- 投稿 2017/06/05
- 加工食品の油脂成分を調査

ボンタンアメ(文旦飴)といえば、きっと多くの人が知っているし食べたことがある人も多いでしょう。
今回は子供がお小遣いで買ってきたものの「好きじゃないからあげる」と全て押し付けられてしまった(笑)ボンタンアメの原材料と油脂成分をチェックしてみたいと思います。
セイカ食品の「ボンタンアメ」について
セイカ食品株式会社から販売されているボンタンアメは、なんと大正13年にはじめてつくられたお菓子です。
確かに物心ついた時から(大正生まれではありません)あった記憶があります。
パッケージも記憶する限りでは同じものではないかと思います。
(大正時代から同じではないでしょうけど)
「アメ」となっていますが硬くはなく、どちらかといえば食感は餅かグミのような感じです。
水あめともち米が主な原材料で、そこに南国のフルーツである文旦の果汁やみかんの果汁を練り込んだ柔らかいお菓子です。
ボンタンアメの油脂成分をチェック
ボンタンアメの原材料を見てみます。
油脂成分は入っていません。
例えば似ている食感のお菓子としてキャラメルやソフトキャンディーがあると思いますが、植物油脂が入っているものが非常に多いです。
(グミは入っていないものも結構あります。)
他の添加物(アナトー色素など)は入っていますが、油脂に関しては安心できると思いました。
↑脂質は「0g」です
味の感想
ボンタンアメはいったいどんな味なのでしょうか。
残念ながらうちの子は「好きじゃない」ようですが、私は今回久しぶりに食べて「ああこんな味だったなあ」と懐かしくなりました。
そこで率直な感想を書いてみたいと思います。
大きさは森永ミルクキャラメルと同じくらいだと思います。
口の中に一口で入るくらいですね。
口に入れるとまずはオブラートの食感を感じます。
うちの子はこの味のないオブラートがイヤみたいです。
オブラートはこのお菓子の特徴上なくてはならないものでしょう。
(ないと全部がくっついてしまいます)
オブラートは主にじゃが芋のでんぷんから作られているもの。
うちでは使いませんが粉薬を飲む時に使ったりします。
口の中で溶けますが、確かに私も子供のころからあまり好きではありませんでした。
食感は上記に書いた通り、餅かグミといったところでしょうか。
噛んでいると中に包まれているボンタンアメの味が出てきます。
優しい甘さが広がります。
ただ思いのほか柑橘系の味があまりしないと思ってしまうのは私だけでしょうか。
甘酸っぱさというよりは水あめや麦芽糖のほんのりした甘さの餅といった感じです。
良く言えば「昔懐かしいい味・優しくて老若男女問わず食べられる味」、ちょっと残念な言い方をすれば「中途半端な味」といったところ。
こればかりは好みなのでスミマセン。
(そういえば私は求肥も苦手でした)
でも実際のところ、ボンタンアメは全国規模のお菓子で、ここ東京都内でも普通に売っています。
キャラメルやグミ・他のソフトキャンディーとはまた違ったユニーク(唯一無二)なカテゴリ、どこか懐かしい和風なお菓子だと思います。