- 投稿 2017/06/17
- 加工食品の油脂成分を調査

最近はどこのスーパーを見てもグラノーラがたくさん販売されています。
あっちを見てもグラノーラ、こっちを見てもグラノーラ。
期間限定もたくさんあってこれはつまりグラノーラ全盛の時代といったところでしょうか。
さて今回はそんなグラノーラの栄養成分、特に油脂成分について調べてみたいと思います。
グラノーラってそもそも何なの?
グラノーラっていったい何!?
知っているようでハッキリ分からないのがグラノーラ。
とりあえずシリアルの一つの種類ですが、何度も食べておきながら正確な定義が分からなかったのでWikipediaを確認させていただきました。
ロールドオーツ(燕麦の押麦)や、麦、玄米、とうもろこしなどを主とした穀物加工品と、ココナッツ、ナッツなどを、砂糖、蜂蜜、メープルなどのシロップ(糖蜜)、植物油とで混ぜてオーブンで焼いたもの。さらにドライフルーツなどが混ぜられることも多い。
私の子供時代(30年~40年前)はコーンフレークがメインだったような気がしますが、歴史的にはグラノーラの方が古いみたい。
うちの実家ではシリアル類は食卓にあがることがなかったので、シリアルを食べ始めたのが社会人になってからという遅いスタート、しかもグラノーラに関してはここ1年といったところです。
それにしても「植物油と混ぜてオーブンで焼いたもの」・・・ですか・・・。
グラノーラを食べ始めたきっかけは?
グラノーラを頻繁に食べ始めたきっかけは、クセのあるオメガ3系オイルにピッタリだと判断したから。
グラノーラのほんのりとした甘さやドライフルーツの酸味が私にとってはかなりツボで大のお気に入りになりました。
↑無糖のプレーンヨーグルトと亜麻仁油をかけて食べるのが私流
コーンフレークなどよりそこそこ味もハッキリしているので、亜麻仁油やえごま油のクセを上手に隠してくれるのです。
ですがやっぱり気になっていたのは「植物油脂」。
今回あらためて植物油脂が入っているのがグラノーラなのだと、入っていて当たり前なのだと知りました。
最近は植物油脂が気になって以前ほど頻繁に購入しませんし、食べるとしても脂質50%カットのものを買うようになりました。
グラノーラのメリット・デメリット
ちなみにグラノーラのメリット・デメリットをあげてみます。
(あくまで私個人の感想ですが)
グラノーラのメリット
・単純に美味しい
・簡単に栄養補給ができる
・忙しい朝や一人のランチなどに便利
・便秘にはテキメン
・亜麻仁油やえごま油(オメガ3系)のクセを消してくれる
グラノーラのデメリット
・植物油脂が入っているものが大半
・ある程度栄養がとれるのでたよりがちになってしまう
・麦アレルギーの人などは注意
・食感が硬く歯の弱い人にはあまり向かないかも
・甘いので想像以上に糖分をとっているのでは
メリットもデメリットも私個人の主観ですが、主にこんな印象を持っています。
特に便秘にはかなり良いと感じていて、たとえばオメガ3オイルと合わせるともう最強!?ってところです。
うまく活用できればダイエットにもいいのでは?と思ってしまいます。
ただついグラノーラに頼り過ぎる傾向があるので注意しないといけませんね。
グラノーラは確かに栄養豊富な加工食品ですが完璧ではありません。
だから「ばっかり食べ」はいけないです。
見えない油(植物油脂)を知らず知らずにとってしまいますし、他の食品もしっかり食べてバランスをとり思わぬリスクを回避しないといけません。
また糖質が多めです。
美味しいからと食べ過ぎるとかえって太ることもありそう。
私は脂質カットのものを買いましたが、糖質カットのものを販売しているメーカーさんもあるので気になる方はチェックしてみてください。
グラノーラの油脂について
大手のメーカーさんから販売されているグラノーラの油脂成分をいくつか公式サイトでチェックしてみました。
・日清シスコ「ごろっとグラノーラ」・・・植物油脂
・カルビー「フルグラ」・・・植物油
・ケロッグ「フルーツグラノーラ」・・・植物油脂
・三育フーズ「グラノーラ」・・・植物油脂
この植物油脂、ちょっと正体は不明ですね。
これがオメガ3系オイルの可能性はかなり低いでしょう。
(亜麻仁油だったら「亜麻仁油入り!」って嬉々として書いてあると思う・・・)
↑ノンオイルのグラノーラ
美味しくて便利なグラノーラですが、メリット・デメリットを知った上で上手に適度に食べたいと思います。