品種改良・ハイオレイックの油は本当に安全なのか?

植物油にはオメガ6であるリノール酸がたくさん含まれているものが多いため問題になっています。

 

そこで登場したのが「ハイオレイック種」。

 

ハイオレイックとはいったいどんな油なのか、また安全性で問題がないのかをチェックしてみたいと思います。

 

ハイオレイックとは何なのか?

 

「ハイオレイック種」とは品種改良によってオレイン酸の含有割合を増やしたものです。

 

品種改良(ひんしゅかいりょう)とは、栽培植物や家畜などにおいて、より人間に有用な品種を作り出すこと。具体的な手法としては、人為的な選択、交雑、突然変異を発生させる手法などを用いる。

Wikipedia

 

リノール酸などの悪影響が指摘されるようになると、対象の品種を人為的に改良しオレイン酸の含有量が多い「ハイオレイック種」を生み出しました。

 

主な「ハイオレイック」がある油

 

「ハイオレイック」がある主な油を紹介します。

 

サフラワー油(紅花油)

 

かつてはリノール酸がきわめて高い油として有名だったサフラワー油ですが、現在ではハイオレイックが登場しています。

 

70~80%のオレイン酸を含みリノール酸は約14%です。

 

ヒマワリ油

 

ハイオレイック種のヒマワリ油はオレイン酸が約83%と非常に高くなっています。

 

リノール酸は約7%です。

 

キャノーラ油

 

キャノーラ油はリノール酸ではなく菜種油に含まれるエルカ酸のかわりにオレイン酸の含有率を高くした油です。

 

オレイン酸が約63%、リノール酸が約20%含まれています。

 

その他

 

でん六の公式サイトにハイオレイック種の落花生の紹介がありました。

 

落花生油ではありませんが、今後は油も登場するかもしれませんね。

 

ハイオレイックは本当に安全なのか?

 

品種改良は実に多くの分野で行われています。

 

油だってこれからもっと多くの改良品が出るかもしれません。

 

個人的にはα-リノレン酸の含有率が高い油が改良されればいいと思うのですが、現在そういった品種改良が実現していないということは難しいのかもしれません。

 

ところで品種改良の安全性はどうなんでしょう。

 

私達は「遺伝子組み換え」という言葉に対してはかなり拒否反応がありますが、品種改良というと何となく「良い事」ってイメージがあるような気がします。

 

品種改良の方法は、自然に、もしくはより自然に近い形で行われるものから化学物質などを使用して相当な負荷をかけることにより突然変異を起こさせるものもあります。

 

これは余談ですが、某ぶどうの名産地出身の友人から「自分の周りの人間は種なしぶどうは食べない」と言っていたのを思い出しました。

 

誤解のないように言いますと、ハイオレイックと種なしぶどうに関連性があるわけではありません。

 

ただ時には強引な品種改良法もあるようだということ。

 

ハイオレイック種の具体的な改良方法は分かりませんし、今のところ特に問題があるような情報は見たことはありません。

キャノーラ油についてはこちらを参照してください

 

ただし今後何かの問題が発生するかどうかは誰にも分かりません。

 

とは言え、現在存在する食べ物はほとんど何らかの品種改良がなされているはず。

 

あまり過度に心配すると食べるものもなくなってしまいますが、できれば自然な状態でかつ体に良いものを食べたいというのが本音です。