フシコスの缶とパンフレット

『フシコス』はギリシャ・クレタ島から届いた最高級エキストラバージンオリーブオイルです。

 

その味はフルーティーかつスパイシーで、どこまでも澄んで清らかな印象があります。

 

また、非常に軽いオイルとなっているため誰にでも受け入れてもらえそうな親しみやすささえ感じます。

 

こればかりは実際に味わってみないと分かりません。

 

ですが、風味とは別に決して無視できない問題があると思います。

 

 

・どういった国際基準の下で評価されているのか

・農薬の問題など安全性は大丈夫なんだろうか

 

 

そう、私達が求めているのは「美味しさ」や「品質」、そしてそれ以上に「安全」です。

 

エキストラバージンオリーブオイルに偽装が多いのは、もはやオリーブオイルに興味を持っている人ならば誰もが知っている事実となりました。

 

そこで今回は実際にフシコスを販売している株式会社クレタ・シラキスさんに問い合わせをしてみました。

 

いただいた情報も踏まえて「フシコス」とはどういったオリーブオイルなのか、はたして安全なのかということを検証してみたいと思います。

 

「フシコス」公式サイトはこちら

 

 

フシコスに使われているオリーブの実について

 

ギリシャ・クレタ島に昔から住んでいるシラキス家は、代々オリーブの実を育てオリーブオイルを生産してきた由緒ある一族です。

 

シラキス家のオリーブ畑は標高の高い山あいにあり、オリーブの樹木はだいたい300万本から400万本もあると言われています。

 

中には樹齢700年の木もあるというから、その歴史の古さは想像を超えています。

 

オリーブの大樹

 

つまりオリーブオイルを700年以上も作り続けてきた一族ということです。

 

植えられている種類は「コロネイキ種」のみ。

 

コロネイキ種はギリシャの代表的品種で非常に「酸化しにくい」ことで有名です。

また、オレイン酸とポリフェノールの含有量が多く原種に近い品種だと言われています。

 

そんなフシコスに使われているオリーブの実ですが、あえて「オーガニック」とは謳っていません

 

理由は消費者に誤解を与えてしまうから。

 

そもそもエキストラバージンオリーブオイルの評価には「オーガニックかどうか」ということは含まれません。

 

もちろんオーガニックの方がいいのは確かです。

でもオーガニックとなっていても農薬を全く使わないということではないと言います。

 

例えば日本のJAS規格では「禁止された農薬や化学肥料を使用しない」とか「種をまく2年以上前から禁止農薬を使っていない」などの規制があります。

 

でも裏を返せば禁止されていない農薬は使っているかもしれません。

 

じゃあフシコスは農薬を使っているということなのでしょうか?

 

これに関しては次の様な回答をいただいています。

 

”フシコスは、無農薬での栽培を基本としておりますが、人間が立ち入ることや様々な要因によって生態系のバランスが崩れてしまった場合は、無科学肥料等の助けを借りております。

また、オリーブの木の下に密集してクローバーが生息しているため、除草等についても行いません。”

(原文ママ)

 

ここでのキーワードは「生態系」です。

 

自然というのは生態系のバランスが非常に大事だということ。

全てのものには存在する意味があってそこに「在る」ってことでしょうか。

 

クローバー

 

本来、自然(神様)の力に任せておけば間違いないということかもしれません。

 

その力が、人間が介入することで少し崩れそうになった時だけ「無化学肥料」を最小限使うということです。

 

かたくなに伝統的手法を守り続けているのも生態系を大事にする気持ちも、オリーブという神秘の実とそれを育てる大地に敬意を感じているからなのでしょう。

 

まさに「神宿るオリーブオイル」です。

 

 

そもそもシラキス家の畑は標高の高い場所にあると言います。

 

そこで以前、オリーブオイル専門店に行った時に聞いた話を思い出しました。

 

各オリーブオイルの説明に「海抜○m」の記載があったのですが、とにかく高いところの方が害虫被害が少なくて済むのだと。

 

これを思い出し「なるほど」と納得しました。

 

そんなオリーブの聖地、訪れてみたいものです。

 

 

一般的な判断基準と照らし合わせてみよう

 

次にごく一般的なエキストラバージンオリーブオイルの判断基準と照らし合わせてみます。

 

ボトルについて

 

フシコスのボトルはスチール缶に入っています。

 

フシコス200g缶

 

通常、黒いボトルが良いと言われていますが、スチール缶は黒いボトル以上に光を遮ってくれると言われています。

 

万が一日光や蛍光灯の当たる場所に置きっぱなしにしても、それほど慌てることはないでしょう。

(ただし、できるだけ早く冷暗所に移動した方がいいのは同じです。)

 

またポアラーは専用のもので空気が非常に入りずらい構造になっています。

使う度に取り外す必要もなく酸化の心配もありません。

 

ポアラーをさしたフシコスの缶

 

酸素や光を嫌うオイルの性質をよく熟知して、日本への輸送やその後のボトリングについても非常に丁寧かつ注意を払ってくれています。

 

オイルに対する愛情と消費者への気配りが感じ取れると思います。

 

価格について

 

フシコスは単品で購入すると1缶450gで7,500円(消費税別)となっています。

(定期購入すればもっとお得な価格になります)

 

価格的にはまさに「最高級エキストラバージンオリーブオイル」と言われる理由が分かりますよね。

 

むしろ購入するのに尻込みしてしまうくらいです。

 

普通ならもう少し効率性を重視したり安くなるように大量生産すれば・・・って、つい思ってしまいます。

 

でもそれだけ「品質」そのものにこだわりと信念を持っている証拠かもしれません。

 

今後、もしかしたら量を少なくしてもう少し低価格での販売を検討してくれるかもしれません。

(消費者の方から結構要望があるみたい)

 

でもこれは私の希望的観測であり決定事項ではありません。

 

現在はお得な「スターターセット」がおすすめです。

200gですから、お試しするには本当にちょうどいい量です。

 

ラベルの表記

 

フシコスのスチール缶にはしっかり「エキストラバージンオリーブオイル(EXTRA VIRGIN OLIVE OIL)」の表記があります。

(まあ当然といえば当然ですが・・・。)

 

 

フシコスは国際基準をクリアしているの?

 

フシコスの酸度は「0.27」です。

IOCの国際基準が0.8ですから、それと比較してもずっと酸度が低くなっています。

 

またEUで規定した、食料品の原産地名認定・保護のための制度である「DOP(英語ではPDO)」の認定を受けています。

公式ページに記載あり

 

正直これはポイントが高いと思っています。

 

生産地やルートの偽装がないことが限りなく保証されていると理解しています。

DOPはIGPよりずっと厳しい基準です。

 

しかし「フシコス」はソムリエなど専門家による風味鑑定は行っていないのだそう。

 

これを聞くと「大丈夫なの?」って思われる方もいるかもしれませんね。

実は私も「えっ!」って思いました。

 

真相を確認してみたところ、次のような答えが返ってきました。

 

専門家の意見に惑わされずに「フシコス」を実際に味わったお客様それぞれに判断してもらいたい!

 

・・・だそうです。

 

私個人で言うと、今までごく一般的な素人として専門家の意見を判断基準の一つにしてきました。

 

でもそれに左右されずに「お客様一人一人で確かめてください」とのこと。

(逆に言うと専門家の「言質」が要らないなんてすごい自信です。)

 

きっと昔からずっとこれでやってきたのだと思います。

 

もともとこじんまりとファミリーだけで、長年の伝統をひたすら受け継いで、真面目に作り続け、そして地産地消して・・・それで何も問題なかったのだと思います。

 

世界ではオリーブオイルがお金になるということから、各国で偽装が蔓延しています。

 

このことから、今までのんびりと昔ながらの製法でやってきた良心的な個人生産者にも疑惑の目を向けられるという悲しい現状になってしまいました。

 

しかも私をはじめ日本人ときたら重箱の隅をつつくように細かいですからね・・・。

こんな問い合わせを受けて逆にビックリしているかもしれません。

 

同様に国際コンテストに出したこともないのだそうです(笑)

 

私は以前、国際コンテストで賞を受賞していると本物のエキストラバージンオリーブオイルである可能性が高いといった記事を書きました。

 

金・銀・銅メダル

 

でもそれが全てでは決してないということです。

 

このようにファミリー単位の小規模経営ですと、コンテストに出すということすら思いもつかなかったり意味をなさない場合があります。

 

今回、日本(福岡)との不思議なご縁から、幸運にもフシコスを日本でいただけるようになりましたが、もともとは先述したように地産地消が主のオリーブオイルでした。

 

ですから品評会に出す必要なんてなかったのかもしれません。

 

こういった背景を見ても、フシコスは本来その存在を知ることはなかったであろうローカルなエキストラバージンオリーブオイルなんだと分かります。

 

でもそれだけ貴重だってこと。

 

ただ日本にいると分からないものです。

まだまだ勉強する余地がたくさんあると感じました。

 

オリーブオイルって本当に奥が深いですね。

 

「フシコス」の詳細はこちら

 

 

フシコスが日本に届くまで

 

フシコスはオリーブの実の栽培、オイルの抽出、そしてスチール缶に入れて飛行機に乗せる前の手配まで、全てがシラキスファミリーによって行われます。

 

飛行機

 

1日~数日足らずで日本に到着。

福岡で小分けにされて私達の手元に届きます。

 

ルートはたったこれだけで、つまりそこに中間業者の思惑が入る余地がありません

 

これが実は非常に重要なポイントだったりします。

 

真っ黒いと言われるオリーブオイル業界。

なのに「フシコス」は純粋さと実直さ、そして癒しさえ感じます。

 

これってファミリー経営じゃないと無理ですよね。

 

ただし、その分品質の良さを実際に味わった消費者に判断してもらうという、お客さんもなかなかの任務を負わされています(笑)

 

でもそんなに心配する必要はありません。

 

一度味わってみれば、きっと直ぐにフシコスがどういったオリーブオイルなのかお分かりいただけると思います。

 

フシコス、どこで買えるの?楽天やアマゾンは?

 

「フシコス」は福岡に直販店があります。

 

もし福岡や近隣の地域にお住いの方はぜひ行ってみてください。

 

私のように遠方に住んでいる人は「フシコス」公式サイト(通販)で購入することができます。

 

ちなみに今のところ全国展開(出店計画)はないようです。

 

残念ですが、ギリシャの一族と福岡の油屋さんのご縁で始めたことですから、あまり規模を広げるつもりはないのかもしれません。

 

また、楽天やアマゾンで購入することはできません。

 

残念ながら楽天のポイントは付きませんが、公式サイトでもかなりお得な購入方法が用意されています。

 

また「スターターセット」を申し込むと、割引クーポンがついてきます。

(2017年3月現在)

 

決して見逃さず損をしないように購入してください。

 

健康を願うご家族や知人へ、ちょっとかしこまったギフトにも「フシコス」は最適だと思います。

 

差し上げる時、少しフシコスのストーリーを説明するとちょっぴり有難さが増すかもしれませんね。

 

「フシコス」神宿るオリーブオイルの購入はこちら

 

参考記事

オーガニックを越えたオリーブオイル「フシコス」で作る癒しのレシピ

「フシコス」のお味は?成分は?詳しい口コミを書きます

【フシコス】神宿るオリーブオイルを初体験!率直にレビューしてみた