- 投稿 2017/05/25
- 加工食品の油脂成分を調査

カルディ(KALDI)のオリジナル「フェアトレードチョコレート」のダーク70%とミルク(カカオ50%)を子供のオヤツに購入してみました。
「油脂分はココアバターだけ」というのがおススメポイントとなっています。
カルディの「フェアトレードチョコレート」について
カルディで販売しているオリジナルチョコレート「フェアトレードチョコレート」。
昨年の秋に発売されていたようですが、今回初めて購入してみました。
「フェアトレード」とは、開発途上国の生産物や商品を公正な価格で取引する仕組みのことを言います。
主に途上国の人の正当な利益を守るということですね。
コーヒー、紅茶、バナナ、カカオ、オイルシードなどの食品の他にコットン製品などもあります。
カルディの「フェアトレードチョコレート」は、フェアトレードしたカカオマス・ココアバターを使ったチョコレートということです。
↑フェアトレード認証ラベル
価格は50g入りで185円(税込み)です。
これって高カカオチョコレートの中ではかなりお安いと思います。
例えばリンツの70%ですと100gで572円、つまり50gですと286円ということになります。
価格に関してはかなりお得感がありますよね。
気になる油脂成分をチェック
「フェアトレードチョコレート」のダーク70%とミルク50%の原材料をチェックしてみます。
【ダーク70%】
【ミルク(カカオ50%)】
確かに油脂成分は「ココアバター」だけになっています。
ポリフェノールの量は記載がないので分かりません。
ミルクはもちろんのこと、ブラックチョコレートや高カカオチョコレートとなっていても植物油脂が入っているものって結構あります。
だから原材料をチェックする習慣を付けた方がいいかもしれません。
ちなみにこちらのチョコレートを製造しているのは「寺沢製菓株式会社」という老舗のお菓子メーカーさんですが、「DHA入り麦チョコレート」というものを作っているのを発見しました。
気になる方は寺沢製菓さんのサイトをご覧ください。
(※ただし植物油脂も入っているみたいですのでご注意を)
味をチェック!
それでは実際にカルディの「フェアトレードチョコレート」の味をチェックしてみたいと思います。
↑ダーク70%
ガーナ・クワベナアクア村のカカオを使ったチョコレートとのこと。
個人的にはあまりカカオの産地にこだわりはありません。
色は70%のチョコレートらしく黒っぽい感じです。
カカオの風味はしっかり感じますが想像よりも少し苦味が少ない印象でした。
例えば明治のチョコレート効果はカカオ72%ですが、比較するともう少し苦味が強いような気がします。
子供も「美味しいけどあんまり苦くないね。」と言っておりました。
ただしうちの家族の場合、かなりほろ苦いチョコレートに慣れているがゆえの感想かもしれません。
↑ミルク
ミルク(カカオ50%)の方はどうかというと、とてもスッキリした味がします。
ミルクチョコレートとなっていますが、カカオが50%も入っていますので逆にこっちの方が予想外にカカオっぽさを感じました。
よく国内メーカーにあるような甘ったるい味ではなく誰にでも好かれそうな風味です。
70%もミルクもスッキリした味という感想でした。
カルディの「フェアトレードチョコレート」はこの他に「ダーク80%」もあります。
私は食べていませんが、苦いのがお好みの方はこちらをお試しください。
■参考記事■