DHAやEPAってどこからきたの?海の食物連鎖は凄かった

多くの魚はDHAやEPAを持っています。

 

でもDHAとかEPAっていったいどこからくるのでしょうか。

ちょっと不思議に思ったことがありませんか?

 

海の水に溶け込まれていてそれを魚や海藻が吸収しているのでしょうか。

 

全てのスタートは植物性プランクトンだった!

 

つい最近「DHAびっくりデータ」という本を購入しました。

 

DHAびっくりデータ

DHAびっくりデータ—痴呆・ガン・アトピー・高血圧・動脈硬化…医薬品レベルで注目されはじめたDHA:健康食品の効果を解説した書籍

 

初版はもう20年くらい前なので古いのですが、50ページ足らずの本ですぐに読めそうなので他のシリーズも含めて何冊か購入してみました。

 

するとこの本の中にこんな一文がありました。

 

海中生物の食物連鎖は、植物プランクトンにはじまりますが、この植物プランクトンに豊富に含まれているα-リノレン酸という脂肪酸を動物プランクトンが食べると、動物プランクトンの体内でDHAとEPAが生まれるのです。

 

植物プランクトンといえば、たとえば「藻」でしょうか。

 

 

植物プランクトン_image2

 

 

ミカヅキモとか、学校の授業で勉強した記憶があるようなないような・・・。

 

ミカヅキモ

 

そういえば「ミドリムシ」なんて今では有名ですよね。

もの凄い栄養を持っているのだとか。

 

ミドリムシ

 

ミドリムシの製品は多く販売されているので摂取した人も多いでしょう。

→ミドリムシ入りの製品を見てみる

 

ミドリムシ(ユーグレナ)も植物プランクトンではあるようですが、厳密には植物と動物の中間の生き物(!)なのだそうです。

 

とにかくミクロの世界です。

 

全ての始まりは「植物プランクトンがもつα-リノレン酸」だったのですね。

 

その植物プランクトンを今度は動物プランクトンがエサとして食べる。

 

植物と動物プランクトン

 

動物プランクトンといえば、よく知っているのがミジンコやオキアミのような小さな生き物たちです。

 

この動物プランクトンの体内でα-リノレン酸がDHAやEPAに変換されるということ。

 

凄いですね。

 

まさか変換を動物プランクトンにやってもらっていたなんで知りませんでした。

どんなに小さくても実はとてつもなく凄い仕事をしているということになります。

 

その後はもうまさに食物連鎖「食う食われる」の世界です。

 

小型の魚から段々と大型の魚にDHAとEPAが移行するにつれその量がどんどんと蓄積されていくため、マグロや海獣など大きな動物は含有量が多いということになります。

 

植物プランクトンやミジンコを人間が食べることはできないので、程よい大きさの魚に溜まってからDHAとEPAを摂取する。

 

この自然の仕組みって本当によくできていると思います。

 

海の大型生物はDHAも多いが有害物質も多い

 

ということは食物連鎖の最終段階・大型の魚(や海獣)を食べれば簡単にたくさんのDHAやEPAがとれるということになります。

 

確かにマグロやブリなど比較的大型の青魚には特にDHAやEPAが多く含まれています。

 

ただし問題はメチル水銀などの身体に有害だと言われる金属物質も多く蓄積してしまっていること。

 

特に妊婦さんや小さいお子さんは注意しなくてはなりませんが、妊婦さんや小さいお子さんこそDHAをとりたい人でもあるんですよね。

 

だからこそ、こういった重金属を取り除いたサプリメントや、または汚染が少ないと言われる海藻由来のDHA・EPAなどが注目されるのでしょう。

 

どちらにしても「本当に必要な量」をかしこく摂ることが大事。

 

魚にしろサプリメントにしろよく吟味して摂取するようにしたいものです。

 

参考記事

海藻由来「かしこく摂りたいDHA&EPA」のメリットはこれ!

植物由来のDHA(ボタニカルDHA)のメリットを考える

スゴイぞミドリムシ(ユーグレナ)!知らなかったあれこれ