- 投稿 2017/08/25
- オイル日記

わが家の夫と子供はいくつかの焼き魚でお腹を壊すちょっと変な体質の2人です。
今まで調子が悪かったのは、秋刀魚、サバ(大丈夫な時もあり)、イワシなどでしたが、久しぶりに新鮮なイワシの丸干しが手に入ったので焼いてみました。
ところが食べてみるどころか二人ともほとんど手も付けなかったというお話です。
本当に生のイワシでしたら私も少し躊躇するのですが、今回のは丸干しでした。
干しているのでなんとなくですが大丈夫なのではと思ってしまいました。
シシャモなどは普通に食べられるから。
しかも結婚当初はイワシの丸干しも食べたこともあったので(子供はないかも)、ちょっと実験的に買ってみようかと思いました。
今回購入したのは魚屋のお父さんのおすすめ品。
普通の丸干しですと、乾燥しているのがよく分かるシワっぽさや硬さがあると思いますが、今回のものは網で干しているため網の後がついているものの、イワシ自体はちょっと鮮度がたっぷり感じられる光沢やハリがありました。
しかもとても安くて家計にも優しい!
「ダンナのおつまみにも最高だよ!」とか「栄養満点だよ!」なんて言葉に気を良くして私は購入したのでした。
そして期待とともに焼いたその日の夕食。
今日は平日で私と子供の二人での夕食です。
まずは私がパクッと食べる。
うん!骨まバリバリ食べられるし(内臓は苦いので残した・・・)塩加減もちょうど良く油もほどよく乗って(オメガ3!)美味ではないですか。
さすが魚屋のお父さんが熱意をもって勧めるだけあるなと思いました。
しかしふと子供を見ると固まっています。
食べません。
お浸しを食べたり味噌汁をひたすら飲んでいます。
「イワシも美味しいよ!食べてみて」
さりげなく誘導してみたのですが、ついに最後まで手をつけず「食べないとダメ?」と聞いてきました。
「栄養があるからね。まずは一口だけ食べてみたら?美味しいよ」というと、尻尾をほんの3mmほどかじったと思ったら・・・
「ダメだ!ムリ!ゴメン!」と。
「私、イワシだけはムリだと思う」と完全拒絶宣言。
あまりの勢いにそれ以上は勧められず。
仕方ないので残っていたハムを出してあげました。
子供のイワシは私と夫で半分ずつ食べることに。
夜、9時を過ぎて夫が帰宅。
お腹が空いているはずなので、取りあえず温め直して夕食を出しました。すると・・・
「この魚・・・何?」と。
「イワシの丸干しだよ。魚屋さんのおすすめ品!」
ここはさすが大人。
神妙な顔で取りあえず一口。
そして・・・
「オレ、こういった骨バリバリの魚苦手・・・」と。
「なんだか胃もたれがしてくる、悪いけどちょっともう限界だわ」
食べたのは二口(たぶん)。
そこから完全拒否されました。
この二人、さすが親子と言えばいいのでしょうか。
やっぱり身体が受け付けないのでしょうか。
こんなことなら生のイワシを買ってきて煮ればよかった・・・。
煮付けなら二人とも食べられるのです。
そう、私が挑戦し過ぎたのがイケなかった。
でもここは主婦。
もったいないことはできないのです。
つまり購入したイワシの丸干しは99%くらい私のお腹に入りました。
きっと私の体内でイワシのオメガ3やタンパク質、そしてカルシウムが大活躍しているのではないでしょうか。
ほとんど全部を食べつくした私、量の多さから胃もたれぎみになりました。
しばらくイワシの丸干しを購入することはなさそうです。