- 投稿 2018/04/19
- おすすめなえごま油

オメガ3系オイルとして最近は亜麻仁油をメインに使っていましたが、久しぶりにとても良質なえごま油に巡り会えたのでご紹介したいと思います。
今回のえごま油は愛媛県宇和島産。
100%この地のえごまだけで作られた純国産品です。
宇和島産「生搾りえごま油」について
愛媛県宇和島市の中心地から少し離れたとある畑。
今回ご紹介するえごま油の原料である「えごま」は、寒暖差がある盆地、恵まれた清流が湧き出る場所で作られています。
水を好むえごまですから絶好の栽培地ということですね。
この地で作られたえごまを100%使ったえごま油が今回ご紹介する「生搾りえごま油」。
名前の通り一切の熱処理を行わず生のまま搾っています。
生搾りは焙煎搾り(高温で加熱して搾る)よりもずっと手間と時間がかかります。
ですが生搾りならえごまの栄養が壊されずにより多く油に溶け込んでいるはず。
栽培の工程は基本的に「手作業」。
機械を使用すると、どうしても作業時に傷がついたり機械が発した熱のために品質が低下してしまうからなのだそう。
えごまは本当に繊細なんですね。
なんだか想像していたよりもずっと大変そう・・・。
脱穀、乾燥、水洗いなど、どの作業も丁寧にかつ迅速に行われます。
えごま油を作る上での天敵は「高温」、「傷」、「湿度」。
これらを極力防ぐには、機械での作業は向いていないのかもしれません。
人の目で見てひとの手で作業することが、本当に良い品質をキープするには必要だということですかね。
でもきっと大規模な生産地では機械に頼らざるを得ないのが現実。
そんなことをやっていたら採算が取れないかと。
だからこそ本当に良いえごま油を手に入れる近道は、作り手の顔が見えるような「信頼できる生産者の商品」と出会うことかもしれません。
予想が外れた!?生搾りえごま油を味わって分かったこと
それでは生搾りえごま油を味わってみたいと思います。
↑キレイな黄金
まずはフタをあけて香りを嗅いでみました。
ほんのりと穀物っぽい香りがします。
そしていつものように小皿に出してから舐めてみました。
新鮮で濃厚です。
ビックリなんですがちっともマズくないんですね。
生臭さは全然ないですし、これは良い意味で予想が外れました。
ちなみに下は某有名メーカーの小分けパッケージ入りのえごま油。
小分けにしてあるため旅行に持っていくのに便利で重宝していました。
↑色があまりついていません
これは「低温圧搾一番搾り」となっているものです。
ですが「生搾り」とはまったくの別モノです。
また「国内製造」となっていますが「国産」とはなっていません。
ちなみにこの商品の味、今までの感想は「まあこんなものかな・・・」でした。
そもそもえごま油は独特の風味がありマズイのが前提!?
私はそういったモノに慣れてしまっているので気にならなかったのですが・・・。
今回、生搾りえごま油を味わってみると、一口にえごま油といっても商品によって味にずいぶん「違い」があると分かりました。
↑二つを交互に舐め比べると・・・
えごま油というと「クセが強い」ってイメージがあるもの。
たとえば「魚臭い」とか「生臭い」ってことなんですが。
この某商品、はじめてキーンとくる魚臭を感じました。
「生搾りえごま油」の場合、風味はありますが臭みは感じません。
なんて言えばいいのでしょうねぇ・・・。
新鮮な穀物とナッツの中間の味!?
これは産地の違いなのか栽培技術なのか搾油方法が関係するのか。
どうなんでしょう・・・。
トマトジュースに入れてよく混ぜながら飲んでみました。
オメガ3はやっぱり「生」でとるのが一番です。
しかもトマトのリコピンと油は相性がピッタリ。
えごま油の味に無理がないので子供がゴクゴク飲めそうです。
えごま油って美味しかったんですね。
初めてそう感じました。
とは言え酸化が進んだらどうなるか分かりません。
生搾りだからこそなおさら品質管理はしっかりした方がいいでしょう。
ドレッシングを使ってみました!
せっかく美味しいえごま油と出会えたのですから、もう少し料理に使ってみようと思いドレッシングを作ってみることにしました。
えごま油の基本は「かける」、「混ぜる」。
手の込んだ調理よりもできるだけ生の状態でそのままとるのが一番ですから、料理ができない人でも問題ありませんね。
参考にしたのは南雲吉則さんの「エゴマオイルで30歳若返るレシピ」。
えごま油と塩麹のドレッシング(二人分)のレシピが載っていたので作ってみました。
えごま油・・・大さじ1と2分の1
塩麹・・大さじ2分の1
リンゴ酢・・・大さじ2分の1
これらをよく混ぜてお好みのサラダにかけるだけです。
我が家では子供向けにほんの少し甜菜糖も加えました。
↑塩麹が入っているので見た目はちょっとツブツブです
↑生野菜でも温野菜でも
えごま油と塩麹ってすごく合います!
それぞれのまろやかさ、そしてうま味。
相乗効果でしょうか。
ちなみに酸っぱさが嫌な人はりんご酢を入れなくてもいいかも。
えごま油と塩麹だけでも十分美味しそうです。
良かったら作ってみてください。
なぜ「国産」がおすすめか~良いものを手に入れる方法は?
今回改めて感じたのは、本当に良いえごま油を作るには意外と手がかかるってこと。
えごまの栽培からこんなに手間暇かけてあげないと、カビが生えたり魚臭くなったり栄養が減ったりと品質に直で影響するのかも。
(まるで子育てのよう・・・)
でも消費者にはなかなかそこまで分かりません。
メーカーさんもあまり詳しいことは開示してくれません。
えごまって割と日本各地で生産されているような気がするのですが、メジャーなメーカーさんですと使っているえごまは近隣諸国のものが多いような気がします。
きっと採算など色々と事情があるのでしょうけど。
だから品質が・・・とは言えませんが、気になるものは気になりますよね。
・どんな栽培方法なのか
・いつ収穫したものか
・いつ搾ったのか
・どんな搾油方法なのか
・どうやって管理・保存していたか
知りたいことはたくさんあります。
でも外国産ですとなかなか分かりにくいですし調べようもありません。
えごまは日本では縄文時代から食べられてきた健康食です。
国内で栽培可能なえごまですから、探せばちゃんと信頼できる国産業者のえごま油を手に入れることができるはずです。
↑「生搾りえごま油」は「どこで」「誰が」がちゃんと分かります
特にえごま油の最大の欠点でもある劣化(酸化)しやすさ。
できるだけ確実なものを手に入れないと、せっかく健康のために購入しても逆効果になったら残念すぎますよね。
しかし高品質な国産商品とどうやって出会えばいいのでしょうか。
そこで信頼できるルートの一つとして「ふるさとチョイス」を活用してみるといいかもしれません。
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ご紹介した宇和島産「生搾りえごま油」もあります
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ふるさと納税(ふるさとチョイス)愛媛県宇和島市「生搾りえごま油」
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