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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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近ごろ悪名高い「サラダ油」ってそもそもどんな油?

サラダ油_image

サラダ油が身体に悪いという話はよく言われることです。

 

ですが未だに当たり前のように使っているというご家庭が多いのではないでしょうか。

 

そもそもサラダ油ってどんな油なの??ということもハッキリ分からないという方もいるでしょう。

 

今回は最近悪名高くなってしまったサラダ油について書いていきたいと思います。

 

サラダ油っていったい何なのか?

 

そもそもサラダ油とはいったいどんな油なのか。

 

サラダ油というくらいだからサラダに関係している油ということでしょうか。

 

サラダ

 

実はサラダ油という名称は日本だけのもの。

 

その名前の通りもともとはサラダにもかけることができる、つまり生食できる精製度が高く冷たくしても固まらないサラサラした植物油を作ったのが始まりです。

 

サラダ油の原材料となりうるのは以下の9つの油です。

(2017年現在 JAS規格)

 

・綿実油

・ひまわり油

・紅花油(サフラワー油)

・ゴマ油

・コーン油

・大豆油

・こめ油

・菜種油(キャノーラ油)

・ぶどう油(グレープシードオイル)

 

それぞれの油を単品で、もしくはブレンドします。

 

 

サラダ油の何が良くないと言われているのか

 

サラダ油が最近あまり評判が良くない理由としては、脂肪酸の種類にあります。

 

ほとんどのサラダ油がオメガ6系脂肪酸のリノール酸が大量に入っていること。

 

リノール酸の全てが悪というわけではありませんが、現代人のオメガ6摂取量が非常に多くなっていることから問題となっています。

 

リノール酸を過剰に摂取しますと、体内で炎症を起こす物質が発生し多くのトラブルを引き起こす可能性があると言われています。

リノール酸は悪?どんな食品(油)に含まれるのか?

 

また油を搾る方法や精製方法による弊害もあり、もともと含まれていた栄養素(ポリフェノールやビタミンなど)も期待できず、トランス脂肪酸が発生している可能性もあります。

 

 

ではどうしてこんなにサラダ油が重宝されてきたのか

 

しかし現実にはサラダ油はたくさん売られていて多くの方が普通に使っています。

 

その理由として、

 

・そもそも動物性脂肪酸のかわりに植物性脂肪酸が長年推奨されてきた

・必須脂肪酸であるリノール酸に対する肯定的な教育を受けてきた

・日本ではまだ油の害に対する認知度が低い

・サラダ油は価格が安い

・精製度が高いためクセが少なくどんなものにも使いやすい

・昔から使っていた

 

このようなものが挙げられます。

 

確かに必須脂肪酸であるリノール酸はとらなくてはならないものですが、ほとんどの食べ物にはもともとリノール酸が含まれいることから「足りない」ということはまずおきないのだとか。

 

更に現代人は加工食品や外食などで多くのリノール酸を摂り過ぎています。

 

加工食品

 

食べ物の摂り方というのも、その時代によって変わってくるのでしょう。

 

今はとにかくリノール酸を摂り過ぎている時代で、そのために多くの弊害が出てしまっています。

 

 

サラダ油のかわりに何を使うか?

 

ではサラダ油を全て廃止にする必要があるかということについては、そこまで極端なことは言えません。

 

個人個人が今現在どんな油をどのくらい摂っているかによっても違ってきます。

 

しかし上記にも書いた通りリノール酸はほとんどの食物に自然に含まれている脂肪酸で、食事をしていればまず不足することはないのだそうです。

 

ですからあえてリノール酸メインの油を使う必要はないのかもしれません。

 

じゃあサラダ油のかわりにいったいどんな油を使えばいいのか。

 

私はオメガ3系(α-リノレン酸)の油を使っておりおすすめしますが、価格の面から言うとサラダ油の方がずっと安いです。

 

またオメガ3系は加熱に弱いという弱点もあります。

(熱に強いオメガ3もあるので現在はそれを使用

 

オメガ9であるオリーブオイルも使っていますが、価格が高いこと、本物をチョイスする難しさなど別の問題もあります。

 

自分の健康上メリットがある油と価格など別の問題に折り合いをつけて、より良いものを選んでいくための意識改革をし、各自がそれぞれ考えていくしかないのかもしれません。

 

また、見えない油(加工食品)を減らす努力や料理の工夫による油の使用自体を減らす努力など、別の角度から健康改善を進めていくことも必要でしょう。

 

 

キャノーラ油は脳に悪い?認知症(アルツハイマー)との関係は?

先日、アメリカの大学でキャノーラ油が脳に悪影響を及ぼしているという研究結果を発表しました。

 

その内容は、キャノーラ油を摂取し続けることがアルツハイマー型認知症を発症する原因の一つになるというものでした。

 

サイエンティフィック・リポーツより

 

キャノーラ油とはどういった油なのか

 

キャノーラ油は「菜種(なたね)油」のことです。

 

日本ではJAS(日本農林規格)の認定によっていわゆる「サラダ油」の一つとされています。

 

サラダ油というと、なんとなくリノール酸たっぷりの植物油というイメージがある方も多いと思いますが、キャノーラ油はオレイン酸の割合がとても多い油です。

 

おおよそ50~60%くらいがオレイン酸ですのでオメガ9系オイルと言えるでしょう。

 

しかもサラダ油の中ではα-リノレン酸も少しですが含んでいます。

 

そもそも菜種油というのは食用に向いていませんでしたが、カナダの研究者により品種改良がなされたことから食用として広がったようです。

 

植物油(サラダ油)の中ではリノール酸(オメガ6)の割合が低く、あのオリーブオイルと同じオレイン酸の含有量が多いとなれば、健康のためにキャノーラ油をあえて購入してきた人がいてもおかしくありません。

 

しかもオリーブオイルと比較しても価格が圧倒的に安いというのもとても魅力的です。

 

いくつかの国内メーカーのキャノーラ油をチェックしてみましたが、1リットルで500円前後と、圧倒的な安さとなっています。

 

そうなると揚げ物などをたくさん作るご家庭では非常に重宝するでしょうし、カラッと仕上がるというのも魅力の一つのようです。

 

 

キャノーラ油の何が問題か

 

そんなキャノーラ油ですが、今回問題になったのは脳への悪影響について。

 

キャノーラ油

 

脂肪酸の構成を見ると特に健康上問題がなさそうに見えるのですが、どうやら問題はそれ以外のところにあるようです。

 

マウス実験によって出た結果によると、キャノーラ油を食べていたマウスとそうじゃないマウスでは、食べていたマウスの方にアルツハイマー型認知症の原因となる有害な物質から脳を守るためのタンパク質が減少してしまい、その有害物質が脳に溜まってしまっていたとのこと。

 

その結果「学習能力や記憶力の低下」が見られ、更に体重の増加まで招いてしまったそうです。

 

脳の機能が低下したあげく肥満の原因にもなるというのは、なかなかショッキングな結果かもしれません。

 

その他にも血圧やホルモンにも影響するという説もあります。

 

そんなキャノーラ油の更なる健康上への影響について、これからも研究はすすめられていくようです。

 

じゃあ何を使ったらいいのか

 

じゃあ代替えオイルとしていったい何を使えばいいのでしょう。

 

これについて「じゃあ、これを使えば万事解決!」というものはないかもしれません。

 

うちではキャノーラ油はもう何年も購入していませんが、1年前まではグレープシードオイルを中心に使っていました。

 

グレープシードオイルは無味無臭で非常に使いやすいのですが、リノール酸メインのオイルなので今は少し控えています。

 

エキストラバージンオリーブオイルは風味も好みにピッタリで美味しいのですが、何せ価格が高いのと本物を選ぶのが大変というデメリットがあります。

 

そんな我が家は、今は亜麻仁油(加熱OKのもの)とオリーブオイルを中心に使っています。

 

一番良いのは自分や家族の健康に一番必要なオイルを見極めることかもしれません。

 

ただし価格の問題もあるので、良いものでも続けられるかどうかも問題になってきます。

 

そんな中でもやはりリスクがありそうな油は極力控える必要はありそう。

 

今回のような研究結果を見てしまうと、今まで使ってきた人はショックを受けたり怖くなってしまったりしそうですが、パニックになる必要はなく冷静に受け止めて「判断材料の一つ」としてとらえてみればいいのではないでしょうか。

 

どんなオイルでもどんな食べ物でも全ての人に良いというものはないですし、今後の研究結果では思いもよらない悪影響が発見されるかもしれません。

 

どんなものでもリスクは常にはらんでいるということを踏まえて自分で選んでいくしかないのだと思います。

 

リスクを減らすためにも「ばっかり食べ」も良くないんですよね。

 

つい「これがいい!」とか「これはダメ!」という情報に振り回されて極端になりがちですがそれはそれでリスクがあるということ。

 

今回のキャノーラ油についても、なかなか考えさせられるニュースでした。

 

牛タンって脂肪が多いの少ないの?~利久を食べながらふと思う

仙台の利久の牛タンとタンシチューs

仙台といえば美味しいものが実にたくさんありますが、中でも牛タンは一番と言っていいくらい有名ですよね。

 

ふと牛タンを食べて思ったこと、それは牛タンって脂肪が多いのか少ないのかよく分からないってこと。

 

何となく脂肪が少ないような気がするのですが、でも実際のところどうなのでしょう。

 

今回は偶然に仙台の中でも有名な「利久」というお店から販売しているお土産用の牛タン(塩焼き用)とタンシチューが手に入ったので牛タンの脂肪について取り上げてみたいと思います。

 

まずは「利久」の牛タン(塩味)とタンシチューの原材料をチェック!

 

取りあえず利久のパッケージで原材料などを見てみます。

 

利久の牛タンの原材料

 

「味付牛舌(塩味)」、焼き用ですがこれはまさにタンそのものですね。

 

利久のタンシチューの原材料

 

こちらはタンシチュー。

 

植物油脂がたっぷりかと思いきや、ありませんね。

「ブラウンルウ」はきっとバターが使われているはずです。

 

牛タン自体の脂肪酸はどうか

 

それでは牛タン自体が持っている脂肪酸はどのくらいなのでしょうか。

 

「日本食品標準成分表」を確認してみると脂肪酸の内訳は次のようになっています。

 

【舌(生)可食部 100 g 当たり】

脂肪酸総量・・・28.42g

飽和脂肪酸・・・11.19g

一価不飽和脂肪酸・・・15.98g

n-3系多価不飽和脂肪酸・・・0.06g

n-6系多価不飽和脂肪酸・・・1.18g

 

3割程度が脂肪なのですね。

飽和脂肪酸は当然ですが、意外と一価不飽和脂肪酸が多いのが分かります。

 

それでは他の部位と比較してみましょう。

 

【[和牛肉] サーロイン 赤肉 生 可食部 100 g 当たり】

脂肪酸総量・・・23.05g

飽和脂肪酸・・・9.14g

一価不飽和脂肪酸・・・13.29g

n-3系多価不飽和脂肪酸・・・0.03g

n-6系多価不飽和脂肪酸・・・0.59g

 

【[和牛肉] ヒレ 赤肉 生 可食部 100 g 当たり】

脂肪酸総量・・・13.18g

飽和脂肪酸・・・5.79g

一価不飽和脂肪酸・・・6.90g

n-3系多価不飽和脂肪酸・・・0.02g

n-6系多価不飽和脂肪酸・・・0.47g

 

赤肉と比較するとタンの方が脂肪が多いようです。

 

サーロインやリブロースで脂身付きのものは50%くらいが脂肪になりますが、意外と牛タンも脂肪多いかもっていうのが私の率直な感想です。

 

なんかもっと完全な低脂肪かと。

 

この辺はどういった先入観を持っていたかにもよりますので何とも言えませんが、私は意外と高脂肪だなと思いました。

 

でもしゃぶしゃぶやすき焼きでサシの入った高級牛肉食べるよりはヘルシーかなと思います。

 

ちなみに牛肉は和牛なのか輸入肉なのかによっても脂肪の量は変わってきます。

 

和牛より輸入肉は脂肪がおおむね少ないはずです。

 

 

発祥の地・仙台の牛タンは他と違う!?

 

ここ東京都内でも仙台の牛タンのお店がたくさん支店を出されています。

 

また最近はネットでも購入が可能ですので近くにお店がないという方でも気軽に仙台の味を楽しむことができるようになりました。

 

「利久」は以前お店でいただいたことがありますが、今回は知人からいただいた牛タンを家族で分け合ってありがたくいただきました。

 

それにしても私が自宅でフライパンを使って焼いたというお粗末さなのにこの美味しさ。

 

焼いた利久の牛タン

 

噛むとジュワッと・・・。

 

香ばしく塩加減も抜群で最高の味です。

 

利久の牛タンシチュー

 

タンシチューもまた格別。

 

タンがゴロゴロと惜しみなく入っていて口の中でホロホロと崩れていくくらい煮込まれています。

 

フランスパンを買っておくのだったと後悔。

 

これ絶対フランスパンにつけて食べると美味しいと思います。

 

仙台の牛タンはやっぱり肉厚で美味しさが違います。

 

焼肉や居酒屋のペラペラの牛タンばかり食べているとちょっとビックリするレベル。

 

「牛タンって本当はこういうものなのね」

 

これが私の最初の感想であり感動でした。

 

炭火で焼いたらきっともっと美味しいでしょう。

 

 

 

 

 

オリーブオイルなどの液ダレはポアラーなどで対応を

オリーブオイルのボトル

インテリアにさえなるほどオシャレなボトルからエキストラバージンオリーブオイルをかけるのはとても素敵ですが、意外と厄介なのが液ダレです。

 

どんな高いオリーブオイルを買っても液ダレするものは存在します。

 

オイルが液ダレしたまま放置すると・・・

 

私はオリーブオイルやえごま油、亜麻仁油などを瓶(ボトル)入りのもので購入することが多いのですが、国産・外国産問わず液ダレするものが結構あります。

 

例えばオイルは遮光瓶に入ったものが良いと言われているため、あえて黒い瓶に入ったものを選んで購入しても液ダレすると少しがっかり。

 

この液ダレを放置しておくと瓶の底の辺りまでオイルが回ってしまい、置いている場所に油分がついてしまいます。

 

このまま放置するとベタベタになり掃除も大変。

 

せっかく遮光瓶で酸化や劣化を防げても、上手にオイルが切れないと不衛生な感じがしてしまいます。

 

 

もしオイルが液ダレしたら

 

私が先日まで使っていたエキストラバージンオリーブオイルはコンテストで受賞歴がある国内産の高級オイルでしたが、残念ながら液ダレしました。

 

遮光瓶に入った良いボトルなのですが、使う度に液ダレを起こすので毎回キッチンペーパーで拭くことに。

 

このようにもし液ダレする場合は、そのまま放置せずに面倒でも使う度にしっかりボトルについたオイルを拭き取った方がいいと思います。

 

そして保存場所にはじめからキッチンペーパーなどを敷いておいた方がいいかもしれません。

 

拭いたつもりでも残っていたオイルにより後々ベタベタになることもあります。

 

 

液ダレを防ぐ対策はどんなものがあるの?

 

ボトルを移し替える

 

毎回液ダレするボトルはイヤだという方は、別の容器に移し替えるというのもありかもしれません。

 

ただし上手に移し替えないと空気に触れて酸化することもあります。

 

また以前使っていた(液ダレしない)ボトルに移し替える場合、しっかり洗浄してからじゃないと衛生上良くないかも。

 

もし透明のボトルに移し替える時は、光の入らない場所に保存するようにします。

 

そしてできるだけ早めに使った方がいいと思います。

 

 

 

 

ポアラーを使う

 

ポアラーという専用の注ぎ口金を別途購入して付けるという方法があります。

 

ポアラーを付けると、出る量もドバっと予想外に出ることもなくなり片手でも出すことが出来るなど、かなり便利な優れものです。

 

オリーブオイルやワイン用として売られていて大体のものに合う規格になっていますが、時にはサイズが合わないボトルもあります。

 

念のためサイズを確認してから購入する方が安全です。

 

 

 

私がお気に入りのポアラー付きエキストラバージンオリーブオイルは「フシコス」です。

 

ステンレスの缶に入っていて瓶よりもさらに光をしっかり遮ります。

当然ですが専用のポアラーなのでサイズもピッタリ!

 

というか、かなりしっかりしてキツイくらいです・・・。

 

ちゃんとはめ込めば漏れませんし、そのまま差しっぱなしでOK。

酸化も防げます。

【フシコス】神宿るオリーブオイルを初体験!率直にレビューしてみた