α-リノレン酸のEPA・DHA変換率~高いのは男と女どっち?

α-リノレン酸を摂取した時、体内ではその一部がEPAへ、そしてさらにその一部がDHAへと変換すると言われています。

 

変換率はとうぜん高い方がいいのですが実は思ったほど高くはありません。

やはり魚?αリノレン酸のDHA・EPA変換率は低すぎ?

 

しかもこの変換率、どうやら性別によって差があるようなのです。

 

じゃあ男性と女性、どっちの変換率が高いかと言えば・・・。

 

「女性」です。

 

ヒトではαリノレン酸からEPAやDHAへの変換量には、まず性差があり女性の方が明らかに多い。EPAへの変換率は8-20%で女性の方が2.5倍大きく、DHAでは男性0.5%-4%、女性約9%である。妊娠期にはより簡単に合成できるという仮説も存在する。 「必須脂肪酸」Wikipediaより

 

EPAが2.5倍、DHAで約2~18倍ってかなりの違いですよね。

 

男性の方が食べる量が女性より多いと仮定してもなかなかの差だと思います。

 

私は女性ですから正直この事実はありがたいのですが、でもどうしてこんなにも性別によって差があるのでしょうか。

 

この理由ははっきりとは分かりません。

でも最後の一文をヒントにすると、もしかしたら子供を産む女性は胎児にDHAやEPAをしっかりとあげることができるように変換率が高いのかもしれませんね。

 

とにかく女性の方が変換率が高いのは間違いなさそう。

 

でもそれに甘んじていてはいけません(笑)

 

栄養は一日の摂取量も大事ですが栄養同士のバランスも大事。

 

オメガ3でいえば、やっぱりオメガ6(リノール酸)とのバランスが崩れるといくら量を摂取しても、またはいくら変換率が高くても追いつかない場合もあります。

 

日頃からオメガ6(リノール酸)をたくさんとっている人は少しずつでも減らしていくことが大事です。

 

それにしてもα-リノレン酸の変換率、もう少し高くなってほしいもの。

できれば50%くらいは変換してほしいですよね。

 

とにかく何等かの理由で魚を食べることができない人は、女性であろうと男性であろうとα-リノレン酸に頼らないといけません。

 

そんな時はよりいっそうオメガ6の過剰摂取に気を付けながらできるだけα-リノレン酸が活躍できるような環境作りをしていった方がよさそうです。

 

または植物性(ボタニカル)のDHAというものもあります。

(植物性の方が魚より有害物質が少ないというメリットもあります)

 

いずれにしても変換率まで考えて自分に合ったものを賢く取り入れられれば最高ですね。

 

参考記事

植物由来のDHA(ボタニカルDHA)のメリットを考える

海藻由来「かしこく摂りたいDHA&EPA」のメリットはこれ!

変換率だけでは語れない「α-リノレン酸」をとる利益