- 投稿 2020/01/11
- 見えない油を減らす献立

最近、野菜の素揚げをよく作ります。
フライや天ぷらのように「ころも」をつけてしまうとやっぱりカロリーも脂質も増えてしまいますよね。
でも油を控えるために煮たり焼いたりばかりだと、それはそれで物足りなく感じてしまう時もあるのが本音。
今までは焼いた野菜にほんの少しオリーブオイルを垂らしたりもしてきて、それはそれですごく美味しいのですが「揚げる」という調理方法ならではの美味しさというのもあるわけで。
それにもう一つ、子供は揚げ物が大好き。
鶏のから揚げ、ポテトフライなどたいていの子供はパクパク食べます。
でも煮ものなんてたいして食べてくれない。
(いや食べる子もいるけどね)
子供にはそんな傾向があると思いますが、それだけ油の美味しさに正直なのが子供なのかもしれません。
そんな中でも少しでも油のマイナス面を減らすとすれば、ころもをつけて揚げるよりも「素揚げ」はどうだろうかと。
もちろん油は使うのですがころもがない分だけ抱き込む油の量が違ってきます。
そして素揚げは意外と良い点が多い。
栄養的には「揚げる」という調理法は栄養素が逃げてしまったり壊れてしまうことにもなりかねないのですが、我が家では子供が「食べてくれる」という第一段階のゲートを突破してくれる調理法なのです。
たとえばレンコン、ごぼう、かぼちゃ。
これはうちの子供が好まない野菜です。
たとえばこれらは煮物には定番の野菜ですが、そうすると子供にとってはどうも拷問に近いほど食べるのがイヤなのだそう。
ところがこららを素揚げしてあげると食べる食べるw
食感、味、全てが好みに変わるのか大好物になってしまうという不思議さ。
油を完全に排除することはできませんが「食材の味に慣れる」⇒「好きになる」という展開に持っていくには過程としてはいいのではないかと思います。
しかも素揚げは素材そのものの味がしっかり濃く味わえると思うのですよね。
たぶん水分がほどよく蒸発して濃厚になるのだと思う。
余計なもの(ころも)がついていないし素材そのものだけで勝負している。
ちなみに味付けはたいてい塩のみ。
これが一番いいです。
野菜のうま味や甘味が引き出されるような気がします。
だからこそ塩にはかなりこだわっています。
現在使っている塩ですがおすすめですよ!
とにかく「素揚げ」、はまっています。
ダイエット中の人に揚げ物をすすめるのも何ですが、もし食べたいという衝動にかられたら「素揚げ」がいいのではないでしょうか。
美味しさも満足感も問題なしです。