栗

オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸は、調べてみると意外と多くの食品に含まれているのが分かります。

 

ただ問題なのはその量が少ないケースが多いということ。

 

それと同時にたとえα-リノレン酸が含まれていてもそれ以上にオメガ6系脂肪酸が多くバランス(比率)がとれていないこと。

 

そんな中、注目したのは栗。

栗は意外にもオメガ3とオメガ6のバランスがとれているようです。

 

栗の脂肪酸の内訳を見てみよう

 

日本食品標準成分表で栗の脂肪酸の内訳をチェックしてみました。

(可食部100g当たり)

 

オメガ3・・・0.05g

オメガ6・・・0.20g

オメガ9・・・0.05g

飽和脂肪酸・・・0.09g

 

この中でオメガ3対オメガ6の比率を見ると1対4になっています。

これは非常に理想的なバランスと言われています。

 

ちなみにナッツ類で特にオメガ3(α-リノレン酸)が多いと言われるクルミを見てみると、

 

オメガ3・・・8.96g

オメガ6・・・41.32g

オメガ9・・・10.26g

飽和脂肪酸・・・6.87g

 

これを見るとクルミもオメガ3とオメガ6の比率が1対4~1対5となっていて非常にバランスも良く、そして含有量も多くなっています。

 

しかしオメガ3とオメガ6のバランスは1対1~1対2でも良いという説もあることからみると、栗の方がより理想的なバランスではないかと思われます。

 

 

栗のオメガ3をどう見るか

 

栗は木の実(ナッツ)でありますが、栄養成分の主体は脂質ではなく炭水化物と水分です。

 

ナッツの中では非常に脂質の少ないものとなっているため、あまり脂質をとりたくない人にとってはおススメできる食品です。

 

そして確かにオメガ3(α-リノレン酸)がとれる食材ではありますが、他のナッツに比べオメガ6が少ないということがよりメリットのような気がします。

 

栗のイガ

 

 

栗はその他にもビタミン・ミネラル・ポリフェノールも豊富に含まれていて意外と優秀な素材だと思いましたが、やはりメインが炭水化物ですからあまり食べすぎるのもどうかと思います。

 

魚も亜麻仁油も苦手な人がオメガ3をとりたいからと栗をたくさん食べるのはちょっと考え物です。

 

また毎日栗を食べ続けるのもなかなか難しそう。

 

個人的には栗は大好きですし、オメガ3とオメガ6のバランスが良いと知ってたくさん食べたい気もしますが、それぞれ個別の食べ物の脂肪酸のバランスがとれていても一日のトータル摂取量で崩れてしまえば元も子もありません。

 

せっかくの栗の良さを帳消しにしないような食生活を考えないといけませんね。

 

参考記事

くるみのオメガ3含有量は?たくさん食べて大丈夫?