加熱調理に選びたい油はどれ?比較一覧

今までたくさんの油について加熱に向いているかどうかを個別に見てきましたが、今回はそれらをまとめて比較できるようにしてみました。

 

どの油も一長一短あり、また使う人の体調や好みによっても向いているかどうか違ってくると思います。

 

ですから「必ずこれを使うべき!」という油があるわけではなく、参考程度に見てもらえばと思います。

 

ちなみにサラダ油はどれも加熱可能な油ですがご存知の通り問題も多く、今回は独断でその一部だけを掲載しています。

 

オリーブオイル

 

オリーブオイルは加熱に向いていると言われています。

 

エキストラバージンオリーブオイルは加熱するとその特長である香りやポリフェノールが減少することから生食がすすめられていますが、加熱がNGなわけではありません。

 

ただ逆に料理に香りがついてしまうこともあるため、料理の種類や好みによっては合うものと合わないものがあります。

 

そのためオリーブオイルを加熱調理に使う場合には(ピュア)オリーブオイルを使う人も多いと思います。

 

(ピュア)オリーブオイルは若干バージンオリーブオイルが混ざっているのですが、料理に影響を及ぼすほどの風味ではないためサラダ油と同じ感覚で使うことができるでしょう。

 

ただし(ピュア)オリーブオイルではポリフェノールは取れません。

(オメガ9のオレイン酸は変わりません)

 

価格もエキストラバージンオリーブオイルと比較して安いため、リノール酸メインのサラダ油から脱却するための第一段階として使用するにはおすすめです。

 

■詳細はこちらの記事から↓

ピュアオリーブオイルの使い道やメリットをもう一度考えてみる

絶対手に入れたい!本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

 

 

バター/ラード

 

以前はバターやラードといった動物性脂肪(飽和脂肪酸)は健康に悪いと言われ、その代替品として植物油が台頭してきました。

 

ですが現在ではリノール酸メインのサラダ油を筆頭に植物油も全てが健康のためになるのではなく、むしろ動物性脂肪も「適度な量」であればとっても大丈夫という意見が主流になってきたようです。

 

事実、バターやラードは加熱料理には使い勝手が良いのは誰もが分かると思います。

 

ただし欠点は事後処理の面倒さ。

 

全てを食べ切る調理なら問題がないですが、例えばラードでとんかつを揚げた後、固まったラードの処理など少し面倒なこともあります。

 

また摂ってもOKとは言え摂り過ぎはやはり禁物です。

 

■詳細はこちらの記事から↓

飽和脂肪酸って結局のところ健康にいいの?悪いの?

ベル食品の「純製ラード」でハンバーグを焼く

 

 

グレープシードオイル

 

グレープシードオイルはぶどうから搾った使い勝手の良い油です。

 

基本的に無味無臭なのでどんな料理にも合いますしドレッシングなどの生でも使いやすいです。

 

私もかつてグレープシードオイルを加熱調理に使っていた時期がありました。

ですが最近では控えています。

 

その理由はグレープシードオイルはサラダ油の一つでありリノール酸(オメガ6)がメインの油だということ。

 

これさえなければとても使い勝手の良い油なのですが。

 

もしグレープシードオイルを使うのならば精製していないコールドプレスを選ぶことをおすすめします。

 

グレープシードオイル特有のポリフェノールやビタミンも摂取できるしトランス脂肪酸の心配もありません。

 

■詳細はこちらの記事から↓

グレープシードオイルはオリーブオイルの代用品になれるか?

チリ産グレープシードオイル(コールドプレス)を購入する

 

 

米油

 

米油もサラダ油の一つです。

 

米油は唯一国内産の原料でまかなえる油で(全ての米油が必ずしも国産100%という意味ではありません)、米油にしかない独特の栄養もあるという点ではとても良い面を持っています。

 

リノール酸の量も比較的多いのですが、一番多いのはオレイン酸なので分類的にはオメガ9オイルとなります。

 

胃もたれや油酔いもしにくいため揚げ物に向いています。

 

■詳細はこちらの記事から↓

「米油」はサラダ油から脱却したい人にいいかも?

油酔いや胃もたれチェック→米油でカツを揚げてみる!

 

 

アリーガ(亜麻仁油)

 

アリーガとは一つの商品の名称になります。

 

油の種類は亜麻仁油。

 

亜麻仁油と言えば通常えごま油とならんで「加熱に向かない油」として知られています。

 

ですがアリーガはメーカー独自の製法により加熱可能な油となっています。

 

全くの無味無臭ではありませんが、味のしっかりした料理では問題なく使えますしコクもプラスされるようで個人的には重宝しています。

 

生食がメインのオメガ3系オイルは独特な風味があり一般的には食べにくい油です。

 

ですがアリーガを色々な調理に使うようになってから家族みんなが自然にオメガ3をとれるようになりました。

 

欠点と言えば価格は高めなこと、そして一般のスーパーでは(おそらく)手に入らないことです。

 

■詳細はこちらの記事から↓

証明あり!加熱できるオメガ3・亜麻仁油【アリーガ】口コミ

朗報!加熱調理OK「アリーガ」で家族が亜麻仁油をとれるように

 

 

カメリナオイル

 

カメリナオイルとは「カメリナサティバ(和名ではアマナズナ)」というちょっと聞きなれない植物から搾った油です。

 

発煙点が高くオメガ3の含有量が多いことから健康にもよく「加熱ができるオメガ3オイル」(オメガ9オイルに分類されることもある)として有名になりました。

 

とは言え日本ではまだまだ認知度が低いですし、カメリナオイルも通常のスーパーではほとんど売っていません。

 

価格も高めです。

 

■詳細はこちらの記事から↓

カメリナオイルVSグレープシードオイル!加熱にどっち使おう

オメガ3オイルのα-リノレン酸以外の脂肪酸(リノール酸とか)

 

 

まとめ

 

加熱調理に向いていそうな油をまとめてみました。

 

どの油にも言えることですが、品質はピンキリさまざまあるため製造方法含めしっかり調査してから選んだ方がいいでしょう。

 

ただし良質な油は基本的に価格が高い傾向があります。

 

その辺のバランスをとりながら加熱調理用の油を選んでみてください。

 

また油に限りませんが、良し悪しはその時代によっても新しい研究によっても変わる可能性があります。

 

つねに最新情報をチェックしたりまた自分の体調に合ったものを選ぶということが大事になってくるでしょう。

 

加熱調理に向いていそうな油はこの他にもあると思いますので、随時更新していきたいと思います。

 

参考記事

加熱できるオメガ3オイルはあるの?