加工食品などの原材料を見るようになって感じるのは、植物油脂が入っている確率が予想以上に高いということ。

 

もっとも正確なデータからではなく私個人の感想でしかありませんが「こんなものにも入っているんだ・・・」と思う日々です。

 

トランス脂肪酸!トランス脂肪酸!って目の敵にしたところで、日本の現状ではいったいどのくらいのトランス脂肪酸が含まれているのかは分からないケースが多い。

 

良心的なメーカーさんはホームページにトランス脂肪酸の含有量を掲載していますが、いったい消費者の何%がいちいち調べるというのでしょう。

 

これがもしパッケージに記載されていたらなあって思います。

 

トランス脂肪酸に対してこんなに注目されるようになったのは、ここ数年のことだと思います。

 

トランス脂肪酸に関しては認識に個人差が激しく「日本人はそもそもトランス脂肪酸を食べる量が少ないのだから今現在気にする必要はない」という人と「できるだけとらないように気を付けろ」という人に分かれます。

(「トランス脂肪酸?何それ知らない」という人もまだ多いかも)

 

この二つの意見、個人的にはどっちも正解だと思っています。

上手く逃げてしまった感がありますが、正直にそう思うのだから仕方ありません。

 

トランス脂肪酸が人体に悪影響なのは本当でしょう。

でも、そもそもトランス脂肪酸には天然由来のものもあって、例えば牛肉や乳製品にはほんの少しのトランス脂肪酸が含まれています。

 

つまりもしトランス脂肪酸ゼロを目指すのなら、こんなものも規制しなくてはなりません。

 

もっと気を付けるべきは加工品・外食・コンビニやスーパーのお惣菜などです。

これらにはトランス脂肪酸がかなり含まれている可能性があります。

でももしこれらを全部排除してしまったら、きっとかなり生きづらい人生になってしまう人も多いでしょう。

 

でも現在の平均的な日本人の食生活では、たとえ外食をしてもそれほどトランス脂肪酸を目の敵にして規制する必要がないのだと思います。

農林水産省「トランス脂肪酸に関する情報」

 

「ではいったいあんたは何でそんなに油油って言っているの?」

 

そうなんですよ。

確かに我が家ではハッキリ言ってトランス脂肪酸をそれほどたくさん摂っている気はしないのです。

 

でも油を気にした生活もしてきませんでした。

サラダ油を使ってきました。

外食もします。

加工食品も使うし市販のお菓子もバンバン食べていました。

 

そんな時ふと思ったのです。

「ほんのちょっとの意識改革は必要なんじゃないか」って。

 

無理のない範囲、ストレスのない範囲でやれることだけでもやっていけば、きっと何かが違ってくるかもしれない。

 

私と家族の将来の健康にとって少しでもプラスになるのならやってみようと。

 

自分の身体を守れるのはやっぱり自分しかいないのだと思うのです。

 

政府の指針はある程度参考にはなりますが、それが全ての日本人の健康を保障してくれるものではないということを感じるからです。

 

日本とアメリカを単純に比較することもできません。

比較できないのは、人種的な体質そのものが違うという点も見逃せないと思います。

 

「まだまだ日本では量が少ないから大丈夫」と本当に言えるのかどうか。

 

そもそも私達日本人はまだあまりトランス脂肪酸自体を理解していないのかもしれません。

 

危険を煽るつもりはありませんが、政府がトランス脂肪酸を規制せず個人個人に判断を任せるのなら、せめて含有量の表示くらいしてくれてもいいのにと思います。

 

たとえば台湾は、トランス脂肪酸の含有量の規制はしていませんが、加工食品の表示に飽和脂肪酸とトランス脂肪酸の表示が義務付けられているそうです。

(2016年現在)

 

そしてそれは台湾に輸入される加工食品についても対象となるということですから、もし日本の加工食品を台湾に輸出するなら日本国内向けには表示がなくて台湾向けには表示があるということになるのでしょうか。

なんだかちょっと切ないですね。

 

もちろんどんな時で一番大事なのはバランスです。

トランス脂肪酸だけにかまけていると、摂った方がよかった栄養を摂り損ねることも出てきます。

 

どんなものが自分に必要なのか、必要じゃないのか。

答えはいつでも自分の身体の中にあるのだと思います。

 

そして口に入れるものは、どんなものでも身体に良いものと悪いものの両方が含まれていると思った方がいいでしょう。

 

だから「ばっかり食べ」をしてはいけない、どんなものもバランスよく食べることが大切というのは昔から言われてきた知恵であり真実だと思っています。

 

でも人の体は千差万別。

国の統計だけでは個人は守れない。

結局自分で守らないといけない。

 

そのためにも、しっかりとしたデータが欲しいところです。

それくらいメーカー任せにするのではなく国が介入してくれてもいいのでは・・・と個人的には思ってしまいます。