ぶどう

グレープシードオイルというブドウの種から抽出したオイルがあります。

コレステロールがゼロであるという特長から、サラダ油をやめてグレープシードオイルを使っている人もいるのではないでしょうか。

 

そういう私もかつてサラダ油からグレープシードオイルに乗り換えた一人です。
でも正直コレステロールがゼロであることしか知らずに使っていました。

 

日清のグレープシードオイル

↑現在我が家にあるグレープシードオイル

 

本日はそんなグレープシードオイルの成分をもう少し細かく見てみることにしたい思います。

 

実はかなり優秀な成分を持っている

 

白ワインを作る際に原材料にしたぶどうの種から作ったのがグレープシードオイルです。

 

日本食品標準成分表でその成分を見てみると(「ぶどう油」となっています)、特長的な成分としてはビタミンE(トコフェロール)とビタミンKが非常に豊富なことが分かります。

 

例えばオリーブオイルのα-トコフェロールは100g中7.4mgなのに対し、グレープシードオイルは27.5gと約3.7倍も含まれています。

 

このようにビタミンEが多いため、非常に酸化に強いオイルだと言われています。
(ビタミンEは酸化防止剤みたいな役割を持つ)

 

それに加えてグレープシードオイルの特長として、アントシアニジン、プロアントシアニジン、レスベラトロールといったファイトケミカル(抗酸化物質)が含まれています。

 

これらによりしなやかな血管を維持したりアレルギーを防ぐとも言われています。

 

グレープシードオイルはリノール酸がメイン

 

コレステロールがゼロでビタミンEとファイトケミカルを摂取できると言われれば、美容と健康に良い非常に素晴らしいオイルだと思ってしまうのですが、一つだけ大きな欠点があります。

 

それはグレープシードオイルはリノール酸メインのオメガ6系のオイルだということ。

 

日清グレープシードオイルの説明

 

リノール酸含有量

 

割合としては、100g中リノール酸が63000mg、オレイン酸が17000mgということで3.7倍も多くなっています。

 

リノール酸は決して悪者ではないのですが、現代の食生活では摂り過ぎが問題になっている以上、できれば減らしたいオイルであることは間違いありません。

 

ではトランス脂肪酸はどうでしょう。
グレープシードオイルはトランス脂肪酸が入っているとかいないとか色々な説があるので混乱してしまいます。

 

そもそもトランス脂肪酸とは、主に「液体である植物油に水素を加えて固めたり、臭いを除去するために高温で精製加工する際に人工的にできるもの」ということでした。
マーガリンは本当に危険?トランス脂肪酸の事実

 

だからどういった製法で作られているのかがカギなのではと・・・。
熱を加えずに搾汁する方法(コールドプレス)のグレープシードオイルがあれば、トランス脂肪酸はほぼ発生していないのではと思います。

 

そこで気になったので私の使っている日清のグレープシードオイルの瓶の表示とホームページを見てみたのですが、いったいどんな製法で作られたものなのかは残念ながら分からず・・・。
(他の油はトランス脂肪酸の含有量が載っているものもあったんですけどね。グレープシードオイルはありませんでした。)

 

しかしグレープシードオイルの中には「トランス脂肪酸ゼロ」となっているものもあるようです。
また「コールドプレス」製法という表記があるものもあります。

 

 

トランス脂肪酸ゼロの表示があるオイル↓


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こちらは低温圧搾法(コールドプレス)の表記があるオイル↓


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実際に使ってみた感想の記事はこちら

 

結局グレープシードオイルは身体に良いのか悪いのか

 

結局グレープシードオイルって身体に良いのか悪いのかってことですが、こればかりは個々の健康状態によってどちらにもなり得るってことしか言えません。

 

普段リノール酸を過剰に摂っている人にとっては、やはり気を付けた方がいいオイルでしょう。

 

しかし普段リノール酸をあまりとる機会がない人が、家庭の調理で常識的に使う程度ではあまり気にする必要もないのではと思います。

 

加えて上記に挙げたようなグレープシードオイルのメリットを得たい人もいるでしょう。
そんな人にとってはグレープシードオイルは身体に良いオイルだともいえます。

 

ただ、どちらにしてもできるだけコールドプレスの物を選んだ方がいいのは確かでしょう。

 

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用になり得るか

 

グレープシードオイルをオリーブオイルの代用品として使えるかどうかですが、これは意味合いによって違ってくると思います。

 

つまり栄養成分的なことを考えるのであれば、グレープシードオイルはオメガ6のオイルでありオリーブオイルはオメガ9のオイルです。

 

それぞれリノール酸もオレイン酸も両方持ち合わせているとはいえ、その割合が全く違いますので、そういう意味では代用品にはなれないような気がします。

 

ただし味覚的なことでいえば、例えばオリーブオイルの風味が合わない料理をグレープシードオイルで作るというのは「有り」だと思っています。

 

加熱という点ではグレープシードオイルもオリーブオイルも可能です。

 

個人的にはグレープシードオイルは非常に使いやすいオイルだと感じています。
個性は少ないですが、逆にどんな料理にも合うし、油っぽくないので非常に使いやすいのです。

 

私は炒め物にも卵焼きにもから揚げにも使ってきました。

 

ただし最近はオメガ6を減らしたいと思っているためグレープシードオイルをこれからも使うかどうかは考え中です。

 

ただオリーブオイルではオイル自体に個性的な風味があるので、どうしても好みの問題として合わない料理が出てきてしまいます。

 

その点グレープシードオイルは本当に何にでも合う。
「風味は要らない、ただ油が必要」ということだってあると思います。

 

そんな時にはグレープシードオイルは重宝しますが、リノール酸を摂ることをどうするのか、それは個人個人が自分の身体と向き合って選択していくしかないでしょう。

 

参考文献;読むオイル辞典 YUKIE