パルミトレイン酸(オメガ7脂肪酸)とはどんな油か

オメガ3やオメガ6、そしてオメガ9はもはや多くの人に認知されています。

 

ところが実はオメガ7という脂肪酸もあることを知っている人はまだ少ないのではないでしょうか。

 

(実はオメガ5もありますがそれはまた後日。)

 

今回はまだよく知られていない「オメガ7」について書いていきたいと思います。

 

オメガ7脂肪酸、パルミトレイン酸とは?

 

オメガ7脂肪酸はオメガ3やオメガ6、オメガ9と同じ「不飽和脂肪酸」の一つです。

 

あまり知られていない脂肪酸ですが、近年色々と研究されるようになってきました。

 

「パルミトレイン酸」、「バクセン酸」、「マルガロレイン酸」がオメガ7になりますが、この中で今一番注目されているのが「パルミトレイン酸」です。

 

血管を強化し脳卒中や高血圧対策になると言われ、またインシュリン分泌を促すため糖尿病対策にも期待されています。

 

さらに美肌をキープしたい方にもかなり注目されていますよね。

 

ただし必須脂肪酸ではなくパルミチン酸(飽和脂肪酸)から体内で生成されます。

 

 

パルミトレイン酸を含むオイルとは?

 

パルミトレイン酸は肉・魚・卵・ナッツ類などにもともと含まれますが、効率的にとりたいならやっぱりオイルはおすすめです。

 

シーバックソーンオイル

 

シーバックソーンオイルとはユーラシア大陸で採れるフルーツ「シーバックソーン」からとったオイルです。

 

日本にはありませんでしたが、現在では北海道の一部で栽培しているようです。

 

シーベリー、サジー(沙棘)とも言います。

 

シーバックソーン

 

一説によるとパルミトレイン酸が30~40%前後も含まれると言われておりオメガ7系オイルに分類されます。

 

とても珍しいオイルですが・・・。

 

ようやく発見しました!

 

シーベリーオイルリキッド

 

こちらはモンゴル産100%の食用オイルで、一日にティースプーンで1杯の飲用をおすすめしています。

 

ちなみにパルミトレイン酸は14%含有となっています。

 

さらに他にないのか探してみましたが、なんと国産のシーベリーオイルを発見!

 

フォレストベリー農園

 

ところが残念、オイルは法人向けのみでした。

 

今のところ個人では買えないみたい。

 

こちらのシーベリーオイル(シーバックソーンオイル)はパルミトレイン酸が多いロシア種もあるようです。

 

ちなみにシーベリーソースやジュースなどは個人でも購入できるみたいですので、興味のある方はご覧ください。

 

 

マカデミアナッツオイル

 

マカデミアナッツオイルはオメガ9系オイルで、60%程度のオレイン酸を含みます。

 

ですが、オメガ7であるパルミトレイン酸も20%含んでいることが大きな特徴。

 

ちなみにオメガ6(リノール酸)が大変少ない(1%程度)、とても珍しく個性的なオイルです。

 

シーバックソーンオイルよりも一般的で、パルミトレイン酸を摂取したい方にとってはとても魅力的なオイルだと思います。

 

オイル専門店などでもよく販売しています。

 

日清オイリオグループ 日清マカダミアナッツオイル フレッシュキープボトル 145g

 

 

Olivado(オリバード) マカダミアナッツオイル 250ml

 

 

その他パルミトレイン酸が注目されるもの

 

パルミトレイン酸が含まれるもので有名なものには次のようなものもあります。

 

アプリコットカーネルオイル

 

アプリコットカーネルオイルとは、杏の種子の中にある「仁(じん)=カーネル」からとった油になります。

 

杏仁オイル

 

アプリコットカーネルオイルと言えば、美肌を意識する人には「イボ対策」として有名ですよね。

 

多くのイボケア商品にはほとんどアプリコットカーネルオイルが入っていますが、その理由としてよく言われているのがパルミトレイン酸。

 

ですがアプリコットカーネルオイルに含まれるパルミトレイン酸は実際にはあまり多くはなく全体の1~2%くらい。

 

そもそもオレイン酸が主流(60%)のオメガ9系オイルであり、リノール酸も30%程度入っています。

 

もしイボ対策になるとしてもパルミトレイン酸だけが作用するというよりは、オレイン酸やリノール酸も含めたトータル的なものではないかと思います。

 

ちなみにアプリコットカーネルオイルは食用もあるみたいですが、やっぱりお肌に塗る方が主流ですね。

 

 

 

ミドリムシ

 

このブログでも紹介したことのある万能食品(生物)ミドリムシ(ユーグレナ)。

 

ミドリムシが持っている栄養成分はなんと59種類で、総合力として非常に優れています。

スゴイぞミドリムシ(ユーグレナ)!知らなかったあれこれ

 

この記事では主にオメガ3(DHA)などを説明しましたが、59種類の中の一つにパルミトレイン酸も入っています。

 

細胞壁を持たないミドリムシは栄養吸収率も抜群。

 

パルミトレイン酸だけを集中してとるのではなくトータル的に栄養を摂りたい方にはミドリムシは大変おすすめです。

【送料無料】【お試し500円】59種類の豊富な栄養を持つユーグレナが入った緑汁

 

 

まとめ

 

オメガ7、特にパルミトレイン酸はまだまだ知られていませんが、人間の体にはなくてはならない栄養素の一つです。

 

血管系の疾患や糖尿病が気になる方、そして美肌を目指したい方は特に知っておいてほしい脂肪酸です。

 

ですが必須脂肪酸ではありませんし、それだけを特化して摂る必要があるかどうかはよく考えてからでも遅くはないでしょう。

 

参考文献:読むオイル事典/YUKIE