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- 加工食品の油脂成分を調査

チョコレート好きの私としてはココアは大好きな飲み物です。
寒い冬になると自動販売機のホットココアを買ってしまうし、喫茶店に入るとクリームの乗った甘くリッチなココアを飲むのが楽しみという人間でした。
そんなココア、自宅で作る際には市販のココアパウダーを買ってきます。
ココアパウダーには大きく分けて以下の2タイプがあります。
1.既に美味しく飲めるようにブレンド加工されたココアパウダー
2.100%純ココア(ピュアココア)
今までは1の甘い加工ココアを好んでいましたが、最近では健康のことを考えて純ココアを買ってくるようになりました。
今回はそんな純ココアとお湯だけで作るシンプルココアをご紹介します。
「なんかショボくてまずそう・・・」と思われるかもしれませんが、意外や意外、シンプルならではの美味しさでクセになるかもしれませんよ。
加工ココアには油脂がたっぷり!?
例えば市販の甘いココアといえば以下のようなミルクココアがあります。
私も油を気にすることのなかった時にはこんな商品をよく飲んでいたものです。
既に程よい美味しさの味に調合されているので、自分で何をするでもなく簡単に作ることができます。
ですが原材料を見てみると今となってはちょっと気になるものも入っています。
植物油脂はもちろん、色々な添加物も入っていますね。
時々飲むくらいなら気にする必要もないですが、飲むのが習慣化してしまうとデメリットも出てくるように思います。
それにしても加工食品って「植物油脂」がそんなにも必要なのでしょうか。
そう思うくらい実に多くの商品に植物油脂は含まれていますよね。
純ココアを買ってきてお湯だけで作ってみよう!
私が最近飲んでいるココアは純ココア(ピュアココア)を使ったものです。
以下の2商品が比較的手に入れやすいと思います。
当然入っているのはココアパウダーのみ。
もちろん植物油脂などの心配はなく「ココアバター」という原材料がもともと持っている油脂だけになります。
ご丁寧にココアの作り方も書いてくれていました!
このように牛乳とお好みの量の砂糖を入れて作ることができます。
でも市販のココアの甘さを再現しようとするとかなりの量の糖分が必要です。
これは実際に作ってみると分かります。
そこで私は最近「お湯だけ」で作るのがお気に入り。
「え!お湯だけ!?」って思うかもしれませんが、そうです本当にお湯とココアだけで作ります。
お湯だけで作るとどうなるかと言えば、そうですねぇ・・・高カカオチョコレートの液体版といった感じでしょうか。
ですが固形の高カカオチョコレートですと、私の場合80%以上は苦がすぎてあまり食べることができません。
その点「お湯だけココア」はなぜか砂糖なしでも程よい苦味で飲むことができます。
効率よく「カカオポリフェノール」がとれるのは実はこれかも。
どのくらいの量のココアパウダーを使うかといえば、この辺はかなりアバウトw
ティースプーン2杯くらいをコーヒーカップに入れて150~200mlくらいのお湯を注ぐのが一番好きです。
お湯を入れたらスプーンで底をよくかき混ぜながら飲みます
もちろん牛乳で淹れればさらにコクも出て美味しいですが、実は我が家では牛乳を飲む習慣がなく必ず冷蔵庫にあるわけではありません。
だったらいっそお湯だけで作ってみよう!と思ったのがきっかけでした。
(お湯ならいつでもある、いや沸かせる!)
ちなみに本当に砂糖は入れないで飲んでおります。
カカオの風味をしっかり味わうことができるので慣れればこっちの方が美味しいと感じるようになりました。
ブラックコーヒーを飲む人ならまったく楽勝で飲めると思いますよ。
むしろ砂糖を入れると「甘すぎ!」って思うようになります。
慣れってスゴイですね。
しかもココアは体を温めるけどコーヒーはホットでも体を冷やすという噂もききますし。
ただしお子さんに作ってあげる場合は甘さをプラスしたり牛乳や豆乳でマイルドさを出してあげてもいいと思います。
でも白い精製したお砂糖はできればやめた方がいいかも。
どうしても甘味が欲しい時は、できるだけ余計な添加物の入っていない質の良いオリゴ糖なんかを入れてあげるのがおすすめ。
↑国産 北海道産 ラフィノースオリゴ糖 200g 健康食品の原料屋 トライアル店
オリゴ糖なら便秘に悩んでいるお子さんにもちょうどいいです。
(便秘の子供って意外と多いんですよね)
上記にも書きましたが市販の加工ココアの甘さと同じくらい甘くしようと思うと、かなりたくさん砂糖(糖分)を入れなくてはなりません。
ココアに限らず市販の甘い飲料やお菓子というのはいったいどれだけの砂糖を使っているのか・・・恐ろしいですね。
だからこそ甘さをプラスする時は「質」に気を使った甘味料を入れるようにした方がいいでしょう。
ちなみにエキストラバージンオリーブオイルを入れた「オリーブココア」は便秘に悩んでいる人にあの松生恒夫さんが推奨していました。
オリーブオイルを入れると表面に膜がはるので長時間温かく飲むことができます。
でも油なので抵抗ある方はいるかもしれません。
(プラス火傷にも注意!)
ですからお子さんには無理をせずまずはオリゴ糖から試してみた方がいいでしょう。
また大人ならシナモンを入れるのもなかなか美味しいですよ。
このようにお湯だけで作るココアは工夫次第で色々と楽しめるし健康面でも多くのメリットがあります。
自分で調整する手間はありますが、糖分の質や量を加減できたり余計なものをとらないで済むなど自分の健康に気を使うことができます。
そう、できればメーカーさんに100%お任せするのではなく、自分でできることは自分でやった方がいいですよね。
人の体はそれぞれ違いますからメーカーで作ったものが誰の体にも合うかどうかは分からないんです。
でも人はつい面倒になると「出来上がったもの」を利用したくなります。
ところが「お湯だけココア」はズボラさんにも超・忙しい人にもおすすめ。
そして自分の体に合ったものにカスタマイズしたい人にもおすすめです。
ココアといえば牛乳と砂糖で作るものと思っている方が大半だと思いますが、その固定観念を思い切って取っ払ってみてください!
お湯だけでも意外と大丈夫、何よりお湯だけの方がカカオの風味がいっそう引き立つと思います。
「ミルクチョコより高カカオチョコ!」と言う方なら分かってくれるかな・・・。
ちょっぴり大人向けではありますが、良かったら一度お試しください。
■参考記事■
[…] 十分美味しい「お湯だけココア」で余計な油をカット […]