- 投稿
- 加工食品の油脂成分を調査

近頃のケーキは色鮮やか、センスも素晴らしく見ているだけでも楽しいものです。
季節のフルーツなんかが乗っているとつい食べたくなりますよね。
時には堪能したけどやっぱりカロリーや油の量が気になるという人は多いはずです。
そこでカステラはいかがでしょうか。
あ、でもカステラってケーキじゃないですけどね。
確かにカステラもそれなりのカロリーはあるので(1切れあたり約150kcal前後)一概には言えませんが一般的にケーキよりもカロリーは低め。
なのにあのしっとり感や卵の濃厚さでそうとう満足度は高いものです。
本日はそんなカステラをとりあげてみたいと思います。
カステラは南蛮菓子か和菓子か
カステラはポルトガルのお菓子が元になっているというのは有名ですね。
オリジナルは「パン・デ・ロー」というものらしいです。
これが日本に入ってきて色々と変化してカステラになったのだけど、日本独自のカステラは長崎の福砂屋さんがはじまりと言われています。
日本では原材料に水飴を加えしっとり感を出しており「パン・デ・ロー」とはまた違った味わい・印象となっています。
そんな「カステラ」は南蛮菓子なのか、もしくは和菓子と言っていいのか。
カステラにはルーツとなったお菓子が外国にあるとはいえ、そのままの姿ではなくかなり進化(といっていいのですよね)したものなので、和菓子と言ってもいいかなと思います。
まあカステラというお菓子そのものを美味しく味わうのにそういったことはどちらでもいいような気もします。
そういえば幕末に坂本龍馬もカステラを食べていたんですよね。
(なんか嬉々として食べそうです)
カステラには歴史とロマンがありますね。
カステラは油なし!ただしアレンジ品には注意
カステラの原材料は卵とお砂糖、小麦粉、そして水飴が基本。
そう、すごくシンプルなのです。
あのしっとり感は油のなせる業ではなく水飴ということ。
シンプルな材料だからこそ素材そのものの美味しさがすごく伝わってくると思いませんか?
ケーキの場合、スポンジ生地にもバターなどの油脂成分が入っており、そこからさらにデコレーション部分が盛りだくさんです。
それはそれでもちろん美味しいのは間違いないのですがテーマがカステラとはまったく違っていますよね。
もちろんカステラも最近では色々とアレンジされたものがたくさんあるので、そういったものは油脂成分が入っているかもしれません。
カステラは高い!?意外と安価なものもあり
カステラというと福砂屋や文明堂といった老舗の有名ブランドを思い浮かべる方が多いと思います。
↑ザラメが美味しい福砂屋のカステラ
↑ハチミツも入った文明堂のカステラ
確かにこれらのカステラは絶品ですがなんとなく敷居が高いイメージもあります。
家で食べるオヤツというよりお土産にもらいもらわれるものというか。
これなら同じように高いケーキの方が誕生日やクリスマスなどのイベントに定番となっているので購入して食べる機会に恵まれているような気もします。
でも実はスーパーなどでも安価なカステラが売っています。
こちら「サランラヴィアン」の「おいしいカステラ」、ほんの数百円です。
近所のスーパーで購入しました。
安いお菓子にはたいてい植物油脂が入っているのでは・・・と思いきや原材料は本格派とほぼ同じ。
まあもちろんお値段を考えると色々とあるのでしょうけど少なくてもよく分からない油でごまかしたりはしていません。
味もおいしい。
決してパサパサしておらずふんわりしっとりしていましたよ!
家でオヤツとして食べるのはこれで十分のような気がします。
高級なカステラにありつける機会があればぜひいただきたいですが、時々「ああカステラ食べたいなあ・・・」と思ったら近所のスーパーをのぞいてみてください。
有名なお店のものでも切り落としなどを安く販売していることもありますよ。
これならケーキいらないかも?
(いやいやそれはまた別腹かな・・・)
長崎心泉堂 長崎カステラ お徳用切り落とし 250g×3パック