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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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する?しない?油揚げの油抜きが必要なわけ
する?しない?油揚げの油抜きが必要なわけ

油揚げってそんなに頻繁に買うことはないですが、あるのとないのでは全く違う、おかずの味がひと味もふた味も違ってくる素材だと思います。

 

でもあの油、ちょっと不安になったことはありませんか?

なんだかベタベタしているし身体に悪そうなイメージを持ったことがあります。

 

そこで今回のテーマは油揚げについて。

 

少し手間な「油抜き」のメリットに関しても書いてみたいと思います。

 

油揚げを揚げている油の正体とは?

 

近所のスーパーをざっと見たところ、油揚げも価格的にピンキリで安いものは数十円、高いものだと300円くらいの値段で売っていました。

 

肝心の油もしっかり種類を明記してあるものからただ植物油脂となっているものまで。

 

各メーカーのサイトも含めて確認してみたところ、分かったものでは米油や菜種油などを使っているものが多いように思いました。

 

三之助の油揚げの原材料名

↑三之助(みのすけ)の油揚げの原材料

「菜種油」と明記してあります

 

私は最近三之助の豆腐にハマりまして、本日買った油揚げも三之助を買ってしまいました。

 

三之助の油揚げの説明

 

三之助の油揚げや豆腐は原材料が明確で安心感があります。

 

三之助の豆腐

↑三之助の絹ごし豆腐

喉ごしが良く冷奴として食べると最高です

 

 

油抜きって必要なの?

 

油抜きのメリットはいくつかありますが、主に次のようなことです。

 

・油の鮮度や質が不明のため健康上のリスクを減らすことができる

・カロリーが減る

・油の臭みが減る

・味が染み込みやすくなる

 

油揚げですから、当然油を全部抜いてしまっては意味がありませんが、ある程度油を抜ことで上記のようなメリットがあります。

 

私がしている油抜きの方法はざるにおいた油揚げにたっぷり熱湯をかける方法です。

 

油揚げの油抜きをするところ

 

やかん一杯にお湯を沸かし、裏表均一に丁寧に熱湯をかけていきます。

 

この他の方法として鍋の中でゆがく方法もあります。

 

どちらにしても熱湯の処理をしますから、水気を絞る時は冷めてから行いましょう。

 

ちなみに三之助の油揚げは「油抜きをしなくてもOK」となっています。

使用している菜種油の品質に自信を持っているのでしょう。

 

ただし私自身は菜種油を特に必要ないと判断しているため軽く抜いています。

 

 

油揚げを入れた煮びたしはやっぱり一味違う

 

わが家では頻繁に油揚げを食べることはありませんが、油揚げを入れた料理は確かに美味しいと思います。

 

例えば小松菜の煮びたし。

私の大好物です。

 

小松菜と油揚げの煮びたし

 

油揚げがないと、なんとも寂しい味になりますよね。

 

子供はワカメと油揚げの味噌汁が好きですし、夫はサッとあぶった油揚げが好きです。

 

その他、抱き込みご飯、いなり寿司など油揚げがないと困る料理はたくさんあります。

 

油抜きってほんの少し面倒だなと思うこともありますが、ひと手間かけるだけでやっぱり身体にも美味しさにもメリットがあると思います。

 

特に油の種類がよく分からない場合は油抜きをすることをおすすめします。

 

ベル食品の「純製ラード」でハンバーグを焼く
ベル食品の「純製ラード」でハンバーグを焼く

スーパーの油コーナーに行くと必ず目に入っていたラード。

今まで一度も購入したことがなかったのですが、今回初めて購入してみました。

 

今回はベル食品株式会社の「純製ラード」をレポートしてみたいと思います。

 

ベル食品の「純製ラード」について

 

今回購入したのがベル食品さんの「純製ラード」。

 

ベル食品の純製ラード

 

ラードといえば、たいていこれが売っているというイメージです。

私の行くスーパーだけかもしれませんが、この他のラードをあまり見たことがありません。

 

ベル食品の純製ラードの原材料名

 

原材料はもちろん豚の脂、あとビタミンE。

 

品の純製ラードの栄養成分

 

脂質100%なのは良いのですが「お台所のマスコット」というキャッチフレーズが妙に気になります。

 

価格は200gで200円程度と非常に安いです。

 

ラード(飽和脂肪酸)って身体にいいの?

 

このようにラードが売っているのは以前から知っていたのですが、どうも買う気にはなりませんでした。

 

というのも、飽和脂肪酸って身体に悪いイメージがあったので。

 

もともとバターやラードなどの飽和脂肪酸が身体に良くないと言われていたから植物油脂が台頭してきたはずなのですが、今や多くの植物油脂(特にオメガ6)の地位が微妙になってきました。

 

そこでラードなどの飽和脂肪酸って実際のところ身体に良いのか悪いのか・・・どうしても気になります。

 

オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい! (綜合ムック)」というちょっと衝撃的なタイトルの著書で知られる奥山治美さんによると、動物性脂肪(飽和脂肪酸)はいわゆるオメガ3以外の植物油脂より安全であり、安心して食べて大丈夫だと言っています。

 

もっとも毎食食べるようでは食べ過ぎだとも言っており、量を気を付けなくては生活習慣病の原因にもなりかねません。

 

ちなみに「オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい!」では、サラダ油のみならずオリーブオイルをも酷評しています。

 

私はこの点に関しては賛同しかねますが、こちらの書籍はグラフなどが多く掲載されていてなかなか読みやすいと思います。

 

話がそれましたが、ラードは揚げ物に使うとカラッと美味しく揚がると言われます。

 

ただ上記の画像でも分かる通り、常温ですと白い塊ですので液体の植物油脂のように扱いやすいものではありません。

 

これも原因で今まで買わずにいたのですが、ちょっとした炒め物や焼き物(つまり油が残らないような形)で使うのならいいかもしれないと思いました。

 

ベル食品の「純製ラード」でハンバーグを作ってみた

 

ということで、今回はハンバーグを焼くのにラードを使ってみることにしました。

 

ラードでハンバーグを焼く

↑子供がコネコネしてくれたハンバーグ

 

温めたフライパンにラードを少量出して液体化させたら、ハンバーグを入れて焼きます。

 

今回は煮込みハンバーグにしたので、両面の表面のみサッと焼きました。

 

煮込みハンバーグ

 

デミグラスソースで煮込んだハンバーグ、物凄く美味しかったです。

 

ただ味そのものが濃い料理のためラードで焼こうが植物油脂で焼こうがおそらくあまり味的には分からないかも。

 

でもリノール酸メインのサラダ油を使うよりはラードで焼いた方がいいかもしれません。

もちろん量は少な目の方がいいと思います。

 

価格も非常に安いですし、今回のように(揚げ物のように)油が残らない調理なら手間もありません。

 

よってラードは「時と場合によっては使える」と思いました。

 

カメリナオイルVSグレープシードオイル!加熱にどっち使おう
カメリナオイルVSグレープシードオイル!加熱にどっち使おう

加熱できるオメガ3系オイルとして一番有名なのが「カメリナオイル」です。

 

現在私は加熱料理にグレープシードオイルを葛藤しながらも使っているのですが、カメリナオイルも非常に気になる存在です。

 

今後グレープシードオイルを使い続けていくのか、それともカメリナオイルをはじめとする他のオイルに換えていくのかをこの機会にもう一回考えてみたいと思います。

 

そこで今回は、カメリナオイルとグレープシードオイルを比較してみることにしました。

 

カメリナオイルとグレープシードオイルを比較しよう

 

カメリナオイルとグレープシードオイルを色々な角度から比較してみたいと思います。

 

なお私はこの記事を書いている今現在(2017年2月)、カメリナオイルを使用したことがないので、基礎知識や味覚に関してアマゾンさんの商品説明やレビューを参照させていただいています。

 

原材料について

 

グレープシードオイルは「ぶどう油」とも言われる通り、ぶどうの種子から搾った油になります。

 

一方カメリナオイルというのはアブラナ科の「カメリナサティバ」という植物の種子から搾った油です。

和名では「アマナズナ種子油」と言います。

 

加熱について

 

ここでは発煙点(煙が出てくる温度)を比較してみることにします。

 

・カメリナオイル・・・240度

・グレープシードオイル・・・216度(Wikipediaより)

 

これを見るとカメリナオイルの方が発煙点が高いという点ではより加熱に向いているとも言えます。

 

しかしグレープシードオイルも216度と高いですから、通常の加熱料理には十分な気がします。

 

成分・栄養について

 

グレープシードオイルの成分・栄養についてはこちらを参照してください。

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用品になれるか?

 

カメリナオイルに関しては、α-リノレン酸が約38%、オレイン酸とイコセン酸(オメガ9)で約30~35%、リノール酸が17%程度となっております。

(文献により多少の違いがあります)

 

その他の成分としてビタミンEやβカロテンが豊富です。

 

リノール酸の削減を第一の目的に考えるとするなら、カメリナオイルの方が圧倒的にリノール酸が少ないということになります。

(グレープシードオイルのリノール酸含有率は約63%)

 

また比較的珍しい脂肪酸として、カメリナオイルには「イコセン酸」というオメガ9系脂肪酸が豊富です。

 

イコセン酸に関しては「内臓脂肪の減少、コレステロールの低下が期待されている脂肪酸」という説明がついているとおり、まだまだ研究段階のために「期待されている」という表現になっているのではと思っています。

 

味について

 

まずグレープシードオイルに関しては、ほぼ無味無臭です。

数種類のグレープシードオイルを使ったことがありますが、どれも同じ感想でした。

 

この点が私がグレープシードオイルを加熱料理に使っている第一の理由です。

 

一方カメリナオイルですが、説明に「風味豊かなナッツの香り」と表現されています。

 

実際に使っていらっしゃるユーザーさん達のレヴューをざっと拝見してみても、あまり否定的な意見はなさそうです。

 

ただし無味無臭ではなさそう。

(レヴューでもナッツやブロッコリーのようだという意見あり。そういえばブロッコリーもアブラナ科ですね。)

 

こればかりは実際に試してみないと分かりませんね。

 

私の場合、ポイントとなるのは「料理用の油として使った場合、他の素材や味付けに妙な違和感が出ないか」ということです。

 

価格について

 

どんな油もピンキリなのですが、ここでは一応エキストラバージン(オリーブオイルじゃないけどね)、コールドプレス、オーガニックという条件をそろえたもので比較してみたいと思います。

 

まず現在私が使っているチリのグレープシードオイルに関して、

 

チリ・アンデス産 グレープシードオイル 460g

↑価格は1045円

 

 

一方のカメリナオイルは、

 

カメリナオイル(コールドプレス) 270g

↑価格は1976円

 

 

これを100gで計算すると、

 

・グレープシードオイル・・・227円

・カメリナオイル・・・732円

(小数点以下四捨五入)

 

およそ3倍以上・・・。

カメリナオイルはなかなかの高級オイルですね。

 

まとめ

 

カメリナオイルを実際に使っていない段階で結論は出せないのですが、まず味を省いた要素を考えてみたいと思います。

 

まず栄養成分。

カメリナオイルの方がリノール酸が少ないという点では、カメリナオイルに軍配が上がります。

 

うちでもリノール酸はできるだけ減らしたいと思っていますから。

 

しかしカメリナオイルに多く入っている「イコセン酸」って期待されているメリットがあるものの、まだ未知の脂肪酸とも言われているようです。

 

つまりデメリットはないのか?ってこと。

思わぬ落とし穴が・・・って言ってしまえば、結局はどれも同じなんですけどね。

 

できればもう少し研究が進んでくれた方が安心できるというのが正直な気持ちです。

 

そして価格。

これはもうグレープシードオイルが圧勝です。

 

ただし我が家では毎日それほど多くの油を使って料理をしているわけではないし、常温保存でも品質が変わらないというカメリナオイルには非常に魅力を感じずにはいられません。

 

後はやっぱり味ですよね。

上記にも書きましたが、料理に使っても素材の風味を変えないかどうかがカギになるかもしれません。

 

今使っているグレープシードオイルが切れる段階で、一度カメリナオイルを買ってみて実際に使い記事にしていけたらと思います。

 

なお、今回はカメリナオイルとグレープシードオイルの、主に加熱調理用オイルとしてどちらが良いか(しかも我が家にとって)といった主旨で書いています。

 

「オメガ3系脂肪酸をとる」という目的でカメリナオイルを一番おすすめしているわけではありません。

 

参考記事

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用品になれるか?

加熱できるオメガ3オイルはあるの?

 

 

オメガ3オイルのα-リノレン酸以外の脂肪酸(リノール酸とか)
オメガ3オイルのα-リノレン酸以外の脂肪酸(リノール酸とか)

オメガ3系の植物油が重宝される理由というのはもちろんα-リノレン酸が多く含まれているからですが、α-リノレン酸が100%ではありません。

 

とすれば他の脂肪酸を無視するわけにはいきません。

α-リノレン酸以外の脂肪酸の量もオイルを選択する上での目安の一つになるのではと思っています。

 

ここでは代表的なオメガ3系オイルの脂肪酸のおおよその内訳をまとめてみました。

(細かいものは省きます)

 

全て100g中の含有量(gで表記)になります。

 

なお、それぞれの成分の数値は計測方法や参考資料によって若干変わってくることがあります。

 

えごま油

 

【オメガ3】

α-リノレン酸・・・58g

 

【オメガ6】

リノール酸・・・12g

 

【オメガ9】

オレイン酸・・・16g

 

【飽和脂肪酸】・・・7.64g

 

亜麻仁油

 

【オメガ3】

α-リノレン酸・・・57g

 

【オメガ6】

リノール酸・・・14g

 

【オメガ9】

オレイン酸・・・15g

 

【飽和脂肪酸】・・・8.09g

 

サチャインチオイル

 

グリーンナッツオイル、もしくはインカインチオイルとも言います。

 

【オメガ3】

α-リノレン酸・・・50g

 

【オメガ6】

リノール酸・・・30g

 

【オメガ9】

オレイン酸・・・8g

 

チアシードオイル

 

【オメガ3】

α-リノレン酸・・・60g

 

【オメガ6】

リノール酸・・・18g

 

【オメガ9】

オレイン酸・・・7g

 

カメリナオイル

 

オメガ9系のオイルに分類する場合もあります。

 

【オメガ3】

α-リノレン酸・・・38g

 

【オメガ6】

リノール酸・・・16g

 

【オメガ9】

オレイン酸・・・20g

イコセン酸・・・20g

 

まとめ

 

一概にどれが一番ということは言えないのですが、まずα-リノレン酸だけを考えれば、えごま油、亜麻仁油、チアシードオイルあたりがおすすめだと思います。

 

ただし手軽に購入できるかという点では、チアシードオイルはまだ一般的ではないかもしれません。

(普通に売っているスーパーもあるにはあるのですが)

 

サチャインチオイルは、α-リノレン酸も多いですがリノール酸が意外と高いという印象です。

 

またカメリナオイルに関しては「加熱できるオメガ3オイル」と言われるオイルの中でも一番加熱に強そうです。

 

常温保存が可能で加熱できるという利点はありますが、α-リノレン酸の含有量は比較的少なく特徴的なのはオメガ9系のイコセン酸が豊富なこと。

 

イコセン酸に関してはあまり研究が進んでいないのか、よく分からないのですが、アンコウやさんまなどの魚に多く含まれるようで、動脈硬化対策に作用するのではと言われています。

 

その他、どのオイルにもビタミンやポリフェノールなどの微量成分が入っていますので、それらも考慮しながらどのオイルを使うかを決めていくことになります。

 

個人的には生で食べるなら亜麻仁油、そして加熱に使うのならカメリナオイルを使ってみたいと思っています。

 

カメリナオイルはまだ未使用ですので、近いうちに使ってみて感想を記事にしたいと思います。

 

参考記事

加熱できるオメガ3オイルはあるの?

 

参考文献:日本食品標準成分表、読むオイル事典(YUKIE)