菜の花

近所のスーパーでごく普通に売られているキャノーラ油。

価格も安くいつも使っているというご家庭も多いと思います。

 

このキャノーラ油、実は菜種油でありながら厳密に言うと菜種油ではない(?)とも言える油です。

 

今回はそんなキャノーラ油について書いていきたいと思います。

 

キャノーラ油とは?

 

キャノーラ油が最初に登場したのはカナダです。

 

よって名前も「カナダ」から「キャノーラ(CANOLA)」となったのだとか。

 

カナダの研究チームが遺伝子改良したアブラナを製造しそれを原材料としたのがキャノーラ油ということです。

 

実は菜種には「エルカ酸」というオメガ9系の脂肪酸が多く含まれているのですが、マウス実験により心臓に悪影響があるという説があります。

 

そこで研究されたのがエルカ酸のない菜種油。

それがキャノーラ油ということです。

 

キャノーラ油はエルカ酸のかわりにオレイン酸がとても多い(60~70%)油となりました。

 

 

キャノーラ油は菜種油でOK?

 

品種改良をしたとは言え、菜種油から作ったのだからキャノーラ油は菜種油だと言えないこともありません。

 

ただし上記にも書いた通り本来の菜種油は「エルカ酸」が多いのに対し、キャノーラ油は「オレイン酸」がメインと、脂肪酸の構成・割合が違っています。

 

この事を考慮すると、従来の菜種油と品種改良したキャノーラ油は別モノとも言えます。

 

 

キャノーラ油がどうして問題なのか

 

そんなキャノーラ油、心臓に良くない成分を除いた、しかもオリーブオイルと同じようにオレイン酸メインの油なら積極的にとりたいという方もいるかもしれません。

 

更にキャノーラ油は価格が安いというメリットがあります。

 

しかしキャノーラ油に関してはあまり良くない話があるのも事実。

 

まずは菜種を品種改良するにあたって遺伝子組み換えを行っているという問題。

 

遺伝子組み換え食品に関してはまだまだどういった影響があるのかがハッキリしていないという点で不安が大きいものです。

 

また搾油・精製方法によりトランス脂肪酸も発生しているはず。

 

一概には言えませんが、価格の安い油というものは効率優先になりがちですので、本来の油の持つ良さが消えてしまったり有害物質が発生してしまうことが多いようです。

 

その他にもキャノーラ油に関しては生活習慣病のリスクが高まったりホルモンに悪影響があるなど言われています。

 

もちろんキャノーラ油を使っている人の全てにトラブルが起きるわけではないのですが、情報として知っておいても損はないでしょう。

 

 

個人的に選ぶなら国産の菜種油

 

ここからは個人的な意見です。

 

心臓に良くないということからエルカ酸のないキャノーラ油を作ったということが本当なら、従来の菜種油も遺伝子組み換えのキャノーラ油も購入の選択肢になることはないでしょう。

 

しかし菜種油とキャノーラ油のどちらかを購入するとなれば、やはり国産の非遺伝子組み換え原材料で作った従来の菜種油を選ぶかなあと。

 

しかもコールドプレス、じっくり・ゆっくり低温で搾ったもの。

 

 

 

それにしても菜種油は日本では大昔から親しまれてきたんですよね。

 

もちろん遺伝子組み換えなんかしていない純・菜種油ですが。