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- オメガ3について

「青のり」というとたこ焼きやお好み焼きにかけるあの緑色の粉を思い出しますよね。
でもその青のり、みなさんが思っている青のりじゃないかもしれません。
調べていくうちに青のりにもいくつか種類があり、オメガ3の量にも違いがあるということが分かりました。
今回はそんな青のりとオメガ3について書いていきたいと思います。
それって青のり?それともアオサ?
先日、非常食用のインスタント焼きそば(カップ)を買おうと商品を見ていたのですが、ふと原材料をチェックしていて気になったことがありました。
「アオサ?」
上記のようなインスタントの焼きそばの原材料をチェックしてみると、付属している青のりは「アオサ」となっているものが多いのが分かります。
アオサってあのお味噌汁に入れると美味しいアオサですよね。
我が家でも大好物でよくお豆腐やネギと一緒にみそ汁を作ります。
焼きそばにパラパラとかけるのは「青のり」だと思っていたのですが、もしかして青のりって「アオサのり」のことだったのでしょうか?
ですが調べてみると青のりにはいくつか種類がありアオサ粉も青のりと言うようです。
ちなみにこちらの青のり粉↓
↑原材料は「すじ青のり」となっています。
実は青のりとは本来は上記の「スジアオノリ」など旧アオノリ属のものだったようです。
今ではもっと範囲が広がっておりアオサも青のりの一種となっています。
そしてそんなアオサにもいくつか種類が。
下の表示は現在うちにあるアオサの袋です。
「ヒトエグサ」となっています。
現在食べられているアオサといえばこのヒトエグサという種類がほとんどで、もちろん青のりに分類されています。
一口に青のりといってもどんな種類なのかを知りたい時は原材料をチェックしてみたほうがよさそうです。
青のりの栄養と油脂成分をチェック!
ところで青のりは言わずと知れた海藻ですが、オメガ3系の栄養は持っているのか、もし持っているならどのくらいあるのでしょうか。
ここでは分かりやすいようにもともとの「青のり」と「アオサ」を分けて主なオメガ3の含有量(100中)を見てみます。
【あおのり(素干し)】
・α-リノレン酸・・・780mg
・DHA・・・0mg
・IPA(EPA)・・・30mg
【あおさ(素干し)】
・α-リノレン酸・・・46mg
・DHA・・・0mg
・IPA(EPA)・・・1mg
出典:日本食品標準成分表
オメガ3だけを見ると(旧)青のりの方が含有量は高いのが分かります。
ただし、そもそもあまり量を食べるものではないのがちょっと残念。
青のりってやっぱり超・脇役ってイメージですし、青のりをメインにした料理ってあまり思いつきません。
いずれにしても青のりで必要なオメガ3をまかなうのはなかなか大変そう。
でもコツコツ地道に意識して食べることは無駄にはなりませんw
青のりを食べるとなると・・・なんでしょう。
お好み焼き、たこ焼き、焼きそばは定番ですね。
ちくわの磯部揚げや卵焼きは私も大好きですが。
アオサじゃなくて青のりの味噌汁とか。
きっと問題ないはず。
トッピングとして色々なものにかけるのがやっぱり一番でしょうか。
(今度、家で揚げたフライドポテトにたっぷりかけてみよう)
とにかく青のりとアオサは似ていても栄養的には同じというわけではなさそうですね。
ちなみに青のりには「ドコサペンタエン酸(DPA)」も140mg含まれています。
アオサはゼロです。
とはいえアオサもビタミンやミネラルがとても豊富な海藻です。
特にマグネシウムは非常に多くかなりおすすめできる食品のため、できれば青のりもアオサも両方食べるようにしたいものです。
まとめ
青のりとアオサ、私は全く別々という認識でしたが、どちらも「青のり」という大きな分類に入るということが分かりました。
本来の青のりの方が磯の香が強く価格も高いことから、価格を抑えるためにアオサを使うことも多いかもしれません。
私は個人的にはアオサの方が好きなんですよね。
(というかアオサのお味噌汁が大好物)
ですがオメガ3の量は青のりの方がずっと多いし、これからは青のりも料理にどんどん取り入れて少しずつでもオメガ3をとれるようにしていきたいです。
納豆に入れて食べてもいいかも。
ただし食べた後には歯のチェックは必須ですね。
内富海苔店 【希少】すじ青のり原藻(海洋深層水栽培)12g【山口県周南市】
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