ピュアオリーブオイルには本物・偽物はあるのか?

日本国内のお店で一般的に売られているオリーブオイルといえば主に「エキストラバージンオリーブオイル」と「(ピュア)オリーブオイル」の二つになります。

(その他オリーブポマースオイルもあるがほぼ見かけない)

 

エキストラバージンオリーブオイルといえば、本物と偽物の区別が非常に難しいのが問題となっていますが、(ピュア)オリーブオイルにはそのような問題はないのでしょうか。

 

(ピュア)オリーブオイルは偽装する意味がない?

 

以前別の記事で(ピュア)オリーブオイルとはどういったものなのかを書きました。

 

精製オリーブオイルにエキストラバージンオリーブオイルをブレンドしてあるもので、酸度は1.0%以下になっています。

 

エキストラバージンオリーブオイルがブレンドしてあると言っても、特に何%の割合で入っていないといけないといった決まりはないようです。

 

つまりほとんど入っていないこともあり得るということ。

 

逆にエキストラバージンオリーブオイルの風味がない方が料理や調理法によっては好まれる場合もあるので、それが必ずしも悪いとは言えません。

 

とりあえずエキストラバージンオリーブオイルの量に関わらずにほんのちょっとだけ入っていれば「(ピュア)オリーブオイル」と名乗ることはできます。

 

ただし酸度1.0%以下という決まりが厳密に守られているのでしょうか。

 

エキストラバージンオリーブオイルが全くゼロであっても(ピュア)オリーブオイルとなっているものがあるのかどうか、オリーブポマースオイルを(ピュア)オリーブオイルと名乗っているものがあるのかは全く分かりません。

 

(ピュア)オリーブオイルはそもそも分類としては「精製オリーブオイル」です。

おそらくトランス脂肪酸も入っているはずです。

 

原材料となる精製前のバージンオリーブオイルも高品質なエキストラバージンオリーブオイルよりそもそも質が劣ったものになります。

 

つまりどっちにしても品質はそれなりとみなされているということでしょうか。

 

(ピュア)オリーブオイルがエキストラバージンオリーブオイルのように本物か偽物かといったことで問題になったということはあまり聞いたことはありません。

(実際はあるのかもしれませんが)

 

オレイン酸自体は(ピュア)オリーブオイルでも変わりありませんが、それ以外の成分や質に関してはそもそもあまり期待しない方がいいでしょう。

 

エキストラバージンオリーブオイルの含有量がよく分からない

 

ちなみに実際販売されている(ピュア)オリーブオイルにはいったいどの程度のエキストラバージンオリーブオイルが入っているものなのでしょうか。

 

「うちのは〇%入っています!」と明記しているものってあまり見かけませんよね。

 

でもいくつか調べているうちにエキストラバージンオリーブオイルの含有量が分かる商品がありました。

 

例えばこちら↓

 

カサ アルバート ピュアオリーブオイル 1L

 

こちらはエキストラバージンオリーブオイルの含有量が「30%」となっています。

 

ですがやっぱりエキストラバージンオリーブオイルの含有量をハッキリ明記している商品って少ないようです。

 

ですから平均してどの程度入っているものなのかよく分かりませんし、30%が多いのか少ないのかも分かりません。

 

実際いくつかのピュアオリーブオイルを使ってみたことがありますが、ほぼ無味無臭のものと若干オリーブオイルの香りがするものがありました。

 

いずれにしても加熱料理をするとほとんど風味は消えてしまいますし、生のまま(ドレッシングなど)使っても風味を楽しむほどではないでしょう。

 

ピュアオリーブオイルが本物かどうか、結局よく分からないというのが本音です。

 

そもそもエキストラバージンオリーブオイルのような期待値を求めずサラダ油のような感覚で使う分には悪くないとは思います。

 

参考記事

加熱にオリーブオイルとグレープシードオイル、どっちがいいだろう

ピュアオリーブオイルの使い道やメリットをもう一度考えてみる