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オリーブオイルとオメガ3な日々

主にエキストラバージンオリーブオイルとDHA・EPA、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系オイルについて勉強していく様子を紹介するブログ

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加熱できるオメガ3オイルはあるの?
加熱できるオメガ3オイルはあるの?

亜麻仁油やえごま油といったオイルが健康に良いと聞いて買ってきたはいいけれど、加熱できないなど色々と使いづらさや問題点もあって冷蔵庫の隅に追いやられてしまった・・・なんて経験を持つ方も多いのではないかと思います。

 

そこで今回加熱できるオメガ3系のオイルはないのか?ということにスポットをあててみることにしました。

 

加熱できそうなオメガ3系オイルはこれ!

 

加熱できると言われているオメガ3系のオイル、実は意外とあるようです。
例えば次のようなオイルは、一般的にある程度熱に強いと言われています。

 

理由としてはビタミンEを豊富に含んでいることから、酸化を防げるということ。

 

また、発煙点が比較的高めのためだと言われています。

 

カメリナオイル

 

カメリナオイルとは北米大陸に多く生息しているアブラナ科のカメリナ・サティバという植物の種子からとったオイルです。

 

カメリナオイル(コールドプレス) 270g

↑加熱OKで常温保存もできるというこちらのカメリナオイル

 

α-リノレン酸を約38%含有していると言われています。

 

※カメリナオイルはオメガ9系のオレイン酸約20%とイコセン酸約20%を含むためオメガ9系オイルに分類しているものもあります

 

チアシードオイル

 

チアシードは一世を風靡しましたから、知っている方も多いと思います。

あの水を含むとプルプルになって膨らむことからダイエットのために食べている人も多いでしょう。

 

私も何度か食べたことがありますが、見た目が蛙の卵みたいだという印象でした。

食べるのに抵抗がある方でもオイルなら大丈夫でしょう。

 

有機JAS認定 エキストラバージン オーガニック チアシードオイル 170g 1本 低温圧搾一番搾り オメガ3 JAS Certified Organic First Squeeze Extra Virgin Chia Seed Oil  (Cold Pressed and Unrefined)

 

チアシードオイルとは「チア」というシソ科の直物の種子からとったオイルです。

チアは古代からメキシコなど南米で食べられてきましたが、栄養が豊富でスーパーフードと言われてきました。

 

そんなチアからとったオイルですが、α-リノレン酸が約60~63%くらい含有しているというからかなりの割合だと思います。

(α-リノレン酸の量はアマニ油やえごま油と同じかそれ以上!?)

 

サチャインチオイル

 

サチャインチオイルは別名「グリーンナッツオイル」とも「インカインチオイル」とも言われます。

 

有機JAS認定 エキストラバージン オーガニック サチャインチオイル 170g 1本 低温圧搾一番搾り オメガ3 JAS Certified Organic First Squeeze Extra Virgin Sacha Inchi Oil (Cold Pressed and Unrefined)

 

サちゃインチオイルというのはペルーなどに生息するサチャインチという植物の種子を搾った油です。

 

α-リノレン酸を約50%含有していると言われています。

 

アリーガ(亜麻仁油)

 

亜麻仁油は通常は加熱に向かないオメガ3オイルですが、アリーガというカナダ産の亜麻仁油は「加熱OK」となっています。

 

それは「低温フィルタリング」という独自の技術によって実現しました。

 

発煙点が低いと言われてきた亜麻仁油ですが、この技術によりアリーガはなんと「250℃」という高温まで耐えられます。

 

しかも第三者機関の証明付き。

 

α-リノレン酸を59~61%含んだ無添加・未精製のオーガニックオイルです。

 

アリーガ alligga 加熱調理可能 亜麻仁油 フラックスシードクッキングオイル たっぷり250ml(232g) 研究機関認定 GMP認証 コールドプレス 無添加 オーガニック 有機JAS Non-GMO エキストラバージン アマニオイル【日本語ラベル/正規代理店】

 

アリーガを実際に試したレビュー記事はこちら。

証明あり!加熱できるオメガ3・亜麻仁油【アリーガ】口コミ

 

 

まとめ

 

上記で紹介したオイルはオメガ3系のオイルとしては比較的熱に強いと言われるオイルです。

 

しかしそうは言っても基本的にはできるだけ「加熱しないで生で」という表記があるものも多く、加熱しないで食べる方がベストだとは思います。

 

それでも上記の中ではアリーガが一番加熱に向いているという印象です。

 

亜麻仁油ですからオメガ3も含有量も非常に多く(60%前後)、250℃まではオメガ3の量も維持できるということ。

 

これによりほとんどの加熱調理が可能ではないかと思います。

 

とは言え、それぞれのオイルの特徴や他のメリットも考慮し自分に合ったオイルを探してみてくださいね。

 

参考記事

証明あり!加熱できるオメガ3・亜麻仁油【アリーガ】口コミ

亜麻仁油(α-リノレン酸)の加熱実験をしてみた

 

参考文献:読むオイル辞典 YUKIE

 

オメガ(ω)って何?オメガ3、6、9とは?
オメガ(ω)って何?オメガ3、6、9とは?

当たり前のように「オメガ3」なんて言葉を使っていますが「そもそもオメガって何だろう・・・」って思ったことありませんか?
(私だけでしょうか・・・)

 

オメガなんて時計くらいしか思い浮かばないし(持っていませんが)、電気抵抗の単位なんていうのはチンプンカンプンです。

 

そもそも油の世界で「オメガ」というのはいったいどういう意味なのでしょうか。
※化学にはめっぽう弱いので、稚拙な説明になる事をご容赦ください。
(でも逆に分かりやすいかも・・・)

 

脂肪酸とは炭素・水素・酸素が手を繋いでいるもの

 

脂肪酸は通常「炭素(C)」、「水素(H)」、「酸素(O)」が連なって出来ています。
炭素数が18個(C18)のものが多く、その配列の仕方よって種類が分かれます。

 

飽和脂肪酸

 

バターやラードといった「飽和脂肪酸」は、18個目以外の炭素が全て水素と連結しています。

飽和脂肪酸の化学式_小

↑クリックすると拡大します

 

一価不飽和脂肪酸

 

オリーブオイルなどの「一価不飽和脂肪酸」は、二つの炭素の片側が水素と連結せずに炭素同士で二重に結合している部分が一か所ある脂肪酸です。

 

(例)オレイン酸の化学式

オレイン酸化学式_小

↑クリックすると拡大します

 

多価不飽和脂肪酸

 

「多価不飽和脂肪酸」とは、4つ以上の炭素の片側が水素と連結せずに炭素同士で二重結合している箇所が二か所以上ある脂肪酸です。

 

(例1)リノール酸の化学式

リノール酸化学式_小

↑クリックすると拡大します

 

(例2)α-リノレン酸の化学式

α-リノレン酸化学式_小

↑クリックすると拡大します

 

オメガとは

 

上記の各図を見ると、一番目の炭素(C)は3つの水素(H)と連結しています。
この「CH3」を「ω位(オメガ位)」といいます。

 

この「CH3」をスタートとして、最初の二重結合部分の炭素の番号で表したものを「オメガ(番号)系」と言っているのです。

 

つまりα-リノレン酸なら最初に二重結合している炭素は3番目なので「オメガ3系脂肪酸」、リノール酸なら6番目なので「オメガ6系脂肪酸」、オレイン酸なら9番目なので「オメガ9系脂肪酸」ということになります。

 

ちなみにトランス脂肪酸とは

 

ちなみにトランス脂肪酸とは、二重結合している炭素に連結している水素が同じ方法ではなく反対側(向こう側=トランス)に連結している状態のものです。

 

シス型とトランス型

↑同じ方向で水素が連結しているのが「シス型」(画像左)、向こう側に連結しているのが「トランス型」(画像右)になります。

 

くるみのオメガ3含有量は?たくさん食べて大丈夫?
くるみのオメガ3含有量は?たくさん食べて大丈夫?

さなざまなナッツの中でもくるみは唯一オメガ3が摂れるものとして積極的に食べている人もいるでしょう。
私も大好きなくるみですが、実際のところオメガ3の含有量はどのくらいなのでしょうか。

 

くるみのオメガ3含有量を見てみよう

 

日本食品標準成分表でくるみのオメガ3含有量を見てみます。
(オメガ3系の脂肪酸として、くるみに含まれているのは「α-リノレン酸」になります。)

 

するとくるみの「α‐リノレン酸」の含有量は、100g中9000mgでした。
(100gは可食部です。)

 

これは確かにナッツ類としては非常に多くの「α-リノレン酸」を含んでいることになります。

 

ちなみにアーモンドの場合「α-リノレン酸」の含有量は100g中10mg程度です。

 

アーモンド

 

「α-リノレン酸」を摂るために、望ましいくるみの一日の摂取量は約25g程度と言われています。
これはだいたい殻付きくるみ4個分に入っている可食部の量になると思います。

 

25gですと、「α-リノレン酸」が2250mg摂取できることになります。

 

厚生労働省によると、成人の一日のオメガ3系脂肪酸の摂取目安量は1.6~2.4gとされていますから、2250mg(2.25g)の「α-リノレン酸」をくるみから摂取できるのであれば、なかなか理想的な食べ方のような気がします。

 

しかしくるみにはリノール酸も多い

 

ところがくるみの成分をもう少し見ていくと、ちょっと気になる数値があることに気が付きました。

 

それが「リノール酸」。

 

「リノール酸」とはオメガ6系の脂肪酸で、現代の日本人が摂り過ぎているために健康を害している原因の一つとなっているものです。

 

その「リノール酸」がくるみ100g中に41000mg入っています。

 

つまりくるみには「α-リノレン酸」よりも「リノール酸」の方が4.5倍も多く入っているということ。

 

オメガ3だけを効率よく摂りたい人にとっては、必ずしもくるみを食べることが果たして良いのかどうかは難しいところです。

 

くるみ自体はバランスの良い健康食品だけど・・・

 

上記のような問題点もありますが、そもそもくるみ自体は他の栄養素も含めてとても素晴らしい食品だと思います。

 

くるみ2

 

くるみは約7割が脂質成分ですが、各種ビタミンやミネラルを非常に豊富に含んでいることで知られています。
特にカリウムやビタミンE(トコフェロールとなっています)が豊富です。

 

また、「α-リノレン酸」と「リノール酸」の含有比率が、理想的な摂取比率と言われる「1対4」(比率には諸説あり)に近いことから、くるみだけを考えれば非常にバランスの取れた優秀な素材だと言えると思います。

 

ですが、現代の日本人のリノール酸(オメガ6)のトータル摂取量は非常に多く、反面オメガ3の脂肪酸の摂取量は減っていると言われています。

 

このような中で、ただやみくもにくるみを積極的に摂り続けていると、ますますリノール酸を過剰摂取してしまう可能性が出てきてしまいます。

 

もし、くるみを一日に25g食べようと思うのであれば、同時に食生活全体を見直してリノール酸のトータル摂取量を減らす対策をした方がいいかもしれません。

 

もっともくるみを一日25g食べ続けるとなると、なかなかコストもかかります。
くるみって結構高いですよね。

 

私の場合、今は亜麻仁油やえごま油も取り入れているので、毎日それほどくるみを食べる必要はないかなと思っています。

 

くるみ自体はとても美味しいので、できれば何も気にせずに毎日口いっぱい頬張りたいなと思いますが、それが許されているのはやっぱりリスだけなのでしょう。

 

くるみを加えたリス

 

もしそれをやると、健康になるどころか油の摂り過ぎで肥満になってしまいそうです。