- 投稿 2020/06/15
- 私の体調の推移

油(オイル)というと、「太る」というイメージがまず先行して付きまとうと思います。
「油抜きダイエット」という言葉はだれでも聞いたことがありますよね。
油っぽいものを食べることへの抵抗を持っている方は「太るからイヤだ」とか「ダイエット中だから油はとらない」なんて思っている方も多いでしょう。
しかしはたしてそれは本当なのでしょうか。
「そうでもないかも・・・」と思えることを、今、私の中で体感しているところです。
そもそも油って何カロリー?
そもそも油(植物油)とはどのくらいカロリーがあるのかと言えば、次の通りです。
(日本食品標準成分表(文部科学省)を参照)
100g・・・921kcal
10g・・・92kcal
1g・・・9kcal
(小数点は四捨五入)
と言われてもピンときませんよね。
これは日常私達がよく使っている単位で計算してみると、このようになります。
大さじ1杯(15ml)・・・125kcal
小さじ1杯(5ml)・・・42kcal
(10g=約11mlとして計算、小数点は四捨五入)
ちなみに植物油はどの油も同じカロリーです。
牛脂やラードですと約94kcal(10g)、バターは約75kcal(10g)くらいになります。
私は油を毎日とっている
ここ数年ほど私は油革命と称して今までの食生活の改善を行ってきたのですが、大雑把に言うと、次のようなことを意識してやってきました。
・お菓子を中心とした加工食品をできるだけ排除
・オメガ3を中心とした質の良い油をほぼ毎日とる
・食事に関しては今まで通りでダイエット等はしていない
あまり質の良い油とは言えない加工食品の「見えない油」をできるだけ排除して質の良い油(オメガ3、時々オメガ9)に置き換えていくということを、アバウトながらやっていったということです。
よって油そのものに関してはむしろ積極的にとっていると言っても過言ではありません。
ちなみにオメガ3系を中心とした油は一日に小さじ1杯くらい。
多くても大さじ1杯程度を上限としています。
単純に考えると40~120kcalくらいは毎日油をとっていて、料理で多少使う分や排除しきれない加工食品の油なども入れると更にとっているということになります。
私の体重の推移
そんな生活を数か月間過ごして私の体重がどうなったかといえば、結果として約1kg減っている状態です。
↑身長は160cmくらい
だいたい40キロ代後半ですw
こんな画像を公開したところで何の証拠にもなりませんが、実際のところ1キロなんて何もしていなくても増減する程度のものですので、私の体重はほぼ変わっていないということになります。
それよりもっと声を大にして言いたいのは、体感としてジーンズが緩くなっていること。
実は体重を計る前には、このジーンズの緩さから2~3キロは減っているんじゃないかと期待していたくらいでした。
(だからどうというわけでもないが、つまり嬉しかったということ!)
油は必要な栄養、要は質と量、そしてバランスの問題か
もちろん油は高カロリーですから、たくさん摂取すれば太ります。
体重増加の原理は結局のところ、消費カロリーより摂取カロリーが多ければ太るし、その逆なら痩せるというだけの話です。
しかし脂質はそもそも身体にとって非常に大事な栄養素で、全くとらなくなったら大変なことになります。
お肌はカサカサになるし、髪もボロボロ、身体の成長や健康維持にも影響してきます。
身体は冷え、色々な支障が出てくること必須です。
たとえ油を全くとらずに痩せることができたとしても、きっと良い状態は長くは続かないでしょう。
ですから油をとることに恐怖を覚えている人がいるとするなら、それはちょっと違うのでは?と言いたいと思います。
要は全ての栄養素とのバランスが大事で、本当に質の良い油を、本当に必要な量だけとっていくってことがポイントなのだろうと思います。
また油同士のバランス(オメガ3とオメガ6)もとても大事ですよね。
私の例で言うと、私はお菓子をほとんどやめていますので、その分が油のカロリーで置き換わっただけかもしれません。
ですが他の人が同じことをして同じ結果が出るとも言えません。
私自身が本当に健康改善・維持が出来ているのか、または何かが間違って悪化しているのかは、数か月後の健康診断のデータでチェックしてみたいと思いますが、とにかく目に見える結果として「油を毎日とっているけど太らなかった」ということは言えそうです。