大トロのにぎり

マグロはどこの部位がお好きですか?

 

中年にもなると大トロは段々辛くなってくると言われますが、こればかりは私に限って言えば当てはまらないみたいです。

 

大トロ大好きトロトロトロ。

 

ただし大量に食べられるかといえばそこはムリ。

 

とは言え10~20代のころから大量に食べたことはないので比較はできません。

 

ところで、今日はトロか赤身かの議論ではなく、トロと江戸時代について。

 

マグロの油脂といえば、私の愛するオメガ3、つまりDHA・EPAが豊富です。

 

味もさることながら、この素晴らしい栄養をとるという意味でもマグロ、特にトロと言われる部位は非常に価値があると思うのです。

 

そんなマグロ、日本では縄文時代から食べられていたみたい。

 

しかしそんな価値を知ることもなかったであろう昔、マグロは特に江戸時代ではランクの低いお魚だったというのは意外と知られていると思います。

 

「ねこまたぎ」なんて言葉もあるくらい。

 

しかもトロはその脂ゆえに捨てられていたと言うから驚きです。

 

保存方法も輸送技術も確立していなかった当時は、トロの脂身は美味しい状態で人々のところまで届かなかったというのが理由でしょうか。

 

また江戸時代の人々の好みも現代とは違っていたのかも。

 

とりあえず赤身は醤油に漬けて食べる、トロは捨てていたというから実にもったいない。

 

そんな話を聞くたびに、もしタイムスリップできるのなら江戸時代に行き獲れたてのマグロのトロをタダで貰ってたっぷり食べたいものだと思うのです。

 

もしくは当時の人々にマグロ、特にオメガ3のメリットを教え、たっぷり食べて健康になってもらいたいものです。

 

それにしても江戸時代ってやっぱり食生活だけ見ると微妙な時代のような気がします。

 

江戸ではビタミンもタンパク質も大して取らずに白米ばっかり食べて脚気になっていたというし、マグロはオメガ3をおめおめと捨てて、または鍋にして脂分を落として食べていたとかなんとか。

(「ねぎま」ですな)

 

どうりで江戸時代の人は短命なはずです。

そして背もかなり低い。

 

なんというか白飯にたくあん、もしくは湯漬けって感じですもん。

(極端かな)

 

長寿のイメージがある日本人ですが、江戸時代は真逆だったかも。

 

やっぱり日本人が飛躍的に長生きになったのは戦後、というか昭和50年代くらいの食事をし出したからでしょうか。

 

魚と肉をほどよいバランスで食べていたあのころ、このおかげで今の長寿国・日本が出来上がったのかもしれません。

 

そして時は経て、今では魚の出番がかなり減ってしまいました。

 

もう少し振り戻しというか、魚に戻らないと行けないのですが、なかなか上手くいかない今日このごろ。

 

それにしてもマグロ。

こんなに高級魚に出世したとは。

 

マグロが、特にトロが現代でこんなにもてはやされていると知ったら、当時の人はたいそう驚くでしょうね。