【MCTオイルとココナッツオイル】違いはコレ!

MCTオイルの原材料をチェックしていると「ココナッツオイル由来」とか「ココナッツオイル100%」なんて書いてあります。

 

だったらココナッツオイルでいいのでは?って思う方もいるかもしれませんね。

 

ですがもちろんMCTオイルとココナッツオイルは同じものではありません。

 

そこで今回はMCTオイルとココナッツオイルの違いを見ていきたいと思います。

 

形状

 

ココナッツオイルはおおよそ25度以下になると白く固まってきます。

 

小皿に入れたココナッツ

 

そして熱を加えると質の良いココナッツオイルはスムーズに溶けていき無色の液体になります。

 

MCTオイルは無色で常に液体です。

 

味やニオイ

 

エキストラバージンココナッツオイルは通常ほんのりと甘いココナッツの香りがします。

 

精製ココナッツオイルは脱臭してあり香りはほとんどしません。

 

MCTオイルは基本的にほぼ無味無臭です。

 

脂肪酸構成

 

ココナッツオイルの約90%が飽和脂肪酸ですが(脂肪酸100g中)、その内訳はおおむね次の通りです。(黄色は中鎖脂肪酸)

 

ラウリン酸・・・約47g

カプリル酸(オクタン酸)・・・約8g

カプリン酸(デカン酸)・・・約6g

パルミチン酸・・・約9g

ステアリン酸・・・約3g

 

この他にオメガ9のオレイン酸を約7g、オメガ6のリノール酸を1.7g含有しています。

 

一方、MCTオイルはほぼ100%中鎖脂肪酸ですが、どの中鎖脂肪酸をどの程度含んでいるかはメーカーによって違います。

 

ですがより炭素数が短く早くエネルギーになるカプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)をメインに構成しているMCTオイルが多いようです。

 

その他の栄養

 

ココナッツオイルにはごくわずかですがビタミンEが含まれています。

 

ただし製造方法によっては無くなっている可能性もあるので、あまり期待しない方がいいかと思います。

 

MCTオイルに関しては中鎖脂肪酸以外の栄養の詳細はよく分かりません。

おそらく無いのでは?と思います。

 

加熱はできる?

 

ココナッツオイルの臨界温度は200度と言われており、加熱可能な油です。

 

よく炒めものや揚げ物なんかに使われますが、香りがついてしまうため合う料理と合わない料理があるかも。

 

エスニック料理(東南アジア系)ならピッタリかもしれませんが、日本人で毎日作る人はそうそういないでしょう。

 

継続するにはちょっと工夫や忍耐(?)がいるかもしれませんね。

 

MCTオイルは無味無臭ですが加熱料理には向いていません。

 

熱い料理にかける程度なら大丈夫なので、えごま油や亜麻仁油と同じと考えていいかも?

 

結局どっちがおすすめなの?

 

これは一概には言えません。

 

もし中鎖脂肪酸だけが欲しいというのならMCTオイルにかなうものはありません。

 

ですがココナッツオイルは中鎖脂肪酸に加えて他の脂肪酸や微量の栄養成分が自然な状態で含まれています。

 

ちなみにココナッツオイルは自然な状態でラウリン酸をたくさん含みます。

 

ラウリン酸は中鎖脂肪酸の中では消化吸収がゆっくりですが、抗菌パワーに優れていて母乳にも含まれており抵抗力のない赤ちゃんを守っていると言われています。

 

MCTオイルはラウリン酸を全く含まないものも多いです。

 

その他、加熱料理に使うか使わないかでも違いますし、香りの好みにもよります。

 

自分が何を一番優先したいのかをよく考えてから選びましょう。

 

詳細をよくチェックしてから購入しよう!

 

MCTオイルの場合、原材料はココナッツオイルだけではなくパーム核油、またはその二つのブレンドの場合もあります。

 

また中鎖脂肪酸にもいくつか種類があります。

メーカーによってどの中鎖脂肪酸をどの割合で使っているのかが違います。

 

ココナッツオイルにしても低温圧搾なのか加熱処理しているのかといった違いや精製しているかどうかといったことで品質も風味も大幅に変わってきます。

 

このあたりはオリーブオイルと似ていますね。

 

いずれにしてもそれぞれのメーカーが提示している公式情報をよく確認してから購入した方がよさそうです。

 

参考記事

MCTオイルって危険はないのか~個人的な不安あれこれ