保存食や非常食としての油脂は有りか無しか

保存食や非常食として「油脂」は有効でしょうか。

 

油?

 

酸化するから保存や非常食には向かないのでは?

 

そう思いますよね。

 

でも実は油は比較的賞味期限が長いもの。

賞味期限は「1~2年」くらいではないでしょうか。

 

そうすると備蓄には向かないわけではないような気がします。

(ラードや牛脂など動物性のものはもっと短いかもしれませんが)

 

オメガ3のえごま油や亜麻仁油でも1年くらいに設定しているものが多いです。

 

ただしこれらは「未開封」という条件が付きます。

ここを間違えると大変ですが他の食品も同様ですので間違える人はいないでしょう。

 

一度開封してしまったらどうしても酸化との闘いになってしまいます。

酸化に弱いオメガ3系に限らずどんな油も早めに食べてしまった方がいいのは確か。

 

ですが未開封ならば油を備蓄品の一つにするのは良いかもしれません。

 

油は非常にカロリーが高い。

 

これは普段は敬遠される要因ですが、非常時には逆にメリットになると思うのです。

 

また消化が遅く腹持ちがいい。

 

これも食べ物が少ないであろう非常時にはありがたいはずです。

(ただし体調を崩さないように食べすぎには注意)

 

食べ方として、たとえば多少の煮炊きができる状況であれば通常時と同じように加熱調理に使ったり非常食の古くなったお米を炊く時に入れたりといった使い方ができます。

 

また究極の非常時には油をそのまま生の状態でいただくことだってできます。

 

ドレッシングと考えて他の食材につけて食べる。

 

水分がなくてパサパサしがちな非常食にかけると食べやすくなるかもしれません。

 

塩やお酢があれば油とまぜてドレッシングのようにすることも可能でしょう。

 

生きるか死ぬかといった究極の状態では油をとれることが生存確率を高めてくれるかもしれません。

 

そのためにはできるだけ保存状態にも気を配った油脂類を多少なりとも備蓄しておくのは「あり」ではないかと思います。

 

製造年月日と賞味期限をしっかり確認し賞味期限が近くなったら取り換えておくことも大事です。

 

できれば遮光瓶やスチール缶などに入っており酸化が少しでも防げるものがいいかなと。

 

保存する場所は冷暗所など適したところに。

 

開封した後にすぐに酸化してしまうオメガ3は残念ながらあまり向かないかもしれません。

冷蔵庫が使えないことも考慮してできれば常温保存できるものの方がいいでしょう。

 

酸化に比較的強いのはごま油。

 

オリーブオイルやサラダ油でもいいですが、これらもどんな容器に入っているかによっても違ってきますのでよく確認してください。

 

参考記事

ご飯実験1~炊く時にオリーブオイルを入れてみた

ご飯実験2~炊く時に亜麻仁油(アリーガ)を入れてみた

ボソボソ玄米こそオイルでしっとりモチモチにする