツそのものを丸ごとペースト状にした感じでしょうか。

 

日本でお馴染みの「練りごま」のようなものでしょうね。

 

ですからピーナッツバターの中には炭水化物やタンパク質、ビタミンやミネラルなどの栄養も豊富に含まれています。

 

ただし脂質が50%もあり、そのまま食べてしまうことを考えるとやはり食べ過ぎには注意が必要です。

 

脂肪酸の割合はやはりオレイン酸が一番多く次にリノール酸で、α-リノレン酸はほぼゼロになります。

 

余談ですが実は私、もう10年以上前になるでしょうか。

 

一時期ピーナッツバターに大変ハマりまして毎日トーストにたっぷり塗って食べておりました。

 

ピーナッツバターをぬったパン

 

私はパンに塗るのも一苦労なほど硬いタイプの、さらにクランチが好きでした。

 

もう本当に香ばしくて最高な味、自分はアメリカ人じゃないか(偏見っ!?)って思うほど食べていましたが・・・。

 

今はもう怖くてできませんね。

 

たまに胡麻和えならぬほうれん草のピーナッツバター和えを作るくらいなら許されるでしょうか。

 

お醤油との相性も意外といいものですよ。

 

 

アレルギーの人は食べない触れない吸い込まない!

 

さて、こんなピーナッツ油ですが、気になる点がいくつかあるのでご紹介したいと思います。

 

まずは何と言ってもアレルギーについて。

 

ピーナッツといえば代表的なアレルギー物質ですよね。

 

そしてピーナッツアレルギーの怖いところは、その症状が重篤(アナフラキシーショック)になることがあるということ。

 

ですからピーナッツアレルギーを持つ人は十分に気を付けた方がいいでしょう。

 

ピーナッツ油はピーナッツそのもののように分かり易いものではありません。

 

目にみえない形で使われることも考えて、外食や市販の加工品については必ず確認した方がいいでしょう。

 

また食用だけではなくマッサージ用のオイルも使ってはいけません。

 

今ピーナッツアレルギーではなくても上記の私のようにピーナッツを爆食いするのもおすすめできませんし、ピーナッツアレルギーを起こしやすい子供は特に要注意です。

 

節分に落花生を食べる地域がたくさんありますが、小さいお子さんにたくさんの落花生を食べさせるのは控えた方がいいかもしれませんね。

 

ピーナッツやピーナッツ油を使ったお菓子やスナック類など、粉が飛び散るようなものを吸い込まないようすることも大事。

 

家族が食べる時にも気を付けましょう。

 

ではアレルギーさえなければピーナッツ油はとった方がいいのでしょうか。

 

脂肪酸でみると一番含有量が多いのはオレイン酸ですが、リノール酸も比較的多いというのが分かります。

 

そして何と言ってもα-リノレン酸がほとんど入っていないといことが気になります。

 

日本ではあまり一般的な油ではありませんし、私個人はわざわざ取り寄せてまで使おうとは思いません。

 

ただしピーナッツは大好物なので時々は食べてしまいそうです。

 

 

トリュフオイルとは?究極のフレーバーオリーブオイルだった

トリュフ_1

「トリュフオイル」なるものを発見しました。

 

トリュフオイル?

 

あまり聞きなれません。

 

でもトリュフってあのフレンチなんかに使われる高級食材のことですよね。

 

トリュフはキノコですからあまり脂質とは縁が無いと思うのですが、どういったものなのだろうと興味が湧いてきたのでチェックしてみることにしました。

 

トリュフとは?

 

トリュフはその形からはちょっと分かりずらいですが、キノコの一種になります。

 

初期は土のかなり深いところに埋まっているのですが、それを探し当てるのに雌ブタや犬を使います。

 

雌ブタを使うのは、トリュフに雄ブタのフェロモンに似たニオイがあるからとか。

 

しかし往生際の悪いブタからトリュフをとりあげるのは結構大変みたいで・・・って何かブタも少し気の毒な気がしますが。

 

なんせ価格が価格ですからそうも言っていられません。

 

そのせいか(?)最近では訓練された犬の方がよく使われているみたいです。

 

トリュフの特長は何と言ってもその香り。

(あえて雄豚臭とは言いません。)

 

キノコの味や食感を楽しむというより香りを楽しむのですから、トリュフメインの料理ではなく香り付けとして重宝されています。

 

その香りは好きな人には大変好まれますが、嫌いな人もかなり多いよう。

 

なんとも言い難い香りのようで、黒トリュフより白トリュフの方がより刺激的な香りを持っているようです。

 

ちなみに私自身は語れるほどトリュフの香りをしっかり味わったことがないため、断然チョコレートのトリュフの方が好きです。

 

チョコレートのトリュフはその語源(塊茎、かたまりの意味)からか、もしくはキノコのトリュフと形が似ているから付けられたのでしょう。

 

チョコレートのトリュフ

 

 

トリュフオイルの正体はオリーブオイルだった!

 

トリュフは三大珍味の一つであり高級食材で手が届かないため、たいていの人にはあまりなじみがないものだと思います。

 

私もそんな一人。

 

そんな中、トリュフオイルというものを発見したのですが、トリュフから抽出したオイルなんてどのくらいの価格が付くのでしょうか。

 

そもそもトリュフから搾油できるような油がどれほど取れるのか。

 

だとすればいったいどのくらいのトリュフを必要とするのか。

 

なんだか想像すると非常に怖いですね・・・。

 

しかし商品をチェックしてみて納得!

 

どうやらトリュフオイルとはトリュフから搾油された油ではなく、オリーブオイルにトリュフの香りが付けられたもののようです。

 

まさに究極のフレーバーオイルということですね。

 

(世界の一流シェフ御用達)レフェッレ フレーバード・オリーブオイル 白トリュフ風味 250ml イタリア産純度100%

 

 

料理の味を引き出すトリュフオイル、でもあくまで脇役

 

トリュフオイルは料理の「香りづけ」の役割として使います。

 

ですから加熱調理に使うというより、どちらかというと出来上がった料理にかけるといった方が向いているようです。

 

トリュフ_2

 

食べる人が直接お好みで数滴たらすといった感じになるでしょうか。

 

あくまでも脇役となりますが、好きな人にとってはあるのとないのでは全く違ってくるでしょう。

 

きっと料理のグレードがワンランクどころか数ランク上がること間違いなし?

 

 

トリュフオイル(フレーバーオイル)を使う時の注意点

 

オリーブオイルのフレーバーオイルは私もいくつか使っていますが、合う料理ですと本当に料理や素材の味を引き出してくれてとてもありがたいオイルだと感じます。

 

その分、何にでも合うというわけにはいきませんし、香りや風味が飛ばないうちに使い切るためにもできるだけ早めに使用することをおすすめします。

 

特にトリュフオイルの場合は料理に数滴たらす程度になりますから、少量を購入して使い切る方がいいでしょう。

 

またオリーブオイルの質もぜひ確認してください。

(エキストラバージンなのかどうかなど)

 

黒トリュフを使っているのか、白トリュフを使っているのかによっても香りが違うと思いますが、香料が入っているものもあります。

 

原材料のチェックは確実に行った方がいいでしょう。

 

 

美容だけではなく食用もある月見草オイル~私がとらないワケはこれ

月見草_2

月見草という花があります。

 

待宵草(マツヨイグサ)とも言われますが、どちらにしてもとても幻想的というか情緒的というか美しい名前ですよね。

 

その名前から簡単に連想できるように日が沈むとともに咲き朝日が昇るころにはしぼむ花です。

 

そんな月見草の種からとったオイル、美容に関心のある人には有名ですが、実は少ないながらも食用もあります。

 

今回はそんな月見草オイルについてご紹介していきたいと思います。

 

月見草オイルの成分を見てみよう

 

月見草オイルの成分をチェックしてみたいと思います。

 

・リノール酸・・・70~72%

・γ-リノレン酸・・・10~11%

・オレイン酸・・・7.9%、その他

 

このようにリノール酸の含有率が高いオメガ6系のオイルとなりますが、特長はむしろ「γ-リノレン酸」です。

 

γ-リノレン酸は母乳にも含まれる脂肪酸ですが、分類的にはこちらもオメガ6系脂肪酸になります。

 

 

月見草オイルは女性に人気?

 

月見オイルは女性には結構知られているオイルです。

 

というのも上記にあげたγ-リノレン酸によって以下のようなことが期待できると言われているからです。

 

・PMS(月経前症候群)、更年期障害の緩和

・女性ホルモンのバランスを調整する

・生活習慣病対策

・アトピー性皮膚炎対策

 

マッサージ用のオイルとして、または気になる所に塗るためのオイルとしてごく一般的に販売されています。

 

 

女性向けのサプリメントもあります。

 

 

またあまり多くはないですが食用オイルもあります。

 

↑酸化に非常に弱いため加熱には向かない、生のままいただくオイルです

 

 

私が摂取しないシンプルな理由

 

上記のように女性に嬉しいオイルではありますが、やはりリノール酸の量が多すぎるという点が非常に気になりますね。

 

そして「γ-リノレン酸」もオメガ6であり、そもそもリノール酸から体内で生成することができる脂肪酸です。

 

「γ-リノレン酸」から生成される「ジホモγ-リノレン酸」に抗炎症性作用があることから注目されているようですが、結果的に「ジホモγ-リノレン酸」から「アラキドン酸」(→反対に炎症を起こす物質を作る)が生成されるので、オメガ6を過剰摂取している現代ではあまり効率が良いとは感じません。
リノール酸は悪?どんな食品(油)に含まれるのか?

 

おそらくこのことから、少なくても食用として月見草オイルを摂取することは今後もなさそうです。

 

女性特有のトラブルを考慮するなら、私の場合亜麻仁油の方をチョイスしたいと思います。

亜麻仁油(フラックスシードオイル)について

 

ただし月見草オイルと亜麻仁油を比較して、どちらがよりメリットが大きいかは、個人によって違いますので各自で判断してくださいね。

 

参考文献:「読むオイル事典」YUKIE

 

【油の保存】酸化だけではなくゴキブリなど害虫にも注意が必要!

ゴキブリは油が好き。

 

これはよく知られた事実です。

 

江戸時代、ゴキブリ(ゴキカブリ)を退治するのに傘を使っていたという話は以前テレビ番組で見たことがありました。

 

昔の傘は紙でできているのですが、雨(水分)をはじくために油のぬった紙を使っていたと。

 

そこで傘を部屋の中に置いておくと、油好きのゴキブリが傘にくっついてくるのでそのまま捕獲、もしくは外に持っていき振り落とすことで駆除していたとかなんとか。

 

なんだかいたちごっこのような気がするのですがね。

 

とにかくゴキブリは油が好きなのです。

 

そしてもしかしたらゴキブリ以外でも油が好きな虫はいるかもしれません。

 

そこで油の保存。

 

どんな油でもしっかり封をして保存することは酸化から守るという面でとても大事ですが、「害虫などが入らないように」という意味でもとても重要なポイントです。

 

おそらく元々のボトルや缶などはしっかりした封ができるようになっているはずです。

 

ですがうっかりフタが曲がっていたりして知らない間にとれてしまっていたなんて悲劇もなくはないはず。

 

冷蔵庫に入れておけばゴキブリの被害には合わないでしょうが、戸棚などに入れておくご家庭の場合は細心の注意をしないといけません。

 

さらに注意しないといけないのは、サラダ油など一度使った油を再利用するために保存容器(オイルポット)に入れておくケース。

 

形態もさまざまでしっかり密閉できるものもあれば、文字通りポットのように注ぎ口が開いているものもあります。

 

また素敵なボトルやポットにあえて移し替えて食卓に置いているケースもあるでしょう。

 

ゴキブリは臭いに敏感ですから少しでも油が漏れていたりするときっと嗅ぎつけてくるでしょう。

 

油にまで到達できなくてもその周りに寄ってくる可能性は大いにあります。

 

ポットに何匹かくっ付いていたなんて、遭遇したら悲鳴ものです。

 

またゴキブリはかなり狭い隙間でも入り込む性質があるので少しも油断ができません。

 

もっともゴキブリが油に落ちてしまうとおそらく窒息して死んでしまうと思いますが、気がつかないでゴキブリが浸かった油で調理するはめになってしまったら・・・。

 

想像しただけで悪寒が走りますよね。

 

特に普段からゴキブリが出るご家庭は注意してくださいね。

 

我が家では、一度使った油を保存していません。

 

これは賛否両論あると思いますが、適切に処理して廃棄しています。

(まあもともとあまり揚げ物をしない家なので。)

 

ちなみに油は油でもヒバ油はゴキブリが嫌う油です。

 

青森ヒバ100%ピュアオイル20mlボトルタイプ

 

ヒバ油は青森ヒバからとれる貴重な油ですが、害虫や雑菌等には非常に力を発揮します。

 

もっともヒバ油は食用ではありませんのでその点はご注意を。