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- DHA・EPAについて

缶詰は有効に活用すればDHAやEPAを手軽にとるためのすばらしい選択肢になります。
というのも実は缶詰ってビックリするほどDHAやEPAが豊富なんです。
今回は非常食用にいくつか魚の缶詰を購入してきたので、実際に魚缶のオメガ3量(DHA・EPA)をチェックしていきたいと思います。
魚缶にはオメガ3(DHA・EPA)がこんなにも
今回購入した缶詰のDHA・EPAの含有量(100gあたり)は以下のようになっています。
↑SSK「うまい秋刀魚味噌煮」
DHA・・・0.57~1.51g(570mg~1510mg)
EPA・・・0.30~0.81g(300mg~810mg)
↑マルハ「いわし蒲焼」
DHA・・・1936mg
EPA・・・1212mg
↑あけぼの「さけ」
DHA・・・850mg(100gで計算)
EPA・・・969mg(100gで計算)
こうやってみると、DHAやEPAの含有量がかなり高いというのが分かりますよね。
一日の目標値を缶詰一つ食べるだけで簡単にクリアできちゃうのではと思います。
今回は購入していませんが亜麻仁油やえごま油が使われている魚の缶詰もありました。
そうなるとまさにオメガ3祭りですねw
缶詰は味も付いているためそのまま食べることができます。
しかも安いし長期保存OKだし・・・なんだこれ缶詰ってかなり優秀かも・・・と今更ですが実感しました。
これなら高いサプリメントを買わなくても缶詰の方が良いんじゃない?
単純にそう思ってしまいました。
缶詰は料理ができない人の強い味方
缶詰のメリットとして「開けたら食べれる」という手軽さがあります。
サプリと違ってちゃんと「おかずとして食べれる」っていうのも満足感があって嬉しいですよね。
特に料理ができない人、忙しくて作れない人にとってはかなりなお助けアイテムであることは間違いありません。
柔らかく煮てあるので骨まで食べれることもいいですよね。
(カルシウムもたっぷり)
つまりDHAやEPAはもちろんですが、魚の栄養を丸ごととれるってこと。
この点では家庭料理以上かもしれません。
単身赴任のお父さんや一人暮らしを始めた学生さん、料理が大変なご年配の方など、栄養が偏りがちな人は缶詰を上手に利用している人も多いと思います。
リメイク料理に使う
毎日料理をするご家庭でもDHAやEPAをとる一つの手段として缶詰を食べるというのは「あり」かもしれません。
ただ個人的には缶詰の独特の味だったり臭いが気になることもあります。
ですから毎日缶詰を食べるとなると、すぐに飽きてしまいそう。
味も決まってきてしまいますよね。
そんな時そのまま食べずに他の料理にリメイクするといいかもしれません。
特に水煮缶なんかは味がシンプルですから色々な料理にアレンジしやすいです。
料理の材料として缶詰を使うとメニューの幅も広がりますよ。
缶詰の問題点はある?
缶詰で普段とりずらいDHAやEPAを上手にとる、とても素晴らしいなあと思ったのですが「缶詰ならではの注意点」というのはないのでしょうか。
というのも缶詰は有毒成分が流れ出ている、なんて話を聞いたことがあるからです。
それは「BPA(ビスフェノールA)」というもの。
環境ホルモンの一つのようです。
BPAは缶やプラスチック容器などから溶け出します。
特に酸味の強いトマト缶やツナ缶などからこの成分が多く出ているようです。
缶詰は非常に便利なアイテムですが、やっぱり自然のものを食べることには叶わないってことかもしれません。
よく調べてできるだけ余計なものが入っていない(またはできるだけ少ない)ものを選ぶというのも大事ですよね。
これは缶詰だろうとサプリだろうと他の加工食品だろうと同じです。
例えばトマト缶を使いたい場合は瓶入りのものに変えるとか。
BPAを含まないラップを使用するとか。
でも非常食として考えると缶詰の利便性はとても高いですよね。
ですから緊急時に何を優先させるかということも考えなくてはいけません。
でも毎日缶詰を食べ続けるというのはやっぱりやめた方がいいのかも。
この辺のことは各自ご判断ください。
わが家では主に非常食として缶詰をストックしておき、賞味期限間近になったものから順々にそのままもしくはリメイクした缶詰料理を食べる、こんな感じで対応しています。
ただい古くなった缶詰の方がBPAが多く出るそうで・・・。
でも非常食ですからねぇ。
なかなか上手くいきませんねぇ。
本来ならBPAフリーの缶詰が欲しいところですが、ほぼ見かけません。
それにしてもDHA・EPA量が非常に高い缶詰・・・全く食べないのはもったいない。
本心としてはBPAの問題をできるだけ解決して積極的に缶詰(特に魚缶)を取り入れたいところです。
ただやみくもに怖がるよりも冷静に判断することが大事。
本気で気を付けるというのならまずはコンビニ食をあまり食べないとかラップを極力使わないとか色々とできることは他にもあります。
魚缶のオメガ3をとるためにもっと視野を広げて考えていきたいと思います。
■参考記事■