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海の宝石「いくら」~想像以上にDHAたっぷりな事実
海の宝石「いくら」~想像以上にDHAたっぷりな事実

お寿司のネタなどで子供から大人まで大人気のいくら。

我が家でも子供も夫も、そして私もいくらが大好きです。

 

いくらと言えば鮭の卵、鮭と言えばDHAやEPAが豊富な魚ですから、その卵となればいくらにもDHAやEPAを期待してしまいますよね。

 

でも実際にはどうなのか、あまり詳細を知らない人も多いはず。

 

今回はそんないくらについてチェックしてみたいと思います。

 

いくらの脂肪酸をチェック

 

いくらの脂肪酸を見てみたいと思います。

 

なんだか油の塊のようなイメージがあるいくらですが、半分は水分であり、可食部100g中のトータル脂質は15.6gとなっています。

 

その中で脂肪酸の内訳を大まかに見てみると以下の通り。

 

・オメガ3・・・4.7g

・オメガ6・・・0.27g

・一価不飽和脂肪酸・・・3.82g

・飽和脂肪酸・・・2.42g

 

オメガ3が多くてオメガ6が少ないのは嬉しいですよね。

 

更にオメガ3のおおよその内訳を見てみると、DHAが2000mg、IPA(EPAのこと)が1600mg、DPAが670mgとなっています。

 

上記画像のようにいくらの軍艦を2貫食べるとせいぜい20~30gくらいでしょうか。

 

20gと仮定していくらの軍艦を2貫食べるとするとDHAが400mg、EPAが320mg、DPAが134mgとれることになります。

 

なかなかたくさんのオメガ3がとれるという印象ですがいかがでしょうか。

 

気になるのはプリン体・・・しかし実は

 

いくらと言うとどうしても「プリン体」と「痛風」という言葉が思い浮かびます。

 

プリン体とは食べ物全般に含まれている成分なのですが、プリン体が体内で分解されてできる「尿酸」という物質が多すぎて排出されずに体内に蓄積されていくと痛風という病気になるリスクが高まります。

 

だからよく「プリン体ゼロ」を謳い文句にした商品があるのですね。

 

ところでよく言われるのが、いくらはプリン体が多いから痛風の人は食べてはいけないという説。

 

確かになんとなく多そうなイメージがあります。

 

そこでいくらのプリン体含有量を調べてみましたが、いくら100g中に「3.7mg」のプリン体が含まれるということでした。

 

この数値は他の食品と比較しても決して多い方ではない、というか予想以上に少ないということが分かります。

 

どうしていくらにプリン体が多いという説が浮上してきたのでしょう。

 

思い込みって怖いですよね。

 

もちろん食べすぎはよくありませんが、プリン体だけを考えるのならいくらは決して「食べてはいけない食品」とは言えなさそうです。

 

ちなみに私が今までで一番いくらを食べたのはやっぱり北海道に旅行に行った時のいくら丼でした。

 

プリップリで美味しかったですね~。

 

いくら大好き人間である私は、いつかご飯以上の粒数のいくらをあふれんばかりに白飯に乗せて惜しみなく食べたいと思っています。

 

もちろん天然ものも粒の大きいいくらの醬油漬け。

キラキラ輝いてまさに宝石のようです。

 

 

時々は値段を気にせずにたっぷりのいくらから思いっきりDHAやEPAを摂りたいものです。

 

参考文献:文部科学省「食品成分データベース」、公益財団法人「痛風財団」

 

 

BPA対策をした缶詰でDHA・EPAをとりたい
BPA対策をした缶詰でDHA・EPAをとりたい

魚のDHAやEPAを効率よくとるために缶詰はとても重宝します。

 

ですが缶詰というと最近問題になっている環境ホルモン「BPA」(ビスフェノールA)を心配して食べるのをためらっている方もいることでしょう。

 

一説には日本人は世界的にみてもかなりの量を摂取してしまっているのだとか。

 

そんな「BPA」を少しでも減らすにはどうしたらいいか、各企業はどういった対策をとっているのかいないのか、調べてみたいと思います。

 

缶詰に関する以前の記事はこちら↓

サプリ以上!?魚の缶詰はDHAとEPA量が凄いですが問題も

 

BPA~企業の取り組みを見てみる

 

例えば缶詰を購入する際に、その企業のホームページなどでBPA対策をしているかどうかチェックしてみるといいでしょう。

 

今回は私が実際に購入している有名メーカーさんのホームページをいくつか調べてみることにしました。

(※情報は更新されることがあるので最新情報は各サイトで確認してください)

 

まずはマルハニチロ

 

「BPA低減とフィルムラミネート技術を採用している」とあります。

 

フィルムラミネート技術とは、缶の内側にラミネートフィルムを貼ることにより保存性を高めたり食品へのBPA流出防止対策をするということ。

 

マルハニチロさんは取りあえずBPAに関心を持ち対策を取られているようですね。

 

次にSSKセールス

 

以前は「お問い合わせ」のページに一応「缶詰・びん詰・レトルト食品Q&A」(日本缶詰びん詰レトルト食品協会サイト)へのリンクが貼ってあったような気がしましたが・・・。

 

メーカーとしての説明や対策は見当たらずちょっとハッキリしません。

 

そしてはごろもフーズ

 

「Q&A」などをチェックしてみましたが、具体的にBPAに言及している箇所を見つけることができませんでした。

 

ですが「日本缶詰びん詰レトルト食品協会」の副会長は、はごろもフーズの常勤監査役

の方となっています。(平成31年)

本会の運営組織と内部機構

 

ということは日本缶詰びん詰レトルト食品協会に名前のある企業さんはBPA対策をした缶を使っているということなのでしょうか。

 

よく分かりませんね。

 

とりあえず企業として公式サイトにBPA対策を掲載していたのは上記ではマルハニチロさんでした。

 

BPAに関しては最近その危険性がだいぶ一般的に浸透してきたので、各メーカーさんでも積極的に対策をしてホームページで公開していただきたいですよね。

 

それだけでも消費者は安心するし信頼度はかなりアップすると思います。

 

BPAについて、そして缶詰について何かお知りにならりたい方は以下のサイトが参考になると思います。

 

日本缶詰びん詰レトルト食品協会

厚生労働省「ビスフェノールAについてのQ&A」

 

できるだけBPAを減らすにはどうしたらいいのか

 

「BPAフリー」となっている缶詰はあるにはあるようですが、ネットで探してみても残念ながらなかなか発見できないのが現状です。

 

また一部のBPAフリー缶には「完全」とは言えないものもあるようで、そのあたりの選別が一般消費者には難しくなんとも歯がゆい現状があります。

 

BPA対策を手っ取り早くしたいなら単純に缶詰やBPAが入っていそうな食品容器を使った食べ物を食べないことです。

 

ですが現代において完全に排除するのは意外と大変そうですよね。

 

取りあえず消費者が現実的にできるBPA削減対策としては、やっぱり個々のメーカーに具体的な取り組みをまず聞いてみることだと思います。

 

急いで缶詰が必要になったわけではないのでしたら、メーカーに問い合わせてから購入しても遅くはないでしょう。

 

開けた鯖缶

 

実際にホームページに記載がなくてもしっかりと対策をしていることも考えられます。

 

また直接消費者ができる対策として、できるだけ日付の新しいものを購入して速やかに食べてしまうといいかもしれません。

(非常食として購入した缶詰は別ですが)

 

BPAは古い缶詰の方がより危険性が高まります。

 

缶詰というとつい「保存するもの」「非常の時に食べるもの」というイメージがあり、長期間放置されがちですが魚の缶詰はDHA・EPAの宝庫。

 

しかも料理いらずでそのままでも食べられる。

もしくはアレンジ料理にも向いていて使い勝手の良い優秀なアイテムなのです。

 

本当なら日常の食事でも上手に取り入れ簡単にたっぷりオメガ3を摂りたいのが本音。

 

そのためにも各メーカーさんにはBPA対策をしっかりと実施し、どんどん消費者にも分かりやすくアピールしてほしいですね。

 

参考記事

サバの水煮缶詰で絶品ハンバーグを作る

 

 

 

DHA・EPAって副作用あるの?取り過ぎると・・・
DHA・EPAって副作用あるの?取り過ぎると・・・

DHA・EPAが身体にとても重要な栄養素だということで、意識して摂取している人は多いと思います。

 

でも取り過ぎることで副作用などはないのでしょうか。

 

摂り過ぎで起こる副作用とは

 

DHA・EPAの有効性を言う時、よく例にあがるのがグリーンランドに住んでいるイヌイット族とデンマーク人の比較です。

 

これはオメガ3(DHA・EPA)を多く摂取している人とオメガ6(リノール酸・アラキドン酸)を多く摂取している人では、どういった病気のリスクがあるのかということを比較しているものです。

 

オメガ6を多くとっているデンマーク人は血管が詰まる病気(動脈硬化など)が多く、グリーンランド人は出血性の病気(脳出血など)が多くなっているという統計が出ています。

 

ただこれは非常に極端な例にも思われます。

 

デンマーク人は魚をほとんど食べることがない人達、そしてグリーンランドイヌイットの人は海獣(アザラシとかオットセイとか)や魚以外はほとんど食べることがない人達だからです。

 

つまりイヌイットは極端にオメガ3(DHA・EPA)に偏ってしまっている例です。

 

グリーンランドのイヌイット族の人

 

それでもイヌイットは(ガンなどの)病気が総合的に少ないとも言われています。

 

きっと彼らの健康は、その厳しい極寒の土地で長年培われてきた知恵と進化によるものだからでしょう。

 

でも確かに血液がサラサラになり過ぎ(?)て出血が止まりずらいという症状が起こる可能性はあるようです。

 

もちろんこれは「可能性」や「確率」の問題で、必ずそうなるわけではありません。

 

サプリメントなどの過剰摂取には注意

 

その点、日本人は昔から穀物も野菜もたくさん食べる民族ですから、オメガ3が極端に過剰になることはあまり考えられないでしょう。

 

それでも、もし日本でごく一般的な生活をしてDHA・EPAを過剰に摂り過ぎる人がいるとしたら、おそらくサプリメントによるものではないかと思います。

 

サプリメント

 

サプリメントは医薬品ではなく「栄養補助食品」ですから、つい摂取量を守らずたくさん飲んでしまう人がいるかもしれません。

 

また、現在何らかの病気にかかり医者から薬を貰って飲んでいる人も念のため気を付けた方がいいでしょう。

 

お医者さんに飲んで良いか確認をとった方がいいかもしれませんね。

 

どちらにしてもサプリメントの過剰摂取はおススメできません。

 

そもそもたくさん飲んだからより健康になるといったものでもないと思います。

 

最も大事なのはバランス

 

DHA・EPAを取り過ぎると脳出血を起こすのでは・・・と心配になった人もいるかもしれませんが、イヌイットはあまりにも極端な例に過ぎません。

 

彼らは野菜や穀物はほとんど食べず、(陸の)肉食もわずかだと言います。

 

そう考えると、やっぱり大事なのはバランス(比率)なのではと。

 

ただオメガ3をたくさんとるのではなく「オメガ3とオメガ6のバランス」を考えなくてはならないでしょう。

 

おすすめは一日の摂取目標(1g)を守り、バランスをとるためにオメガ6の方を減らしていくことだと思います。

 

(オメガ3とオメガ6の比率は1対4、1対1でも良いという説もあり)

 

日本人(自分)の現状をしっかり把握する

 

また「どんなものをどのくらい食べるか」の他に、生活環境(文化・気候・風土など)が人間の身体(の進化)に影響を与えてきたのも無視できないと思います。

 

日本という国の文化、風土、食生活、日本人の体質・・・・。

 

これらを考えずに「これが身体に良いからたくさん食べよう」ではいけないのだと思います。

 

そしてできるだけ自然の食材を適量食べる。

 

できればサプリメントではなく、自然の食べ物を食べることによって健康でいられればベストかなと。

 

でもなかなかそうもいかない。

 

食の世界もグローバル化が進み過ぎて、にっちもさっちもいきません。

(現代のイヌイットだって、もしかしたら新たな問題を抱えているかも?)

 

だからどうしても足りないところは最新の技術(サプリメント)で補う。

 

それでも日本本来の魚中心の食生活を心掛け、良質のDHA・EPAを毎日とるのが理想でしょう。

 

そうすれば、穀物も野菜も海藻も肉も卵も食べる日本人です。

 

DHA・EPAの過剰摂取による副作用を怖がることもまずないのではと思っています。

 

参考文献:改訂版 EPAは心臓を守る潤滑油(浜崎 智仁/中村 典雄)

 

植物由来のDHA(ボタニカルDHA)のメリットを考える
植物由来のDHA(ボタニカルDHA)のメリットを考える

DHAやEPAをとりたい人は多いと思いますが、いくつかの理由で上手にとれない人がいるのも事実です。

 

そこでそんな人を中心に最近注目度が高まっているのが植物由来のDHA、いわゆる「ボタニカルDHA」というものです。

 

ボタニカルDHAとは?

 

「ボタニカル」とは、「植物の」という意味です。

 

最近は「ボタニカルシャンプー」など植物を原材料とした商品がたくさん売られていますよね。

 

ボタニカルDHA、つまり植物由来のDHAということですが、DHAやEPAと言えば主に魚に含まれているため動物由来のものなのでは?と思われるかもしれません。

 

でも魚のDHAやEPAはもともと植物プランクトンが持っているα-リノレン酸が動物プランクトンの体内に入ることによってDHAやEPAに変換されたものだと知りました。

DHAやEPAってどこからきたの?海の食物連鎖は凄かった

 

ですがそうなると更に疑問がわいてきます。

 

α-リノレン酸はDHAやEPAのようにオメガ3系脂肪酸ではあるけれど、DHA・EPAそのものではありません。

 

植物(プランクトン)の体内にある時はα-リノレン酸であり動物(プランクトン)の体内に入ることによってはじめてDHAやEPAに変換されます。

 

ということは結局DHAやEPAは動物由来と言えるのではないかと。

なんだかややこしいですよね。

 

ところが新たにカギとなるのがラビリンチュラ類という微生物。

 

海の食物連鎖の過程では、「植物プランクトンのα-リノレン酸→動物プランクトンがDHA・EPAに変換→魚が食べて蓄積」といったルートが言われてきました。

 

でもそれだけではないようです。

 

海の中には「ラビリンチュラ類」という微細藻類に属する生物がいて、その一部にDHAを作りだすものがあるということ。

 

それを動物プランクトンや魚が摂取することで蓄積されていく(ラビリンチュラループ)ルートがあるのだそうです。

 

その微細藻類が持っているDHAこそが「ボタニカルDHA」であるという事。

 

「ラビリンチュラ類」は植物と動物の中間的な存在ですが、一応昆布やワカメの仲間と定義づけられているようです。

 

海藻

 

また培養可能であることから魚だけにたよる必要がなくなり、魚を食べられなかった人もDHAを摂取することができるということになります。

 

それにしても海の中の微生物って、植物でありながら動物っぽい特徴を持つものがあるのですね。

ミドリムシもそんな感じです。

 

ボタニカルDHAについては、甲南大学の本多大輔教授のもとで非常に研究が進んでいるようです。

ラビリンチュラ類の詳細に関しては甲南大学の研究サイトに載っているのでご興味のある方は閲覧してみてください。

 

植物由来だと何がいいの?

 

そもそも魚は私達人間同様、体内でDHAやEPAそのものを作ることはできません。

 

魚もまたエサを食べることによってその体内にDHAやEPAを「蓄積」させていっているだけです。

 

だから小さい魚より大きい魚の方がたくさんDHA・EPAを持っているケースが多いのですが、蓄積するものが有効な成分だけとはいかないのです。

 

つまり大きい魚ほど、メチル水銀のような有害物質も多く持っているということ。

 

すると魚を食べる時はDHAやEPAだけではなくこういった人体にとって有害な物質も一緒にとってしまいます。

 

だから妊婦さんや赤ちゃんには注意と言われるのですね。

 

そこで最近非常に注目度がアップしているのが植物由来のDHA「ボタニカルDHA」というわけです。

 

ボタニカルDHAのメリットは主に次のようなものがあります。

 

・魚に蓄積されている有害物質をほぼ含まない(赤ちゃんや妊婦さんにおすすめ)

・ベジタリアンなど魚が食べられない人でもOK

・魚アレルギーの人でもOK

・α-リノレン酸のように変換率を考えなくて済む?

 

アメリカでは赤ちゃんの粉ミルクにもボタニカルDHAが使われているそうです。

 

そして上記のようなメリットがあるとすれば今までDHA・EPAを摂取できなかった人にとってはかなり嬉しいですよね。

 

私も植物由来のDHA(ボタニカルDHA)、ぜひとってみたいです。

 

これからもどんどんボタニカルDHAの研究は進んでいくと思います。

 

 

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実際にボタニカルDHA・EPAを試した記事はこちら↓

海藻由来「かしこく摂りたいDHA&EPA」のメリットはこれ!