- 投稿 2019/04/07
- 油について~全般

ドライプルーンはお好きですか?
私は子供のころから母親に定期的に食べさせられていたので大好物です。
(ちなみにレーズンはそれほど好きではありません)
ドライフルーツって本来は良いオヤツだと思うのですが、実はキレイな色をキープするための酸化防止剤や植物油脂などが入っているものが多いです。
7Dのドライマンゴー&パインの油脂成分を見てみる
でもドライプルーンって割と無添加、つまり原材料は「プルーンだけ」ってものが多い印象です。
(もちろん添加物入りのものもあるので原材料をチェックしてください)
今回近所のスーパーで購入したドライプルーンも無添加でした。
↑無添加のサンスウィートプルーン
ドライプルーンの栄養価って生のプルーンよりも高く、特にカリウムや鉄といったミネラルが豊富なのは有名ですよね。
また「カリフォルニアプルーン協会」のサイトによると、酸化抵抗成分である「ネオクロロゲン酸」というポリフェノールが非常に多いとのこと。
できればうちの家族にも食べさせたいのですが、どうもみんなドライプルーンの濃厚な甘さがあまり好きではないみたい。
「甘すぎ!」と顔をしかめます。
そこで考えたのですが、甘くない高カカオチョコレートでコーティングしてあげるのはどうかなって。
チョコレートでコーディングされたドライフルーツってよく売っています。
さらに今回は超高カカオの95%で作って味を確かめてみようかと。
というのも70%代はそれ自体で美味しく食べられるレベルのほろ苦さ。
もし95%で美味しくできればこっちの方がよりいいかなと思うし、プルーンの強い甘さと案外バランスが取れるのではと思ったのでした。
ドライプルーンに湯せんで溶かしたチョコレートをからめます。
↑明治のチョコレート効果カカオ95%
カカオ95%ともなると、そのまま食べるのはかなり厳しい。
お菓子とは言い難く苦痛で顔をしかめるほどです。
クッキングペーパーに置いて冷蔵庫に入れ固まるのを待ちます。
さてさて見た目はふつうにチョコレートでコーティングされたドライプルーン。
おそるおそる一口かじってみます。
まず外側のチョコレートの苦みを最初に感じます。
一瞬「うっ!」て思いましたが、すぐに中の濃厚なドライプルーンの甘さが口内に広がりました。
正直な感想としては95%の苦みが70~80%程度に緩和したと思う。
「甘すぎ」と「苦すぎ」というお互いの欠点をうまく消してくれます。
ああこれはゆっくり噛んではいけないんだ。
できればガブっと噛んですぐに全体を混ぜ合わせることで素晴らしい味のバランスが実現します。
夫は「美味い!」の感想。
子供は「だったら80%のチョコレートを食べる」と。
プルーン自体が嫌いなのでどうしようもないか・・・。
私はこれなら大好きなプルーンと95%チョコレートを食べられるので一石二鳥って感じですかね。
高カカオチョコレートが苦すぎてどうしようか困っている方、甘味の強いドライフルーツにコーティングするという方法はおすすめです。
またドライではない、生のフルーツにチョコレートをかけたものも格別ですよ。
生アポロ!フレッシュな苺のチョコレートかけ(バレンタイン用)
でも生の場合はフルーツの甘さがどの程度かハッキリしないのであまり苦いチョコレートだと危険かも。
70%代なら大丈夫だと思いますが。
90%以上の超高カカオは甘さの強いドライフルーツの方が失敗しないでしょう。
ちなみに今回はドライプルーンを使いましたが、もちろん他のドライフルーツでもOK。
ただしできるだけ添加物が入っていないものをおすすめします。
■参考記事■
高カカオチョコレートでドリンク作成、ついでにオリーブオイルも