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オリーブオイルとオメガ3な日々

日々のんびりとエキストラバージンオリーブオイルやDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強しています

投稿者:otomi
オメガ3(α-リノレン酸)えごま油と亜麻仁油どっちにする?
オメガ3(α-リノレン酸)えごま油と亜麻仁油どっちにする?

オメガ3であるα-リノレン酸を手軽に摂取できるオイルとなると、やはり「えごま油」と「亜麻仁油」の二択になると思います。

 

どちらも通常のスーパーでも手に入れることができますし、同じくらいα-リノレン酸の含有量があるためどっちにしようかと迷ってしまう方も多いでしょう。

 

確かにα-リノレン酸だけを考えればえごま油と亜麻仁油のどちらを選択してもあまり変わりがありません。

 

そこで今回はα-リノレン酸以外の要素でこの二つを比較検討してみたいと思います。

 

主要な産地

 

えごまはアジア原産です。

 

東南アジア発祥と言われていますが、日本でも縄文時代から食べられていることが分かっておりとても古い歴史をもっています。

 

今でも日本各地で栽培されていますが、メジャーなメーカーさんのえごま油は国産のものだけではなく安価な外国産もよく使っています。

 

国内ですと、比較的小規模な農家がそれぞれ品質にこだわりを持って作り自分で販売しているものも多いです。

 

一方、亜麻はヨーロッパ・地中海付近に自生していた植物。

 

現在ではカナダが最大の生産国で、この他にもニュージーランドやオーストラリアで作られています。

 

暑さに弱く基本的に寒い土地が適しているため、日本では北海道で栽培しています。

 

しかし生産量は少なく、国産の亜麻仁油はとても貴重です。

 

生食用北海道産亜麻仁油 95g

 

 

ポリフェノール(ファイトケミカル)

 

えごま油と亜麻仁油のα-リノレン酸の含有量はどちらも60%前後とほぼ互角。

 

そうなるとどちらでも良いような気がしますが、ポリフェノールには違いがあります。

 

えごま油に含まれるポリフェノールには「ロズマリン酸」と「ルテオリン」。

えごま(荏胡麻)油について

 

どちらもアレルギーを緩和するとも言われており、α-リノレン酸自体もそういうメリットがあることからまさに「トリプルパワー」、アレルギー対策をしたい人にとってはえごま油がおすすめです。

 

亜麻仁油のポリフェノールと言えば「アマリグナン」が有名ですね。

亜麻仁油(フラックスシードオイル)について

 

リグナンは女性ホルモンと似た働きをすることから、女性のさまざまな症状に悩んでいる方におすすめです。

 

ただしポリフェノールがそれぞれのオイルにどれくらい含まれているのかは、あまりハッキリしていません。

 

どちらにしても精製した油ではほとんど期待できないと思いますので、製造方法をしっかり確認した方がよさそうです。

 

味とにおい

 

えごま油と亜麻仁油の味とにおいの違いを言うのは正直難しいです。

 

ぶっちゃけて言えば、どっちもどっち。

 

しいて言えばえごま油は穀物や畳っぽい(イグサ?)感じで、亜麻仁油はコクとオイリー感がより強いかなと。

 

ただし次のようなことは言えるので参考になるかもしれません。

 

まず、えごまという植物はシソ科ですが、えごま油からシソの葉のような風味がするわけではありません。

(多少草っぽいのはシソ科ならではかもしれませんが)

 

また「ごま」と勘違いしてごま油のような香ばしさを求めると落胆するでしょう。

 

よくえごま油も亜麻仁油も「生臭い」、「マズイ」などと表現されますが、これはおそらくオメガ3(α-リノレン酸)の特徴だと思います。

 

それぞれの風味の違いは種子自体が違うのであるにはありますが、これ(α-リノレン酸)が共通しているのでそっちの方が強いような・・・。

 

むしろえごま油か亜麻仁油かというよりは、商品(メーカー)や製造方法による違いの方がより大きく感じます。

 

またどれくらい「酸化」しているかにもよります。

 

新鮮で低温搾りされたものでしたら、実はどちらもそれほどイヤなクセは感じずに食べることができます。

 

食材と混ぜてしまえばマズくて食べれなかったなんてことはありません。

 

ちなみに私が「美味しい」と感じたえごま油はこちら↓

本物の国産えごま油の味はマズくない!選ぶならコレがおすすめ

 

非常に丁寧に作られた生搾りのえごま油ですが、変なクセがなくて美味しかったです。

 

あとは冷蔵庫で保存してできるだけ早目に食べ切ること。

 

これが大事です。

 

加熱について

 

えごま油も亜麻仁油も加熱には向いていないと言われています。

 

それはオメガ3(α-リノレン酸)は加熱すると酸化して悪臭(生臭さ、魚臭さ)を発したり品質が低下するから。

 

そんな中アリーガという亜麻仁油は独自の製法により加熱に耐えられるとなっています。

証明あり!加熱できるオメガ3・亜麻仁油【アリーガ】口コミ

 

私もアリーガを知ってからかなり使わせてもらっていますが、肉料理に使うとコクがプラスされて美味しいです。

 

一方、大手を振って「加熱OK」なえごま油は知りません。

 

ただし他の油とブレンドしたえごま油で加熱OKなものはありました。

 

 

 

これらは加熱OKですが、えごま油だけではなく他の油も同時にとることになります。

 

 

デメリットや問題(危険)はあるのか

 

えごま油と亜麻仁油、どちらも健康になりたい方にとっては注目度の高い油です。

 

それぞれにデメリットや問題(危険)があるというよりも、やっぱりどんなに良いものであっても「適量を守る」ことは大事です。

 

たくさんとったらより健康になるわけではありません。

 

またどんなに良いと言われるものであっても全ての人に良いかどうかは分かりません。

 

もし何か気になることがあればもったいなくても中断することも大事です。

 

そして品質の問題。

 

近年、えごま油も亜麻仁油もとても人気が出てきて、ハッキリ言ってしまえば「金儲け」になるようになった。

 

こうなると粗悪で低品質なものが出回ることも増えてきます。

 

健康を願ってあえて美味しくもない(!?)油を食べながら、かえってトラブルが出る人もいるでしょう。

 

デメリット

 

せっかく使うのなら、単に店頭に並んでいる商品を適当に買うのではなく下調べすることをおすすめします。

 

「いつ」、「どこで」、「だれが」作ったものなのか。

 

どういった栽培方法か、どういった搾り方をしているのか。

 

そして消費者サイドも使用方法や保管方法、賞味期限をしっかり守って使いましょう。

 

他の油と比較すると少し面倒なのがえごま油と亜麻仁油です。

 

ですが、どうせならしっかりチェックした方がよりメリットを得られるし、なんならメーカーさんへとことん質問して不安を解消してから購入しましょう。

 

 

まとめ

 

えごま油と亜麻仁油、個人的にはどちらもおすすめできる素晴らしい油だと思います。

 

ただし品質を求めるなら、やっぱり大量生産されたものよりは小さい農家さんがこだわりを持って作ったものの方が断然おすすめです。

 

ですが価格の問題や入手しやすさも大事。

 

えごま油と亜麻仁油のどちらを選ぶかは、今自分の体にどんな問題があるのか、どちらの方がよりメリットがあるのか、そして好みや購入しやすさなども考慮して選んでみてくださいね。

 

 

DHAほしい!魚アレルギーでも魚油サプリメントは飲めるのか?
DHAほしい!魚アレルギーでも魚油サプリメントは飲めるのか?

魚アレルギーは珍しくはありません。

 

しかも魚アレルギーというとギラギラした青魚をイメージしがちですが、実はそうとも言えないようです。

一見あっさりした魚であってもアレルギーが出ることはあるのだそう。

 

アレルギーによって魚が食べれないと、魚がもつ素晴らしい栄養(DHAなど)をとることが難しくなります。

 

そんな方がDHAやEPAをとりたい時は植物性のオメガ3(α-リノレン酸)をとることが多くなるでしょう。

 

一方で魚油サプリメントなら魚アレルギーの人でもとることができるそう。

それはいったいどういうことなのでしょうか。

 

魚アレルギーとはなんだ?白身でも出るの?

 

魚アレルギーはごく一般的です。

 

ある魚で一度アレルギーを起こしてしまうと、他の魚を食べてもアレルギー症状が出るかもしれません。

 

魚アレルギーの原因となるのは「パルブアルブミン」というアレルゲン物質です。

 

これはどの魚も持っているため一度発症してしまうと別の魚でもアレルギーを起こしてしまう場合があります。

 

ですから魚アレルギーは青魚だけではなく白身魚でも症状が出ます。

 

魚アレルギーというと「青魚」をイメージしがちですが、それは先入観であり安易に自己判断しない方が良さそうです。

 

とは言え、全ての魚で必ずアレルギー症状が出るとは限りません。

 

少しでも食べられる魚を確保するにはアレルギー検査をしてなおかつ専門家に指導してもらうのが一番でしょう。

 

またアレルギーではありませんが鮮度が落ちると「ヒスタミン」という物質による食中毒が起きる場合があります。

 

症状が蕁麻疹など共通することからアレルギーと勘違いすることも多いでしょう。

 

また魚アレルギーかと思っていたら寄生虫のアニサキスに対するアレルギーだったというケースもあります。

 

こうなると自分が本当に魚アレルギーかどうかを確かめるには、やっぱり血液検査(アレルギー検査)をした方がよさそうです。

 

DHAやEPAってアレルギーを抑えるって聞いたのですが・・・

 

ところで魚に含まれるDHAやEPAはアレルギーを抑制するという話をよく聞きます。

 

せっかくそれらの栄養を持つ魚なのに、アレルギーが出てしまうのはちょっと矛盾しているようで納得がいきませんよね。

 

しかし残念ながら魚アレルギーの原因となるのは「パルブアルブミン」や「コラーゲン」といったタンパク質。

 

たとえDHAやEPAが多くのアレルギー反応を抑制してくれるのが事実だとしても、魚を丸ごと食べてしまうと当然タンパク質も同時に摂取することになります。

 

これは私の推測ですが、一匹に含まれるDHAやEPAの量だけではアレルギー反応を完全に抑え込むには足りないのかもしれません。

 

とは言えアレルギーの人は積極的にDHAやEPAをとることが推奨されています。

(専門医に相談の上実施してください)

 

ただし魚アレルギーの人は残念ですが「魚を食べるという方法以外で」対策するということになります。

 

「パルブアルブミン」を除去した魚油のサプリメントなら飲めるって本当なの?

 

DHAやEPAがアレルギー対策になるのなら、魚を食べるのではなく魚油のサプリメントで栄養を強化したいと思う人も多いでしょう。

 

実は魚アレルギーの人でも魚油のサプリは摂取できると言われています。

 

理由は上記に書いた通りアレルゲンとなるのはタンパク質(パルブアルブミン)で脂肪酸(オメガ3)ではありません。

 

DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸だけを抽出した魚油サプリメントならアレルゲンを含みませんから理論上は魚アレルギーの人でも大丈夫ということになります。

 

全ての魚油サプリメントが本当に大丈夫なのか

 

ですが本当に全ての魚油サプリメントが大丈夫なのでしょうか。

 

というのも、一口に魚油サプリメントといってもその製造方法や魚の種類は商品によって違います。

 

例えば精製について。

 

多くの魚油サプリメントは「加熱精製」してあります。

(原材料に「精製魚油」などと書いてある)

 

しかし「非加熱抽出」のものもあります。

 

たとえば魚を丸ごと搾ったものですと、脂肪酸の他にも魚が本来持っているビタミンなども壊れずに残っています。

 

このように製造方法もどんな魚から抽出したのかも商品によって違っていますから、全ての魚油サプリメントで完全にアレルゲンが除去されているのかどうかは分かりません。

 

もし魚アレルギーの人が魚由来のDHA・EPAサプリメントをとりたいと思うのなら、必ずメーカーに詳細を確認することをおすすめします。

 

やっぱり安心が一番!魚アレルギーの人はこちらがおすすめ

 

魚アレルギーの人でも魚油サプリメントはとれるかもしれません。

 

でもなんだかやっぱり心配という人は以下のようなDHAサプリメントもあります。

 

海藻由来「かしこく摂りたいDHA&EPA」のメリットはこれ!

 

「かしこく摂りたいDHA&EPA」は今話題のボタニカル系サプリメントです。

魚ではなく海藻由来のDHA・EPAだということが大きなポイント。

 

そもそも魚が持っているDHAだってスタートは植物(海藻)から。

 

食物連鎖で魚の体内に一定量が溜まったというだけです。

 

「かしこく摂りたいDHA&EPA」の一番のメリットは

 

 

魚NGの人でも安心してDHAやEPAが豊富にとれる

 

 

ということ。

 

魚アレルギーの人はもちろんベジタリアンで魚を食べない人には特におすすめです。

 

アレルギーの症状って体の問題だけじゃなくメンタルの調子でも症状が違ってきたりするような気がします。

(私も幼児期は食物アレルギーを持っていました)

 

ですから少しでも気になるのなら無理しないことも大事。

他で代用できるのであれば別に魚油にこだわる必要はありませんよね。

 

「安心」を得ることが何より大切です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

人間の体は不思議なもので、一口にアレルギーと言ってもその症状の出方や度合いはほんとうにさまざまです。

 

ですがアレルギーは最悪の場合命にもかかわる重大な問題。

 

安易に自己判断せずに専門家のアドバイスをもらいながら対処すべきですよね。

(上記でご紹介した「かしこく摂りたいDHA&EPA」も念のためメーカーや専門医に再度確認してからお試しいだだくとより安心です)

 

その上でDHAやEPAを安心して積極的に摂りたいものです。

 

 

参考記事

健康家族~かしこく摂りたいDHA&EPA を一か月飲んだ感想

植物由来のDHA(ボタニカルDHA)のメリットを考える

DHAやEPAってどこからきたの?海の食物連鎖は凄かった

 

 

 

とろけるチーズの油脂成分ってどれくらい?通常タイプより多いのか?
とろけるチーズの油脂成分ってどれくらい?通常タイプより多いのか?

みなさん、とろけるチーズを使っていますか?

 

ピザやトーストの上に乗せた時、溶けて少し焦げ目がついたチーズがあると格段に美味しくなりますよね。

 

あの美味しさはチーズの持つ濃厚な風味のおかげだと思いますが、やっぱり溶けた時のトロトロ食感も一役買っていると思います。

 

ところで溶けるタイプのチーズ、いかにも油がたっぷりな感じがします。

 

例えばスライスチーズなどは普通タイプと溶けるタイプが売られていますが、この二つには油脂量の違いがあるのでしょうか。

 

あのトロトロ感は油の量が関係しているのか、はたまた他の何かによってなのかを以下のメーカーの商品から探ってみたいと思います。

(※成分量などは変更することがあります。最新情報は公式サイトか実際の商品で確認してください)

 

明治

 

明治北海道十勝とろけるスライス

1枚(18gあたり)

脂質・・・4.8g

カロリー・・・60kcal

 

 

明治北海道十勝スライスチーズ

1枚(18gあたり)

脂質・・・4.9g

カロリー・・・60kcal

 

 

雪印メグミルク

 

とろけるスライス

1枚(18gあたり)

脂質・・・4.9g

カロリー・・・60kcal

 

 

スライスチーズ

1枚(18gあたり)

脂質・・・4.8g

カロリー・・・59kcal

 

溶けるヒミツは油ではなく添加物なの?!

 

上記の成分を見ると脂質の量が溶けたりトロトロした感触のもとではないのが分かります。

 

でも溶けるから油っぽく感じるのでしょうか、なんとなくとろけるチーズの方が脂質量が多いイメージを持っていました。

 

ではいったい何が違うのかと言えば、それぞれの原材料を見て分かることは食品添加物「安定剤(増粘多糖類)」が入っているかどうかってこと。

 

「増粘多糖類」とは文字通り粘り気を出すためのいくつかの添加物をまとめて言った名称になります。

 

代表的なものは「セルロース」でしょうか。

 

この他にも実際に使われる成分は複数の種類があるのでただ「増粘多糖類」と書いてある時には何が使われているのかまでは分かりません。

 

このブログでは食品添加物を掘り下げて調査していないので興味のある方は調べてみてくさいね。

 

とりあえず上記の(通常)スライスチーズととろけるスライスチーズに関して、脂質やカロリー的にはほど同じ。

単に食品添加物の有無が違いだということが分かりました。

 

そもそも溶けるのはナチュラルチーズ!

 

ところがふと疑問が。

 

我が家ではたまにピザ用のチーズ(あの細かいヤツね)を購入するのですが、確か「セルロース不使用」と書いてありました。

 

そして原材料はチーズのみ。

でも溶けるしのびるのです。

 

実はチーズには「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。

そして、そもそも溶けるのはナチュラルチーズ。

(全てのナチュラルチーズではありませんが)

 

だから私が購入したピザ用チーズはまさに溶けるタイプのナチュラルチーズだってこと。

 

プロセスチーズとはナチュラルチーズを熱加工して固めるための添加物(乳化剤)を入れているもののことです。

ですから通常は溶けません。(熱で柔らかくはなりますね)

 

でもプロセスチーズも添加物(増粘多糖類)を加えることによって溶けるように加工することはできます。

 

それが上記のような商品です。

 

ではどうしてわざわざ溶けるタイプのナチュラルチーズを一度プロセスチーズに加工しさらに溶けるための添加物を加えるなんて面倒なことをしているのでしょうか?

 

なんか二度手間に見えますが・・・。

 

でもたぶん味や口あたり、コスト面の問題、そして保存性・安定性の問題があるのではと推測します。

 

ちょっと油から外れましたが、今回は溶けるチーズのヒミツをちょっぴり知ることがでました。

 

今後何を優先して使うかを決める材料になったと思います。

 

チーズ マリボ・ステッペンシュレッドチーズ 1kg セルロース不使用 無添加

 

 

 

 

明治ミルクチョコレートに植物油脂が入っていないワケ
明治ミルクチョコレートに植物油脂が入っていないワケ

先日、明治ミルクチョコレートには植物油脂が入っていないことを記事にしましたが、いったいどうして「ミルクチョコレートだけ」に入っていないのかということを疑問に思っていました。

 

そこで今回、明治のお問い合わせ窓口に電話をしたところ、回答をいただいたのでご紹介したいと思います。

 

ブラックチョコレートとミルクチョコレートのカカオポリフェノール量と口溶け感の関係

 

まずお答えをいただいたのはブラックチョコレートになぜ植物油脂が入っているかということ。

 

これにはカカオポリフェノールの含有量が関係しています。

 

まずこちら↓が明治ミルクチョコレートのポリフェノール量になります。

 

明治ミルクチョコレートのポリフェノール含有量表示

 

カカオポリフェノールが1枚(50g)につき「410mg」です。

 

それに対し明治ブラックチョコレートのポリフェノール量は1枚(50g)につき「700mg」となっています。

 

カカオポリフェノールは、血管や脳の健康、そしてメンタルの安定などに期待できると言われており、最近ではカカオポリフェノールの恩恵にあずかろうと高カカオのチョコレートを食べているという人も多いですよね。

 

まあふつうに考えてブラックチョコレートの方がカカオが多く結果ポリフェノール量も多いのは分かります。

 

ですがカカオが多くなってしまうと、どうしても滑らかさや口溶けがイマイチという状態になってしまうそう。

 

そこでブラックチョコレートに植物油脂を加えることによって滑らかさを実現しているということでした。

 

本当ならカカオポリフェノールの量が多いブラックを食べたいところ。

明治のブラックチョコレートって苦くなく子供でも十分食べられるくらいです。

 

明治ブラックチョコレート 50g×10箱

 

ですがこの「口溶け感」というものを演出するために(残念ながら)植物油脂が使われてしまっているのでした。

 

ではハイミルクとホワイトにはなぜ植物油脂が?

 

さらにここで新たな疑問。

 

だったらどうしてハイミルクチョコレートとホワイトチョコレートにも植物油脂が入っているのでしょう。

 

 

明治 ハイミルクチョコレート 50g×10個

 

 

明治 ホワイトチョコレート 40g×10個

 

 

ホワイトチョコレートに関しては原材料に「カカオマス」すら入っていません。

 

ここでいったん電話を切ってお調べいただけることに。

そして、いただいた答えは次のようなものでした。

 

”明治ミルクチョコレートにはあえて植物油脂を入れていません。

なぜかというと、明治ミルクチョコレートは限られた原材料だけで作った「ピュアチョコレート」であるということを売りにしています。”

 

つまり純粋(ピュア)なチョコレート本来の風味を楽しんでもらうことをコンセプトとしているわけですかね。

 

そして、

 

”ハイミルクチョコレートとホワイトチョコレートに関しては、その製品の特性上口溶けや滑らかさといった風味がより必要なチョコレートとなっています。

そのため植物油脂を加えています。”

 

という回答をいただきました。

 

ふうん・・・なるほど。

 

確かにイメージとしてこの二つはよりいっそう「口溶け感」を味わうチョコレートだというのは納得です。

 

だったらココアバターを増やせばいいのでは?

 

というところで電話を切ってしまいましたが、その後でもう一つの疑問がふつふつと湧いてきてしまいました。

 

だったら「ココアバター(カカオバター)」を増やせばいいのでは?と。

 

ココアバターはカカオを圧搾して作った油脂で、そもそもチョコレートの口どけや滑らかさを出すために入っているものだと思います。

(カカオマスだけだったらボソボソとしてとても食べられたものじゃないかも)

 

そして明治のどの味のチョコレートにだって既に入っているのです。

 

感想とまとめ

 

ここからはメーカーさんへ確認をしたわけではないので、私の個人的な推測としてお読みください。

 

メーカーさんがチョコレートに植物油脂を使う理由、おそらくそれは「コストの問題」があるのだと思います。

 

ココアバターと植物油脂を比較した場合、ココアバターの方がコストが高く、一枚100円程度の価格にするには植物油脂を使うしかないのかな・・・と。

 

もしくは製造や技術的な面で植物油脂の方が使い勝手がいいのかもしれません。

 

ヨーロッパのチョコレートには植物油脂が入っていないものがほとんどだと言います。

 

そもそも本当のチョコレートには植物油脂は入らないもの。

 

でも日本のチョコレートにはほとんど植物油脂が入っているので、日本人はその味に慣れちゃっているのでしょう。

 

外国の本物のチョコレートを食べると、いくら高級でも若干違和感を感じる時があるのは、植物油脂がいかに日本で当たり前になっているかという事なのかもしれません。

 

もちろんこの「口溶け」感はとても大事です。

特に日本人って「のど越し」とかそういった本来の味以外のものに対してもこだわりってかなりあると思います。

 

だからメーカーさんの意図も分からなくはないのですが。

 

でもそんな中、明治のミルクチョコレートには「植物油脂」が入っていないという事実。

これはメーカーさんの企業努力ですかね。

 

明治ミルクチョコレートの銀紙をむいたところ

↑ピュアチョコレート!!

 

でも明治でできるということは、やろうと思えば他のメーカーさんでもできるはずなのに(ボソっ)。

 

しかも明治のミルクチョコレートが他社と比較して口溶け感で劣っていると感じたことがないんですけど・・・。

 

ちなみに本格的な高カカオチョコレートや値段の高めなミルクチョコレートでは他のメーカーさんのものでもちゃんと「植物油脂なし」のものはあります。

 

また通販ではもっと高品質で厳選された原材料で作られているミルクチョコレートが販売されているでしょう。

 

でも100円程度で買えてしかも近所のスーパーで買える手軽さは外せませんよね。

 

明治のミルクチョコレート、植物油脂が入っていなくてもちっとも困ることないです。

 

むしろ美味しいです。

 

もちろん砂糖はたっぷり入っているでしょうし高品質ではないかもしれません。

(その点で体に良いかどうかは・・・)

 

でも「植物油脂不使用」は個人的にかなりポイントが高いです。

 

ついでに明治さんのブラックチョコレートも植物油脂はいらないんじゃないかな?

少しくらい口溶けイマイチでも十分に甘さとカカオの風味でカバーできる!!

 

むしろ「当メーカーのチョコレートには植物油脂は入っていません!」を売りにした方が今の時代は売れるかもしれませんよ。

 

 

 

板チョコだと一枚ペロッと・・・

つい食べすぎちゃう人はこっちの方がおすすめ↓

 

明治 ミルクチョコレートBOX 120g×6個

 

明治 ミルクチョコレート袋 128g×20袋

 

 

参考記事

明治ミルクチョコレート(板)の油脂成分を見てみる