- 投稿 2017/01/18
- 加工食品の油脂成分を調査

老若男女、みんなが食べることができて美味しい芋けんぴ。
サツマイモをそのまま使っているためヘルシーなお菓子というイメージを持っている方も少なくないと思います。
今回はそんな芋けんぴの油脂成分をチェックしてみることにしました。
芋けんぴは小さい子供のおやつになる?
芋けんぴはサツマイモをそのまま細長くカットして油で揚げお砂糖をコーティングしたお菓子です。
「けんぴ」というのはもともと高知県の郷土お菓子で・・・という話が有名ですが、いくつか説があるようでここでは割愛。
そんな芋けんぴですが、当然サツマイモが主原料ですから小さい子のオヤツにしているご家庭も多いのではないかと思います。
私の友人で、1歳代のお子さんに芋けんぴをあげている方もいました。
よく噛む練習にもなるからと言っていましたが、結構長い芋けんぴもあるため事故のないように目を離さないようにした方がいいと思います。
小さい子に何をオヤツに与えるかはそのご家庭の判断で色々だと思いますが、芋けんぴは「自然派」という意味で与えることにあまり戸惑いを持たれないのかもしれません。
芋けんぴの油脂成分をチェック
芋けんぴの原材料を見てみます。
植物油脂として米油、菜種油、パーム油の順で表記されています。
それぞれの割合は不明です。
パーム油はちょっと気になりますが、このように詳しく明記されている方が少ないかもしれません。
ちなみに今回チェックした芋けんぴはとあるスーパーで購入した90gで100円程度の商品です。
(九州産のサツマイモが売りのようです)
芋けんぴは多くのメーカーさんで販売していますが、どのメーカーさんでも同じ油を使っているというわけではないと思います。
ただ、そもそも油で揚げたお菓子ですから必ず油(植物油脂)が入っているし、その割合も高いと思います。
できればどんな油を使っているのかチェックしてみた方がいいかもしれませんね。
カロリーが高く油には要注意のお菓子
ちなみに私が今回芋けんぴを購入したのも、子供のお菓子に何をあげようか模索している今、自然派イメージの芋けんぴはどうだろうと思ったのが手に取ったきかっけでした。
もちろん表示に「パーム油」を見た時に買うかどうか葛藤しましたが、芋けんぴは大人から子供まで手軽に食べるイメージがしたのでちょっと注意した方がいいのでは・・・と思い記事にしようと一袋購入。
(・・・で誰が食うんだ!?)
そもそも現在お菓子野放しの子供は市販のお菓子漬けになっていますから、芋けんぴがどうのっていうのも今更な気もしますが、何とか少しでも改善したいなあと思っているのです。
ちなみに芋けんぴの他、かりんとうなど油で揚げているお菓子はやはりカロリーは高いようです。
100gあたり498kcalとなっています。
こちらの袋は90g入りの商品ですから、もし一袋一度に食べてしまうと448kcalとなってしまいます。
芋けんぴはサツマイモをそのまま美味しく食べられる自然派お菓子ではありますが、油が多いこと、植物油脂をたくさん使っていることから食べる量だけは気を付けた方がいいと思います。
また結構歯にもくっつくことがありますから、食べた後はよく歯磨きをした方がいいかもしません。
小さいお子さんは特に注意してあげてください。