カテゴリー:エキストラバージンオリーブオイルの見分け方の記事一覧

オリーブオイルとオメガ3な日々

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カテゴリー:エキストラバージンオリーブオイルの見分け方
デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルは本物か
デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルは本物か

近所のスーパーで気軽に購入できるオリーブオイルの中の一つにキッコーマン「デルモンテ」があります。

 

今回はデルモンテのエキストラバージンオリーブオイルがどういったオリーブオイルなのかをチェックしてみたいと思います。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルについて

 

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルのポイントはフレッシュ感をいかにキープするかを考えているところ。

 

スペイン産の「オヒブランカ種」を100%使用し、収穫後24時間以内に搾ります。(コールドプレス製法)

 

「酸度」は公開していないため不明です。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルの二重ボトル構造

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルの過酸化物価

↑内袋に窒素充鎮をし酸素を排除

瓶よりもこの密閉ボトルは酸化しないらしい

 

二重構造ボトルが酸化を防ぎ、開封後90日間も鮮度を保ってくれるそう。

 

これは確かに良く考えられていますね。

 

私が愛用しているお醤油もこれと同じ構造をしているのでキッコーマンさんのこだわりなのだと思います。

 

 

デルモンテからはエキストラバージンオリーブオイルの他にピュアオリーブオイル、そしてグレープシードオイルが販売されています。

 

キッコーマン公式サイト

 

 

味わう(個人の感想)

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルを味わってみたいと思います。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルを白い皿に出したところ

 

まずは色。

 

キレイな濃い黄金色です。

 

香りはフルーティな香りがほのかにします。

 

次に舐めてみました。

 

嫌なカビ臭さなどもなく新鮮さを感じます。

全体的に風味はあっさりかなと。

 

苦味があり、その後のどにピリッとくる感覚がわずかにします。

でもそれほど強くはありません。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルの説明

 

ボトルには「スパイシーな後味」という表記もありますが、どちらかと言えばオイリーでマイルドな印象を受けました。

 

 

ペットボトルのニオイ?二重構造は支持するけど・・・

 

デルモンテのペットボトルは通常のものとは違って二重構造になっています。

 

これはメーカーさん曰く「瓶よりも酸化しない」らしく(上記画像参照)、90日間の保証付き。

 

これが本当ですと本来は空気を通しやすいペットボトルでも安心感はありますね。

 

それでも90日(3カ月)以降の劣化はどうなるか分からないので、出来るだけ早めに使い切る方がいいと思います。

 

しかしペットボトル、風味的にはどうなんでしょう。

 

酸化による味の劣化は防げても、なんとなく味にプラスチック感を感じてしまうのは気のせいでしょうか。

 

もっともあくまで私の感想であり、気にならない人がほとんどかな。

 

お茶のように直接口をつけて飲むわけではないし、基本的に空気が入らない構造になっているからあまり過度に感じることはないと思うのですが。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルの内部

使い終わり時期に思い切って切ってみました(マネしないでね)

 

外側は通常のペットボトル、内側に収縮するような柔らかい袋状のペットボトル(ビニール?)があり、その中にオイルが入っているのですね。

 

ペットボトルって瓶みたいに重くないし割れる心配もないから、酸化や劣化の問題と臭いうつりの心配がクリアされれば言うことなしなんですが、これどうなんでしょう。

 

もし味も健康上も何も問題がないなら、どんな高級エキストラバージンオリーブオイルでもこれでお願いしたいくらいなんですが。

(見た目はイマイチですけどね)

 

ちなみにキッコーマンのお醤油の方は味的に気になったことはないです。

 

キッコーマン醬油

↑味が濃いから気にならない?

 

ただ仮にも「エキストラバージンオリーブオイル」と謳っている以上「風味を損なわない」というテーマは重要です。

 

この二重構造がそこまで考慮できるものなのかは判断がつきませんでした。

 

やっぱりエキストラバージンオリーブオイルは遮光瓶に入ったものを最少単位で購入して早目に使い切るのが一番かな。

 

もっとも、これだと割高なのでお金と相談しないといけませんけどね。

 

ただしデルモンテは「出しやすさ」という点では最高。

 

ドバっと出てこないどころか一滴から出すことも可能で液ダレもまずしません。

 

しかしこのボトル、よく鳴きますね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

デルモンテのエキストラバージンオリーブオイルも公開されている情報だけでは「本物の」エキストラバージンオリーブオイルかどうかは分かりません。

 

個人的にはどこ産のどんな品種かを公開してもらっている点と、酸化を防ぐ工夫にはとても好感が持てました。

 

ただし先入観かもしれませんが、二重構造でもペットボトルに入っているという点だけはどうにも好きにはなれません。(お醤油はいつもお世話になっていますw)

 

参考記事

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

味の素エキストラバージンオリーブオイルは本物か偽物か

ボスコ(BOSCO)オリーブオイルは本物か?

 

 

オリーブオイルの色と品質について
オリーブオイルの色と品質について

世界各国のエキストラバージンオリーブオイルを購入していますが、よく見てみると色もさまざまだと分かります。

 

ひとえに「オリーブ色」なんて言いますが、その色は一色ではなく産地や種類によって微妙に違っているようです。

 

オリーブオイルの品質と色は無関係

 

カラーサンプルなどを見ると、オリーブ色というのは比較的濃い目の緑だったり茶色がかった緑のイメージが強いと思います。

 

でも実際のオリーブは若い青い実から完熟して黒っぽくなるまで変化していくし、オリーブオイルも黄色っぽいものから透き通ったグリーン、深緑までさまざまあるのが分かります。

 

オリーブ色

 

なんとなく深い緑の方が品質がいいのでは?と思ってしまいましが、そういうわけでもないようです。

 

オリーブの種類や産地、収穫の段階での果実の成熟度などによって色もさまざまあるようで、色によって品質を見極めたり本物かどうかを判断することはないようです。

 

ちなみにソムリエがオリーブオイルをテイスティングする際にはよく青など色付きのグラスを使います。

 

これはあえてオリーブオイルの色が分からないようにするためだと言います。

 

理由は「色による先入観」を持たないため。

 

本人の好みや他のオリーブオイルの色の記憶などに惑わされないで鑑定するということが大切なのですね。

 

良いオリーブオイルとは色ではなく、あくまでも風味・香りであるということです。

 

 

着色したオリーブオイルはあるのか?

 

一つだけ気になる点といえば、着色したオリーブオイルはあるのかということ。

 

こればかりはよく分かりません。

 

しかし世に出回っている偽物のエキストラバージンオリーブオイルの中にはさまざまな加工がほどこされている可能性があるので、着色したものが存在するかもしれません。

 

着色_image

 

それは多くの技術を駆使しているため巧妙かもしれません。

 

こうなると一般の消費者にはとても見分けがつかないと思います。

 

エキストラバージンオリーブオイルの質の良し悪しに色は関係ないですが、着色した偽物には注意が必要という現実。

 

本当に困ったものです。

 

消費者も色以外の要素でしっかり見極めないといけないということです。

(これが難しいのですが・・・。)

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

 

ちなみにオリーブ色、目にやさしいですよね。

 

個人的にはとても好きな色。

 

心の癒し色です。

 

ボスコ(BOSCO)オリーブオイルは本物か?
ボスコ(BOSCO)オリーブオイルは本物か?

スーパーなどで見かけるエキストラバージンオリーブオイルの中でも、非常にお手頃で親しみのある商品といえば、味の素とならんで日清オイリオグループのボスコ(BOSCO)ではないでしょうか。

 

ただスーパーで手ごろに購入できるというと、最近ではかえって「本物なの??」という疑いの目で見られがちです。

 

私が味を確かめて本物かどうかを証明することはできませんが、少しでも確かな情報を得たいと思い、お問い合せにメールでいくつかの質問をしてみました。

 

その結果、誠実にお答えいただきましたが、「原文ママ」を載せることについてはNGということでしたので、回答いただいた情報を元に文章は私が作成したものになります。

 

ボスコ(BOSCO)のオリーブオイルについて

 

ボスコ(BOSCO)のオリーブオイルは次の通りです。

(最新情報はボスコの公式サイトでご確認ください)

 

・プレミアムエキストラバージンオリーブオイル~Fresh&Green~

・エキストラバージンオリーブオイル~Rich&Fruity~

・オリーブオイル ~Pure&Natural~

・TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル

・オーガニックエキストラバージンオリーブオイル

・ハーブオイル

 

それぞれ特徴や価格に違いがあるようです。

今回は「エキストラバージンオリーブオイル」という言葉がついている4つの商品について色々と質問してみました。

 

なおホームページでも多くの情報を公開していただいています。

興味のある方はチェックしてみてください。

BOSCO公式サイト

 

プレミアムエキストラバージンオリーブオイル

 

ボスコプレミアムエキストラバージンオイル

ボスコ プレミアムエキストラバージンオリーブオイル

 

「プレミアム」というオプションが付いているエキストラバージンオリーブオイル。

国際基準において「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」といったものがあるわけではないので、このネーミングは日清オイリオグループさんが独自につけたものになります。

 

いったい何が「プレミアム」なのかといえば次のような理由からだそうです。

 

・厳選したオリーブの実を使っていること

・フレッシュで華やかな香りとハーブのようにスパイシーな味わい

・ポリフェノールが豊富なこと

 

酸度は0.3%以下。

 

厳選したオリーブの実を使っているそうですが、産地はイタリア産です。

ただしイタリアのどこ、といった指定はない模様。

そしてオーガニックではありません。

(どの辺が「厳選された」ということなのかまではちょっと分からず)

 

オリーブの実の搾油や瓶詰等の工程はイタリアで行っています。

 

また風味鑑定においては日清オイリオグループさんで行っているようですが、どういった基準で行っているかについえはお答えいただけませんでした。

 

エキストラバージンオリーブオイル

 

ボスコ エキストラバージンオリーブオイル

 

酸度は0.8%以下。

 

オリーブの実はイタリア産です。

プレミアムと同じで「イタリアのどこ産」という指定まではないようです。

またオーガニックではありません。

 

搾油はイタリアで行っています。

瓶詰はイタリアか日本で、ということでした。

 

風味鑑定においてはプレミアム同様、日清オイリオグループさんで行っているようですが、どういった基準で行っているかについえはお答えいただけませんでした。

 

TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル

 

ボスコ トスカーナ エキストラバージンオリーブオイル

 

酸度は0.6%以下。

 

「TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル」に関しては「2015年ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会」で最高金賞を受賞した商品です。

 

IGP(地理的保護表示)認証の商品です。

 

100%イタリアトスカーナ地方のオリーブの実を使い、瓶詰までの全ての工程をトスカーナ地方で行っています。

 

オーガニックではありません。

 

こちらの商品に関してはBOSCOのホームページに非常に詳しく説明されているので参考にされると良いと思います。

 

オーガニックエキストラバージンオリーブオイル

 

ボスコ オーガニック エキストラバージン オリーブオイル

 

酸度は0.8%以下。

 

オリーブの実はイタリア産でもちろん名前の通りオーガニック。

ただしイタリアのどこかはお答えいただけませんでした。

(ホームページでは南イタリアとまでは表記あり)

 

搾油・瓶詰などの工程はイタリアで行っています。

 

風味鑑定においてはプレミアム同様、日清オイリオグループさんで行っているようですが、どういった基準で行っているかについえはお答えいただけませんでした。

 

IGP(地理的保護表示)認証について

 

「ボスコ TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル」のボトルには「IGP(地理的保護表示)マーク」がついています。

 

実はこの他にも非常に似たマークで「DOP(原産地保護の呼称)」というものがあります。

 

二つのマークは「どうして!?」って思うほど非常に似通っています。

パッと見、黄色と青の色だったら「IGP」、黄色と赤のマークだったら「DOP」です。

 

IGPマーク

↑こちらが「IGP」のマーク。

青い色の部分が赤だったら「DOP」のマークだと思えばいい。

 

どちらも原産地認証マークなのですが、DOPが生産・加工・仕上げの全てを限定された地域内で行っているという証明になるのに対し、IGPの方は生産・加工・仕上げの中で少なくても一つは限定された地域内で行っているという証明になります。

 

つまり規定としてはDOPの方がずっと厳しいものです。

 

「ボスコ TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル」に関してはホームページを見ると、全ての工程を100%トスカーナ地方で行っているとあります。

(トスカーナオイル生産者協会のマークあり)

また生産ルートの履歴も閲覧できるようです。

 

このあたりのことは「IGP」の解説とともに詳しく掲載されているので、ホームページをご覧になってみてください。

 

搾油方法について

 

ボスコのオリーブオイルは、オリーブの実を潰してペースト状にした後、遠心分離でオイルを搾り出しています。(いわゆる遠心分離法)

 

製造過程で熱は加えていないそうです。

 

オーガニックについて

 

「ボスコ オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」に使われているオリーブの実はオーガニックです。

 

ボトルには「有機JAS(日本農林規格)マーク」が付いています。

また「ICEA」はイタリアのオーガニック認証機関です。

 

ただしオーガニック認証マークがボトルにあってもそれがエキストラバージンオリーブオイルであるという証明にはなりません。

 

オーガニックマークは「オーガニックである」ことを証明するだけです。

 

本物のエキストラバージンオリーブオイルであるかどうかは、酸度0.8%以下、オリーブの実を熱を加えずに機械によって絞っただけの状態もの、風味検査によって全くの欠陥が認められないといった基準をクリアしているかどうかです。

オリーブオイルの種類と違い、そして用途とは?

 

とは言えオーガニックであること自体は素晴らしいことだと思います。

できれば本物のエキストラバージンオリーブオイルはオーガニックの実を使っていてほしいと思います。

 

ただ結論としてはオーガニックマークが付いていてもいなくても、エキストラバージンオリーブオイルかどうかは判定できないということ。

もどかしいですよね・・・。

 

 

ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会

 

「TOSCANOエキストラバージンオリーブオイル」は2015年のロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会で最高金賞を受賞しているそうです。

 

「ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会」とはアメリカ・ロサンゼルスで行われるコンテストで、北半球と南半球では収穫時期が違うことから、それぞれ分けて審査します。

 

2000年から開催されているそうで、日本産のオリーブオイルもいくつか受賞歴があるようです。

 

まとめ

 

一番最初にも申し上げた通り、「ボスコは本物のエキストラバージンオリーブオイルか」の判定はできません。

(申し訳ありません・・・)

 

上記のような情報が少しでも良い判断材料になればと思い今回記事にいたしました。

 

あくまでも一般論ですが、少し前にイタリアの硫酸銅を使ったオリーブが問題になりました。

 

私達消費者がこのような健康上良くない商品を購入することがないように、自分でできる限り調べてみるということが大切なのかなと思います。

 

ちなみにボスコのオリーブオイル製造時に硫酸銅は「使用していない」そうです。

国際オリーブオイル協会の規格に基づいて定期的にチェックもしているそうです。

この点は安心して良さそうですね。

 

かなり不躾な質問をたくさんしたにも関わらず、真摯にお答えいただきました。

ありがとうございました。

 

本物かどうかと言う判断はなかなか難しいものがあります。

 

よろしければこちらの記事も参照してみてください。

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

多くの方が質の良いエキストラバージンオリーブオイルを手に入れられることを願っています。

 

なお日清オイリオには通販のみで販売しているオーガニックなエキストラバージンオリーブオイルなどもあります。

 

【ルイーザ】情熱的で香り高い有機オリーブオイル口コミ・レビュー(日清オイリオ)

 

私も実際に試してみたのですが、こちら↑の記事でレビューを書いていますので興味のある方はチェックしてみてください。

 

 

味の素エキストラバージンオリーブオイルは本物か偽物か
味の素エキストラバージンオリーブオイルは本物か偽物か

味の素さんのエキストラバージンオリーブオイルを購入してみました。

 

近所のスーパーでは200gを343円(税込)で販売していたのですが、価格だけみると「エキストラバージンオリーブオイル」としてはちょっと安いかなと思ってしまいます。

 

本来なら国内メーカーさんの安い商品を何の心配もなく購入できるのが一番なのです。

 

本物を買うために交通費をかけて買いに行ったり、ネットで色々調べたりするのは手間も経費もかかります。

 

ついつい国内メーカーさんへ期待してしまいます。

 

ソムリエでもない私が本物かどうかを見極めることはできないのですが、できるだけ商品について自分なりに調べてみることにしました。

 

価格的にどうだろう

 

まずは価格について。

 

私が今回味の素エキストラバージンオリーブオイルを購入したのは近所のドラッグストアです。
オリーブオイルコーナーを見ていて目にとまりました。

 

価格的には安いなあと思ったのが第一印象。

 

そして「味の素エキストラバージンオリーブオイル」の隣には、同じく「味の素オリーブオイル」が陳列されていたのですが、こちらの方が10円高かったです。

 

エキストラバージンオリーブオイルが343円(税込)、オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)が354円(税込)になっていました。

 

味の素エキストラバージンオリーブオイルを購入時のレシート
↑味の素エキストラバージンオリーブオイルを購入した際のレシート

 

ちなみに某ネット販売で値段を確認してみても、やはりオリーブオイルの方が若干高く売られていました。(販売店により一概には言えません)

 

私の中の先入観としてエキストラバージンオリーブオイルの方が値段が高いと思っていたのですが、これにはちょっとビックリ。
(なんだか途端に怪しい気分になってしまいました。)

 

とにかく200gで343円は、エキストラバージンオリーブオイルとしては安いと思います。
かと言って企業努力で価格を安くしている可能性もあるので、これだけではなんとも言えません。

 

ボトルを見てみる

 

今回購入した味の素エキストラバージンオリーブオイルのボトルを見てみます。

 

一番上の画像にあるように、表には「OLIVE OIL EXTRA VIRGIN」の文字が。

 

そして注目したのがこちらのマークです。
指定農園しぼりのマーク

 

「指定農園しぼり」となっています。

 

裏面の表示

 

「スペイン産」だということが分かりますが、説明としてはちょっと漠然としているような印象を受けました。

 

ラベルに「エキストラバージンオリーブオイル」と表記してあっても、日本の基準では残念ながら正真正銘の本物であるとは言えません。
絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

 

よって価格とボトルの表記だけでは、このオリーブオイルが本物のエキストラバージンオリーブオイルかどうかは分かりませんでした。

 

メーカーのHPを見てみる

 

今度は味の素さんのホームページを見てみます。
AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン

 

ページの下の方に「よくある質問」コーナーがあります。

 

それを読むと、

 

・エキストラバージンオリーブオイルはスペインからの輸入、日本国内の味の素の工場で充填・包装している
・管理が行き届いていて質の良いオリーブが収穫できるところを指定農園としている
・空気に触れないよう気を使っている(フレッシュキープとボトルに表示されている)

 

空気に触れないような工夫として見て分かるのは、確かにボトルには深緑色をしたフィルムが貼ってあります。
このフィルムには劣化抑制効果があるとのこと。

 

ちょっとハッキリした物言いではないですが、指定されたスペイン農園の質の良いオリーブオイルを鮮度を保ちながら輸入してきて、日本国内の味の素さんの工場で仕上げているよ、ってことですね。

 

ただここで明確なのは「スペイン産」、「日本で包装」ということだけのような気もします。

 

もう少し国際基準と照らし合わせたものが欲しいところですが・・・どうでしょう。

 

率直にメーカーに聞いてみる!

 

ということで、味の素さんに聞いてみよう!ということに。

 

以下、電話での問い合わせ内容と回答のやりとりを、ほぼそのまま載せております。

 

Q.味の素エキストラバージンオリーブオイル「新鮮エクストラバージン」の酸度は何%ですか?

 

A.国際基準の0.8%はクリアしていますが、原則として非公開としています。
理由はロットによって多少違ってくる可能性があるからです。
つねに「〇%」を保障することができないため非公開となっています。
(一つの分析値として具体的な数値(%)も教えてもらいましたが、上記の理由で私も公表は控えたいと思います。0.8%よりも低いとだけ言っておきます。)

 

Q.今回200g(比重を0.9で計算すると222mlくらい?)のサイズものを購入しましたが、価格は343円でした。
エキストラバージンオリーブオイルは100mlで最低でも300円程度はすると言われているそうですが(1mlで3円)、どうしてここまで価格が安くできるのでしょうか。

 

A.エキストラバージンオリーブオイルの価格が100mlで300円から1000円が相場となっているという意見がありますが、オーガニックである、などといったプレミアム付きの場合が多いのかと思います。
当社が使用しているオリーブはそういったプレミアムは付いておらず(品質は十分考慮しております)、ごく一般的なオリーブを使っており、低価格を実現しています。
また輸送の工夫、日本で包装・瓶詰をするなど、コストを削減する努力をしています。

 

Q.購入した販売店では味の素オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)の方が10円高く売っていました。
エキストラバージンオリーブオイルよりもオリーブオイルの方が高いものなのでしょうか。

 

A.メーカーでは定価をもうけていません。
参考価格としては、エキストラバージンオリーブオイルが460円、オリーブオイルが390円となっています。(どちらも200gの場合)
後は小売店の販売価格としていくらで売るかはまちまちです。
セールなどで価格が逆転することはあるようです。

 

Q.スペインの指定農園ということですが、どこのなんという農園なのですか。消費者の方で検索できるシステムはありますか?

 

A.現在そういった検索システムはありません。
農園名は社外秘となっておりますが、信頼のおける生産者でございます。

 

Q.使われているオリーブの実はオーガニックなのでしょうか。

 

A.オーガニックではありません。
農薬も使用しておりますが、スペインでの基準を順守しており、また日本国内の分析においても基準をクリアしています。

 

Q.空気に触れないように工夫されているということですが(ボトルに「フレッシュキープ」という表示あり)、具体的にどういった方法なのでしょうか。

 

A.輸送には200ℓのドラム缶を使用しています。
クッションとして入る気体について、酸素だと酸化してしまうため防止のために窒素で置換しています。

 

Q.テイスティングに関しては誰がどのような基準で行っているのでしょうか。

 

A.当社工場に品質管理部門があり、ISO(国際標準化機構)の基準に基づいて教育を行っていて専門のメンバーがテイスティングをしています。
このメンバーには国内ソムリエ資格を持った者もいます。

 

まとめ

 

今回電話にて問い合わせをさせていただいたのですが、非常に親切丁寧に説明をしていただきました。
印象としては結構包み隠さず回答していただいたなあ・・・と。

 

日本の緩い基準でならもっとアバウトな感じなのかなあ・・・と勝手に思っていましたが、ここはやはり「大手の味の素さん」といったところでしょうか。

 

もちろん私は監査役でも何でもないですから、このような回答をいただいたとしても、本当に実施しているのかを確かめることは不可能です。

 

ですが、ある程度参考にはなるのではないでしょうか。

 

たとえばオーガニックにこだわる人には一つの判断材料となるでしょうし、「フレッシュキープって何だ??」って人にも納得がいったのではないかと思います。

 

購入するかどうかは個人個人の許容範囲内かどうかによるでしょう。

 

これをもって本物かどうかの結論は私には出せませんが(他のどんな商品でもそうです)、不安に思うことはやっぱり聞いてみるって大事だなあって思いました。

 

ただ一点気になったのは、200gは瓶ボトルだけど600gはペットボトルだということ。
これはちょっとどうだろうか・・・。

 

大容量ペットボトルは品質が劣化しないでしょうか。
確かにエコだという面もありますが、個人的には600gは購入しないでしょう。

 

ちなみに味や香りはもちろん確かめましたが、単なる個人の感想でしかありません。
ご了承ください。

 

味の素エキストラバージンオリーブオイル

 

開けた時の香りはほのかな酸味を感じました。
あまり自己主張の強いタイプではなく味もマイルドな印象です。
後味に多少辛味を感じましたがそれほど強烈な個性ではなく一般的な印象でした。

 

自分で問い合わせをしたからでしょうか、訳の分からないものを買うくらいなら・・・っていう気持ちも沸いてきます。

 

何かあったらいつでも聞けるっていうのは国内メーカーの良いところです。

 

しかしこれはあくまでも私の感想。

 

今回の問い合わせをもって本物か偽物かといった答えを出すことはできません。

 

自分が(エキストラバージンを含む)オリーブオイルにいったい何を求めているのか。

 

価格なのか

ブランドなのか

味なのか

栄養なのか

本物かどうかなのか・・・

 

それぞれが総合的にご判断いただければと思います。

 

参考記事

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方