リスとピーナッツ

ピーナッツ油(落花生油)とうものをご存知でしょうか。

 

その名の通り、ピーナッツから抽出した油のことです。

 

スーパーなどでは見かけませんし、あまり一般的なものではないですよね。

 

今回はそんな珍しいピーナッツ油、いったいどういった油なのかをチェックしてみたいと思います。

 

ピーナッツはナッツではなく豆(マメ)

 

「ナッツ(nuts)」とはいわゆる木の実のこと。

 

くるみ、アーモンド、ピスタチオ、栗などでしょうか。

 

名前の中に「ナッツ」という言葉が入っているのだからピーナッツももちろんナッツ(木の実)でしょうと思われるかもしれません。

 

でもピーナッツは正確に言うとナッツではなくマメ科に属する植物になります。

 

「落花生」という名前の通り、受粉後に花が落ち子房という部分が土の中に潜り込んで膨らみ実がなるのだそう。

 

土から掘った落花生

 

厳密にはナッツではありませんが、栄養的にも味的にも、そしてアレルギーのタイプなどもナッツに似ているところがあります。

 

ピー(豆)よりナッツ(木の実)のイメージの方が一般的ですし、ナッツ類として扱われていることが多いようです。

 

 

ピーナッツ油とはどんな油?

 

ピーナッツ油とはいったいどんな油なのでしょうか。

 

日本食品標準成分表で100g中の脂肪酸の内訳をおおまかに確認してみると、以下のようになっています。

 

・飽和脂肪酸・・・20g

・オメガ3・・・0.2g

・オメガ6・・・29g

・オメガ9・・・43g

 

意外とオレイン酸が多いですね。

 

α-リノレン酸はほとんど入っておらず、リノール酸が約3割となっています。

 

その他の成分ですと、ピーナッツ油はビタミンEの含有量が高くなっています。

 

酸化に強く220度くらいの高温まで耐えられるということから、揚げ物などに向いていると言えます。

 

オーフスカールスハムン ピュア ピーナッツオイル 230g

 

 

ピーナッツ油は食用の他にも、マッサージ用オイルとしても使われています。

 

ピーナッツオイル 1000ml(業務用):マッサージオイル

 

 

 

ピーナッツバターとは何が違うの?

 

さて、ピーナッツといえばピーナッツバターというものがありますよね。

 

こちらの方がスーパーなどでもよく見かけますしピーナッツ油よりも知られていると思います。

 

ピーナッツバターとは、炒ったピーナッツをすってよく練ったもの。

 

オイルだけを抽出したのがピーナッツ油であるのに対して、ピーナッツバターはピーナッツそのものを丸ごとペースト状にした感じでしょうか。

 

日本でお馴染みの「練りごま」のようなものでしょうね。

 

ですからピーナッツバターの中には炭水化物やタンパク質、ビタミンやミネラルなどの栄養も豊富に含まれています。

 

ただし脂質が50%もあり、そのまま食べてしまうことを考えるとやはり食べ過ぎには注意が必要です。

 

脂肪酸の割合はやはりオレイン酸が一番多く次にリノール酸で、α-リノレン酸はほぼゼロになります。

 

余談ですが実は私、もう10年以上前になるでしょうか。

 

一時期ピーナッツバターに大変ハマりまして毎日トーストにたっぷり塗って食べておりました。

 

ピーナッツバターをぬったパン

 

私はパンに塗るのも一苦労なほど硬いタイプの、さらにクランチが好きでした。

 

もう本当に香ばしくて最高な味、自分はアメリカ人じゃないか(偏見っ!?)って思うほど食べていましたが・・・。

 

今はもう怖くてできませんね。

 

たまに胡麻和えならぬほうれん草のピーナッツバター和えを作るくらいなら許されるでしょうか。

 

お醤油との相性も意外といいものですよ。

 

 

アレルギーの人は食べない触れない吸い込まない!

 

さて、こんなピーナッツ油ですが、気になる点がいくつかあるのでご紹介したいと思います。

 

まずは何と言ってもアレルギーについて。

 

ピーナッツといえば代表的なアレルギー物質ですよね。

 

そしてピーナッツアレルギーの怖いところは、その症状が重篤(アナフラキシーショック)になることがあるということ。

 

ですからピーナッツアレルギーを持つ人は十分に気を付けた方がいいでしょう。

 

ピーナッツ油はピーナッツそのもののように分かり易いものではありません。

 

目にみえない形で使われることも考えて、外食や市販の加工品については必ず確認した方がいいでしょう。

 

また食用だけではなくマッサージ用のオイルも使ってはいけません。

 

今ピーナッツアレルギーではなくても上記の私のようにピーナッツを爆食いするのもおすすめできませんし、ピーナッツアレルギーを起こしやすい子供は特に要注意です。

 

節分に落花生を食べる地域がたくさんありますが、小さいお子さんにたくさんの落花生を食べさせるのは控えた方がいいかもしれませんね。

 

ピーナッツやピーナッツ油を使ったお菓子やスナック類など、粉が飛び散るようなものを吸い込まないようすることも大事。

 

家族が食べる時にも気を付けましょう。

 

ではアレルギーさえなければピーナッツ油はとった方がいいのでしょうか。

 

脂肪酸でみると一番含有量が多いのはオレイン酸ですが、リノール酸も比較的多いというのが分かります。

 

そして何と言ってもα-リノレン酸がほとんど入っていないといことが気になります。

 

日本ではあまり一般的な油ではありませんし、私個人はわざわざ取り寄せてまで使おうとは思いません。

 

ただしピーナッツは大好物なので時々は食べてしまいそうです。