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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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有機(オーガニック)でもエキストラバージンオリーブオイルにはなれない
有機(オーガニック)でもエキストラバージンオリーブオイルにはなれない

有機(オーガニック)という言葉の響きはとても心地よく食材を購入する際の重要なポイントにしている方も多いでしょう。

 

オリーブオイルを選ぶ時もそう。

 

ですが有機オリーブオイルが必ずしもエキストラバージンオリーブオイルではないこともあります。

 

エキストラバージンオリーブオイルの条件に有機(オーガニック)は入っていない

 

エキストラバージンオリーブオイルの国際基準はとても厳しく、それなら当然オーガニックであることも含まれるだろうと思っている方は多いと思います。

 

ところが事実は違います。

 

オリーブオイルの種類と違い、そして用途とは?

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

 

エキストラバージンオリーブオイルの国際規格に有機(オーガニック)かどうかは含まれていません。

 

ですから、実際には有機ではないエキストラバージンオリーブオイルもあるし有機エキストラバージンオリーブオイルもあります。

 

有機(オーガニック)オリーブ栽培は難しいのか

 

以前とあるオリーブオイル専門店に行って選んでいた時のこと。

 

多くのエキストラバージンオリーブオイルが売られていましたが、ポップの説明に「海抜」が書いてありました。

 

これはオリーブ農園がどのくらいの海抜に立地しているかということ。

 

つまり海抜が高い方(と言っても高すぎてもダメ)が害虫の被害が少なくて済み、更に質の良いオリーブの実がなるそうです。

 

オリーブの大樹

 

とにかくオリーブは害虫や病気の被害が多い。

 

さらにその土地の環境や生態系のバランス、気候などにもすごく影響されやすいので、有機栽培をしたくてもなかなかできないのかもしれません。

 

そしておそらく生産が安定しないと経営自体が難しいため、エキストラバージンオリーブオイルであっても農薬を使って管理しているものが多いのでしょう。

 

害虫対策や雑草対策などは非常に手間がかかるため、有機栽培を実現するには大変な労力が必要になってきます。

 

 

「有機」であれば全く農薬は使っていないの?

 

ちなみに有機(オーガニック)栽培というと「農薬を全く使わない」というイメージを持たれるはずです。

 

ですが実際はそうとは言い切れません。

 

その制度の中で禁止されている農薬を使っているかいないかが判断基準になるようです。

 

また各国それぞれの基準があったりします。

 

ちなみに日本ですと「JAS規格」有機食品の検査認証制度があり、この枠内での判断になります。

 

気になる方は確認してみてください。

 

消費者側にもあいまいな認識が多い「有機(オーガニック)」農産物。

 

ですが日本の農産物は過度に見た目も気にすることから農薬まみれなんて言われていますよね。

 

そんな中で「有機(オーガニック)であること」は十分意味があると思います。

 

JASのオーガニックマーク

 

エキストラバージンオリーブオイルには有機とそうではないものの両方がありますが、もし同じ風味であるなら個人的には断然有機オリーブオイルをチョイスしたいと思います。

 

⇒100%有機オリーブ果実使用のエキストラバージンオリーブオイル「ルイーザ」

 

参考記事

【ルイーザ】情熱的で香り高い有機オリーブオイル口コミ・レビュー(日清オイリオ)

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

 

 

 

オリーブのポリフェノール「オレウロペイン」はインフルエンザに効くのか?
オリーブのポリフェノール「オレウロペイン」はインフルエンザに効くのか?

オリーブオイルに詳しい人にはよく知られている「オレウロペイン」というポリフェノール。

 

いったいどんなポリフェノールでどういった性質を持つものなのかをチェックしてみたいと思います。

 

オレウロペインとは何なのか

 

「オレウロペイン」は主にオリーブの葉に含まれています。

 

オレウロペインのイメージとしてのオリーブの葉

 

その一番の特長は「抗酸化パワー」と言われており、生活習慣病に気を付けている人や美容に気を使っている人が注目しているポリフェノールの一つです。

 

オレウロペインはオイルより葉に多い

 

上記の通り、オレウロペインという物質はオリーブオイルよりもオリーブの葉の中に多く含まれています。

 

このためオレウロペインを含有したオリーブの葉のサプリメントやお茶などが販売されています。

 

オレウロペインはポリフェノールですので独特の苦みがあり、オリーブの葉をそのまま食べるのは味覚の点から言ってもちょっと難しいので、サプリメントやお茶、パウダーにして料理に混ぜたりして摂取するのが一般的。

 

ちなみにオリーブオイルには含まれていないかというと、オリーブの葉ほどではないですが含まれています。

(オリーブオイルの苦みや辛味成分はポリフェノール)

 

ただしそれは精製していないエキストラバージンオリーブオイルのみ。

 

精製したオリーブオイルにはポリフェノールはほとんど期待しない方がいいでしょう。

 

またオリーブの葉からエキスを抽出して作られた基礎化粧品なども販売されています。

 

 

風邪やインフルエンザ対策になるという説は本当か?

 

「オレウロペインの摂取はインフルエンザや風邪などのウイルス対策になる」

 

寒くて乾燥する季節になるとインフルエンザ対策に注目が集まりますが、オレウロペインのパワーを期待する人は上記のような説を聞いたことがあると思います。

 

風邪を引いた犬

 

この根拠として、オレウロペインは菌やウイルスを撃退するパワーを持っているため、風邪やインフルエンザ、その他のいくつかの菌の抑制対策になるということ。

 

もともと地中海諸国では昔からオリーブの葉は民間療法として使われてきたと言います。

 

きっと昔は成分の詳細は分からなくても実体験より分かっていたのかもしれませんね。

 

家庭で手軽にできるインフルエンザ対策の一つとして、オリーブの葉を活用するのはおススメです。

 

ただしあくまでも民間療法、オリーブの葉をとったら絶対にインフルエンザにならないわけではありません。

 

またエキストラバージンオリーブオイルにもオレウロペインは入っていますが、インフルエンザ対策としてならオリーブの葉の方がより効率が良さそうです。

 

とにかくインフルエンザや風邪対策にはやっぱり規則正しい生活と手洗いなどが何より大切。

 

その上でオリーブの葉を有効活用してみてはいかがでしょうか。

 

南半球が狙い目なワケとは?世界のオリーブオイルに目を向ける
南半球が狙い目なワケとは?世界のオリーブオイルに目を向ける

先日、初めてオーストラリアのエキストラバージンオリーブオイルを味わってみました。

味は?オーストラリア産オリーブオイル「カンガルーポー」レビュー

 

私はオリーブオイルに関しては取り立てて「産地」に対するこだわりはありません。

(偽装はイヤですが・・・)

 

品質が確かで好みに合っていればどこの国のオリーブオイルでも構わないと思っています。

 

それどころか、それぞれの風味や香りの違いをダイレクトに楽しめるのもオリーブオイルのメリットの一つ。

 

訪れたことがないその土地の空気や歴史、作り手の思いを自分の舌と鼻で感じれるって素敵ですよね。

 

この辺は別にソムリエじゃなくても十分に堪能できると思いますので、みなさんも色々な国のさまざまな品種で作られたオリーブオイルに挑戦してみることをおススメします。

 

さて、オリーブオイルというとまず一番先に思い浮かべるのはイタリアでしょうか。

 

実は生産量ではスペインが世界一なのですが、第二位のイタリアではスペインなど外国からオリーブオイルを輸入してイタリア国内でボトリングをするケースも多いと言います。

 

するとこれは「イタリア産」となって日本など世界に輸出されていくのですね。

 

イタリア産のオリーブオイルを買ってきたはずなのに実はスペインのオリーブオイルだった!?ということもなくはないでしょう。

 

スペイン、イタリア、ギリシャという地中海の三大王国の他に、トルコやチュニジア、ポルトガル、シリアといった国はオリーブオイルの生産が盛んな国です。

 

オリーブオイルは北半球の国々が生産量のほとんどを占めていることは間違いないでしょう。

 

しかし今回注目したいのは、先日試したオーストラリアやニュージーランド、チリ、南アフリカなどの南半球の国々です。

 

これらの地域はオリーブ栽培の歴史はまだ浅いですが、その分いくつかのメリットを持ち合わせています。

 

まずは収穫時期。

 

当然ですが南半球ではオリーブの収穫時期が北半球と半年ほどズレます。

 

オリーブオイルの命ともいえる鮮度。

 

どんなオリーブオイルでも採れたて搾りたてが最高なのは言うまでもありません。

 

ということは南半球の国のおかげでフレッシュなオリーブオイルを一年中楽しむことができるようになったとも言えるかも。

 

フレッシュなオリーブオイルをサラダにかける

 

またこれらの国は、昔からオリーブの木が自生していたというよりは、主に諸外国から持ってきてオリーブを植えた国です。

 

するとその風土に合ったオリーブの品種を選ぶことができます。

その土地に合った品種に改良することもあります。

加えてオリーブの栽培に適した土地を厳選できるとも言えます。

 

群がる害虫も多く、気候にも左右されることが多いオリーブの果実。

 

安定した収穫や品質の良さを維持するために、これらは非常に大きな武器となるかもしれません。

 

そんな南半球の素晴らしいオリーブオイルを正しく評価するために、ロサンゼルスのオリーブオイルコンテストは年に二回開催されます。

 

つまり南半球のオリーブオイルの収穫タイミングと合わせてのこと。

 

コンテストのトロフィー

 

アメリカは北半球ですが、カリフォルニアを中心とするオリーブ栽培に関してはまだまだ歴史が浅い国。

 

同じオリーブオイル新興国として、南半球のオリーブオイルを正当に評価する姿勢には質の良いオリーブオイルを作ることに対する厳しさやプライドも感じます。

 

とは言え南半球のオリーブオイル、肝心の生産量はまだまだほんのわずか。

 

日本でも店頭に並んでいるオリーブオイルはイタリア産がほとんどですよね。

 

南半球のエキストラバージンオリーブオイルとなると、やっぱりオリーブオイル専門店に行くかネットで購入しないとなかなか手に入りません。

 

日本のオリーブオイルもそうですが、本当はとても質の良い素晴らしいものが多いのに、なかなか手軽にお目にかかれないという現状。

 

ぜひ南半球の国々にはもっともっとがんばってオリーブオイルを作ってもらいたいです。

(本音を言うと「日本もですよ!」と、ムチャぶりしてみる)

 

そんな南半球のオリーブオイル、いくつか味わってみましたが、味を純粋に楽しめるというメリットも。

 

というのも世間にあまり知られていないし、良くも悪くも先入観がないので。

 

すると予想外に高品質でビックリすることに。

 

オーストラリア産?

あまり聞かないしどうなの?

 

カンガルー

 

南半球のオリーブオイル?

 

興味はあるけど冒険するのは不安。

 

やっぱり地中海の方が馴染があるし・・・。

 

キウイ

 

モアイ像

 

そんな方にこそ、ぜひ一度南半球のオリーブオイルを味わっていただきたいと思います。

 

参考記事

味は?オーストラリア産オリーブオイル「カンガルーポー」レビュー

 

 

参考文献:オリーブオイル・ハンドブック(松夫恒夫、鈴木俊久)

 

オリーブオイルの冷凍実験~味は?香りはどうなる?
オリーブオイルの冷凍実験~味は?香りはどうなる?

オリーブオイルを冷凍するのは、あまり適切ではないと言われています。

 

理由は風味の劣化。

 

そこで実際にオリーブオイルを冷凍してみて風味の変化を感じられるのかどうか実験してみたいと思います。

 

オリーブオイルの保存について

 

オリーブオイルの基本的な保存は常温でOK。

 

と言っても最適な温度は18度前後と言われていますので、真夏や真冬には保存場所に困る地域やご家庭もあるかもしれません。

オリーブオイルの最も適した保存方法を書く

 

特に真夏。

 

他のオイルのようについ冷蔵庫に入れたくなりますが、オリーブオイルは澱が出来たり結晶化してしまいます。

 

するといったん常温で元に戻してから使うことになるのですが、これを何度も繰り返していると風味が劣化してしまうのだとか。

 

以前、冷蔵庫に入れてみたことがあるのですが、やはり澱が出来てしまいました。

オリーブオイルを冷蔵庫に入れたらどうなるか実験

 

ただしたった一回だけの冷蔵でしたので、あまり風味の劣化を感じることはありませんでした。

 

そこで今回は冷凍庫でガッチリ冷凍し、常温で元に戻すということを数回繰り返してみたいと思います。

 

 

オリーブオイルの冷凍実験

 

まずはよく洗浄しておいた空のボトルに少量のエキストラバージンオリーブオイルを入れます。

 

エキストラバージンオリーブオイルを小瓶に入れる

 

今回使用したエキストラバージンオリーブオイルは、このブログでも紹介したことのあるもの。(こんなシロウト実験に使ってすみません・・)

 

香りもさわやかで親しみやすいですが、しっかりピリッとする風味もあります。

 

それを冷凍庫でしっかり凍らせます。

 

オリーブオイルを冷凍した状態

↑カチコチの状態

 

冷凍状態のオリーブオイルの香りは分からなくなっています。

 

これをいったん常温で溶かし液体状になったエキストラバージンオリーブオイルの風味を確かめます。

 

解凍したオリーブオイルを再び凍らせまた解凍、この工程を複数回やって味や香りの劣化がいつの段階で感じるか確かめてみようと思います。

 

一日1回、冷凍 → 解凍 → 風味のチェックをしていきます。

 

【1回目】

香り、風味とも特に変わりを感じない。
後味が少しピリピリとするのもそのままだし、特に問題なし。

 

一度冷凍してから解凍したオリーブオイル

↑色も特に変わりないようです

 

【2回目~4回目】

まだそれほとの変化を感じない。

多少ピリピリ感が弱くなっただろうか・・・。

でもよく味わってみるとやっぱり舌に感じる。

香りもまだするし、特に異臭も感じない。

 

【5回目】

ピリッとする感じが弱くなったような気がする。

最後に感じていた苦味もあまりしないかな・・・。

でも気のせいのレベルかもしれない。

香りも少し飛んだような気がする。

 

【10回目】

オリーブオイルの辛味や苦味といった風味が少し減少したようだ。

その分オイル感が増したように思う。

良く言えば角が取れて丸くなった感じ?

香りもまだするけど薄くなった?

ただし変な臭いというのは最後まで感じなかった。

 

 

感想

 

まず言っておきたいのは、今回の実験では私個人の鼻と舌のみの感想だということです。

 

実際に数値のようなもので味や香りがどの程度減少したのか、といったものは分かりませんし、ソムリエさんには違いが一回目から分かるのかもしれません。

 

単にオリーブオイル好きな素人だと、どの程度感じるものなのか。

 

これだけの実験ですのでご了承ください。

 

結論を言ってしまえば「冷凍保存自体はやろうと思えばできる」って思いました。

そんなに急激に劣化していくという印象はなかったです。

 

ちなみに「エキストラバージンの嘘と真実」の著者であるトム・ミューラー氏は、

 

凍らせてもオイル(オリーブオイル)は劣化しない。オイルの保存には冷凍はいい方法だ。しかし、かなりの量の沈殿物ができた場合、貯蔵寿命は短くなるかもしれない。

 

と書いています。

 

しかし瓶を丸ごと冷凍すると、使うためには必ず「解凍する」という工程を経るわけで、この「冷凍+解凍」の繰り返しが良くないのではと感じました。

 

たった一回の冷凍だけでオリーブオイルの組織に何か変化が出るのかは分かりません。

 

ただ何度も「繰り返す」ことでさらに風味が落ちていくような気はします。

 

ですからもし私がオリーブオイルを冷凍をするならば気温や賞味期限も考慮しつつ、

 

・あと1~2回ほどで使い切る量になった場合

・大量にオリーブオイルが手元にありすぐには食べきれない場合

 

こんな場合に最小限で冷凍することはあるかもしれないという程度。

 

ちなみに水を凍らせると体積が増えますが、油は凍らせると少しだけ体積が減るのだそう。(ニチレイさんのサイトを参照しました)

 

ですから冷凍して膨張し容器が破損したりはしないのでは・・・と勝手に思っています。

 

しかしこのあたりは確信がありませんので、冷凍する場合は自己責任でお願いします。

 

それでも私はやっぱりオリーブオイルは「常温保存で早目に食べ切る」というのが一番だと思います。